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ビジョントレーニングってどんなもの?

いきなりですが、ビジョントレーニングって何?という方もいるかと思います。
結論から言うと、ビジョントレーニングとは、「視る機能を高める!」トレーニングです。

はじめに

さて、突然ですが、この記事を読んでいるあなたに質問です。
次のうちに当てはまる症状はありますか?

・読むのに、とても時間がかかる
・読んでいると、すぐに眠たくなってしまう
・読むときに、頭や体が動いてしまう
・行を読み飛ばしたり、同じ箇所を何度も読んでしまう
・黒板に書かれた文字を、ノートに書き写すのに時間がかかってしまう
・近くを見るときに、頭を斜めにして見たり、しきりに瞬きをしてしまう
・物が二重に見えることがある
・運動神経が良くない、特に球技が苦手で、ボールキャッチができない
・後頭部の付け根が良く重だるくなる、痛くなる、偏頭痛持ち
・紙に書いている線上を、ハサミでまっすぐ切ることができない
・視力は良いが、目標物にスッと焦点が合わない
・話を聞くとき、作業中など、集中してみることが苦手
・集中しているときに、視線を絶えず動かす様子がある
・漢字をなかなか覚えられない
・図形問題が苦手で、書くことが苦手な図形がある
・人から受けた支持や説明の内容を、頭の中で描くことができない
・真似して体を動かすことが苦手
・見たものを書くことが苦手

いかがでしたか?

いきなりの質問で、すでに読む気が無くなっている方もいるかもしれませんね…18個の質問のうちに当てはまるものはありましたか?

もし当てはまる物があったら、ビジョントレーニングによって改善されるかもしれません。なぜ今「視る」ことにフォーカスが向けられているのか。

それは、年々「視る」機能が失われているからです。

2018年に発表されたデータによると、20代から60代の男女1000人にアンケートをしたところ、メガネを使用している人は、実に7割以上。メガネやコンタクトと、全く縁はないと回答したのはたったの22.3%しかいなかったのです。このアンケートは、成人の方をターゲットとして調査をしていました。

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少し内容は変わりますが、別のアンケートでは成人していない、子供達の「裸眼視力が1.0未満」の割合について調査しているものがありました。そのアンケートによると、2016年の段階で、高校生では65%、中学生では54%、小学生では31%が、裸眼視力1,0未満とのことでした。

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このデータは2016年のものなので、ゲームやスマホの普及を考慮すると、今はもう少し多そうですね。調査対象が裸眼視力で1.0未満のみなので、遠視や近視、乱視などの割合は不明ですが、これだけの人たちが眼の機能に、何らかの異常を持っているということです。

子供達のスマホの普及や、企業のテレワークの導入などで、眼の機能を低下させてしまうリスクが多い現代だからこそ。

ビジョントレーニングによって、少しでも「視る」機能で困る人を減らせるようにしたいです。ここまで読んでいただいた皆さんならビジョントレーニングの必要性を、少しはわかっていただけたかなと思います。

ビジョントレーニングに必要な知識

それでは早速ビジョントレーニングについて!
といきたいところですが、、、

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