ビットコインの価格に一喜一憂しない投資方法とは〇〇を知ることだ！
今回のコラムでは、『経済の健康』につながるお話しをお届けいたします。
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中国が暗号通貨の締め付けを強化しているとのニュースが後を絶ちません。
今年の6月には、マイニングが実質禁止となり、多くの業者が中国から海外へマイニング工場を移転。
そして今回は、海外の取引所からインターネットを経由したサービスも含め、暗号通貨の決済や関連サービスを全面的に禁止すると発表しました。
結果、ビットコインを初めとした暗号通貨関連の価格は下落し、それはテレビ東京のニュース番組でも取り上げられていました。
しかし、このニュースだけを切り取ると、マイナスイメージに捉えられやすい暗号通貨ですが、こういった時こそ広い視野が必要です。
まずは、暗号通貨の歴史です。
ビットコインが誕生したのは、2009年1月3日でした。
ジェネシスブロックへ当時の新聞記事の情報が記録され、マイニングがスタート。
初めてビットコインに、価値が付いたのが、皆さんご存知の「ビットコインピザデー」です。
2010年5月22日、アメリカのフロリダ州でプログラマーがピザ2枚を1万ビットコインで購入したのが、始まります。
その後、取引所が開設され、4セントの値が付きました。
私が、ビットコインを知ったのが2012年。当時の価格が800円の時に、初めてビットコインを購入しました。。
価格が1,000円になった時は驚きました。1万円を超えてきたときはひっくり返りました。
しかしながら、知人や家族へ購入を進めてみたものの、ほとんどの人たちがビットコインのポテンシャルを聞いても「そんなこと有り得ない」と言い、スルーしていたことを今でも鮮明に覚えています。
それ以降は、マウントゴックスの破綻があり、10万円を超えていたビットコインは、一時、2万円まで下落。
そんなビットコインも、2017年には200万円を超えてきました。
しかしながら、コインチェックや Zaif でのハッキングが続き、ビットコインの価格は30万円付近まで落ちていきました。
では、その後はどうでしょうか。
先月には、7万ドル近くまで上昇しました。
そして現在、「ビットコイン、一時5万3,000ドルまで下落」といった見出しの記事が、ニュースとなっています。
この様に、一時期だけを切り取ると、ボラティリティーが大きく、「ビットコインは投機対象だから危険だ」と書き込み発言する人が後を絶ちませんが、チャートの歴史をログスケールで見ると、先の様な短期的な視点は薄れていきます。
・ビットコインログスケール：
・ログスケールの説明：
https://www.oanda.jp/lab-education/tradingviewstrategy/oanda-fx-trade/log_scale/
この様に、ボラティリティーが大きい場合、長期的な視野を持ち俯瞰すると、より冷静な判断ができる様になります。
金の価格でも、上場したばかりの株式でも、その歴史を見れば少なからず、同じような道をたどっている物は数多く存在します。
ビットコインは、中央集権の金融市場から、私たちを解放してくれるきっかけとなる産物です。
誕生した思想や、ブロックチェーン技術の概念を近いすると、価格に対して一喜一憂する機会は軽減されます。
本質的な視点から見ると、非中央集権であるビットコインを、中央集権である取引所で売買していること自体、本来はナンセンスであると言えます。
しかし、ビットコインは便利だからと、個人がマイニングで手に入れる事は、非常に難しい状況です。
よって、個人としては取引所で購入するしかありません。
ここで重要なのが、「本質」です。
本質を学ばず、単なる金融商品としてビットコインを購入しているのか、知識を深めながらビットコインを活用しているのか、この違いは非常に大きな差となります。
これは、ビットコインだけでなく、金でも株式でも同様です。
本質を知ったうえで、資産として保有し活用することが重要だと言えます。
ビットコインが誕生し、個人間で直接、資産を送受金できるようになりました。
その後、イーサリアムが誕生し、スマートコントラクトの概念が世界に浸透しました。
そして、DeFiが登場した事により、中央集権的な金融市場に疑問を抱く人々が増え、既存金融機関の改革が迫られています。
2008年、リーマンショック発生。
2009年、ビットコイン誕生。
ビットコインの価格に一喜一憂しない投資方法とは、ビットコインの「本質」を知ることです。
それでは本日も、誰かの為に、愛あふれる一日をお過ごしください。
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