昨年のインテリアコーディネーター資格試験の結果について分析

インテリアBiz+のasaです♪
今回は昨年行われた第39回インテリアコーディネーター資格試験の結果についてご紹介したいと思います。
インテリアコーディネーター資格試験は、年に1度の実施。
学習に取り組む前に試験結果をしっかり分析して、試験に対する心構えをしておきましょう。

2021年に行われた第39回のインテリアコーディネーター資格試験の1次試験（筆記試験）に関しては、比較的オーソドックスな出題であったかと思います。
一昨年度は少し過去問での対策では回答が難しいような問題もあり、難しかったと感じた受験生も多かったのではないでしょうか。

さて、昨年の試験について結果を数字で見てみると以下の通りとなっています。

一次・二次通しての合格率は、23.5%

出典:インテリア産業協会公式HP

2021年度【第39回】インテリアコーディネーター資格試験の合格者は、2,334名でした。
一次の「学科」試験では、9,640名が受験し、3,166名が合格しています。
合格率は、32.8%です。
二次の「プレゼンテーション・論文」試験では、2021年度に一次試験に合格し二次試験の合格を目指す受験者2,725名と、一次試験免除措置受験者1,226名の合わせて3,951名が受験し、2,334名が合格しました。
2021年度に一次・二次試験を通じて資格取得を目指して受験をした9,935名に対する合格率は、23.5%となりました。
結果から見ると、一次・二次試験を通して一発合格を目指すなら、相応の学習と対策が必要となることがお分かり頂けると思います。

過去5年間の一次・二次通しての合格率は、平均23.8%

過去5年の一次・二次試験を通じた資格取得対象者に対する合格者の推移は以下の通りです。

出典:インテリア産業協会公式HP

近年のインテリアコーディネーター資格試験の合格率は2021年度と大差なく、例年25％以下のパーセンテージで推移しています。

合格者は、女性の割合が高い傾向に

また過去5年間の試験合格者の性別割合は、女性が高い傾向が続いています。2021年度は女性の合格者が79.9%を占めており、インテリアコーディネーター資格が女性に人気の資格であるということを物語っていると言えるでしょう。

出典:インテリア産業協会HP

合格者の年齢割合では、若い世代が多数を占める

近年の合格者の年齢別割合では39歳以下が70.6%を占めており、若い世代の合格者が多数といった傾向が続いています。
2021年度の最年少合格者は17歳、最年長合格者は70歳でした。

出典:インテリア産業協会HP

受験資格や年齢制限が無いことから、幅広い年代から合格者が出ているのもインテリアコーディネーター資格試験の特徴であると言えるでしょう。

合格者の7割以上は建築・インテリア業界関係者

合格者の殆どは、建設会社やハウスメーカー、インテリア関連会社などに勤める業界関係者です。業界関係者がスキルアップをはかるために資格を取得するケースが多いと言えるでしょう。

出典:インテリア産業協会HP

その一方、主婦や学生など業界未経験者の合格も目立ちます。
インテリアコーディネーター資格は業界未経験者が建築やインテリア業界での就職を目指す際にアドバンテージとなる資格であるため、業界未経験者が就職への足がかりとして資格を取得している場合もあります。

本年度（2022年度）のインテリアコーディネーター資格試験の日程は？

■一次試験：10月9日（日）実施予定
■二次試験：12月4日（日）実施予定

4月1日（金）にインテリア産業協会より、本年度のインテリアコーディネーター資格試験の日程が発表されました。
本年度は一次試験が10月9日（日）、二次試験が12月4日（日）に実施予定となっています。

本年度のインテリアコーディネーター資格試験まではまだまだ時間がありますので、自分に合った学習方法を探すことから始めましょう。

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では、また♪

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