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確定申告に役立つ本

会社員になると税金に関する手続きの大半を会社がやってくれますが、独立するとそれらを全部自分でやらなければなりません。

フリーランスがすべき税務申告と節税の方法について、マンガを交えてやさしく解説し、定番になったといえる本が、きたみりゅうじさんの『フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。』(日本実業出版社)です。

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もとはフリーランスのブログラマーだったきたみさんが、まったく知識のなかった税金の知識について、専門家(税理士)の税金講座を受講して、疑問点を聞いていく形で構成されているので、ビジネス書を読んだことのない人でもとっつきやすいと思います。

目次はこんな構成になってます。

第1章 税金ってなんぞや?
第2章 カシコクいこう社会保険
第3章 記帳業務はシゴトの家計簿
第4章 ムダなく納税の青色申告
第5章 知らずにすまない消費税
第6章 いずれは見すえる法人化
第7章 しのびよる税務調査の影

手続きの解説に加えて、意外と裏ワザ的な情報も載っているのは独立の実体験があったからこそでしょう。

初版が出たのは15年前。最寄りの図書館にも置いてあったのですが、7年前に発行されたもので内容もちょっと古くなってました。

「令和改訂版」は2020年11月の発行なので、インボイスについてなど大幅に加筆されており、もちろん最近の税制改正に対応しています。

ちなみに税制改正は毎年行われます。必ずしも個人に影響があるとは限りませんが、何かしら変わることがあるので要注意です(どんなところが変わるかのポイントはだいたい前年の年末には明らかになります)。

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