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【試験に出るインテリア】家具の分類と種類

インテリアBiz+のasaです♪
インテリアコーディネーターの1次試験では、建築やインテリアに関する幅広い知識が問われます。
インテリアBiz+では1次試験で出題されやすいポイント随時ご紹介。
今回のテーマは「家具の分類と種類」です。

家具は3種類に分けられる

私たちの日常生活に欠かせない様々な家具。
家具の種類は、その機能により大きく3つに分類されることをご存じでしたか。まずはこちらの表をご覧ください。

家具の種類

こちらの表に示された通り、家具は人体(アーゴノミー)系家具準人体(セミアーゴノミー)系家具建物(シェルター)系家具の3種類に分類されます。
この3つはインテリアコーディネーター試験でも頻出される用語ですので、漢字とカタカナの両方をしっかりと頭に入れておいてください^^
続いて、それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

人体(アーゴノミー)系家具

人体(アーゴノミー)系家具とは、直接人間の体を受ける家具を指します。脚ものとも呼ばれ、具体的には、椅子やソファ、ベッドなどが該当します。特に椅子は種類が多いので、代表的なものは写真を見て特徴を覚えておきましょう。

ダイニングチェア

ダイニングチェアは、食事をするための椅子です。

ハイバックチェア

背もたれが高い(500㎜を超える)椅子はハイバックチェアと呼ばれます。

アーロンチェア

執務をするための椅子をオフィスチェアといいます。
オフィスチェアの中でも特に有名なものとして、アーロンチェアがあげられます。アーロンチェアは背もたれがメッシュ素材で通気性が良く、座り心地が良いという特徴があります。

ベッドは人体(アーゴノミー)系家具の代表的な家具ですが、幅寸法によりサイズは5種類に分かれます。こちらもインテリアコーディネーター試験で問われやすい内容となりますので、ここで頭に入れておきましょう。

ベッドのサイズ

シングル=幅1000㎜セミダブル=幅1300㎜ダブル=幅1500㎜クイーン=幅1800㎜キング=幅2100㎜と覚えておくと良いでしょう^^

準人体(セミアーゴノミー)系家具

準人体(セミアーゴノミー)系家具とは、物と作業に伴った人間の身体を受けるものを指します。具体的には、テーブル、机、カウンターなどが該当します。インテリアコーディネーター資格試験では日常生活で見慣れていても名称を知られていないものや、あまり目にしない家具やも出題されますので、写真を見てしっかり頭に入れておきましょう。

ティーテーブル

ティーカップを置くテーブルを、ティーテーブルと言います。
円形テーブルのトップのものが多いです(500φ程度です)。

センターテーブル

ソファとセットで使用するテーブルのことを、センターテーブルと言います。

サイドテーブル

サイドテーブルは、ソファの横に設えるテーブルのことです。
スタンドライトや額などを置きます。

ナイトテーブル

ベッドの横に設えるテーブルの事をナイトテーブルと呼びます。
スタンドライトや時計などを設置します。

コンソールテーブル

日本ではあまり見かけませんが、奥行きの浅い装飾用のテーブルをコンソールテーブルと呼びます。
決まりはありませんが、奥行きは300㎜以内のものが一般的です。

建物(シェルター)系家具

建物(シェルター)系家具は、物を納め人間の身体を受けない家具を指します。箱ものとも呼ばれ、代表的なものにタンスやワゴン、カップボードなどがあげられます。
また、収納全体のことをキャビネットとも言いますので、ここでしっかり覚えておきましょう^^

リビングボード

高さが1800㎜以上のもので、リビングに収納・テレビを置く家具を、リビングボードと呼びます。

サイドボード

リビングボードの下部のみのものは、サイドボードと呼ばれます。

ライティングビューロー

ライティングビューロー(閉めた時)

ライティングビューローは、建物(シェルター)系家具の中でもインテリアコーディネーター資格試験で頻繁に出題される家具なので、しっかり覚えておきましょう。
扉を開けるとデスクになるので、準人体(セミアーゴノミー)系家具と誤って認識する人も多いため、間違えないように注意しておきましょう。

3種類の家具の特徴と代表的な家具の名称をおさえておこう

今回はインテリアコーディネーター1次試験を臨むにあたっておさえておきたい「家具の分類と種類」についてご紹介しました。

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では、また♪