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【速報版】 南シナ海で中国・ロシアが合同海軍演習を実施~「海の協力2024」
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◆緊張感高まる南シナ海で中国とロシアが合同海軍演習
タス通信によると、ロシア太平洋艦隊と中国人民解放軍海軍の南方歓待が南シナ海において合同海軍演習を実施している。両国艦隊は広州湾の湛江港で演習開始のセレモニーを開催した後、出港。同港は北東に台湾、東方にフィリピン、南方にベトナム沖合を睨む要地で、「南シナ海全域が領海」であると主張する中国にとって、重要な拠点である。
この間、6月に北朝鮮、ベトナムをプーチン大統領が連続して訪問し、両国と安全保障上の協力関係を深化させることを約したことと照らし合わせるなら、とかく後者とは対立しがちな中国と敢えて合同演習を実施することで、地域の安定にロシアが深く関心と関与する意思を持つことを示す意味合いが込められていると考えられる。
今回は速報として、報道画像と共にタス配信の記事の概訳を掲載する。
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◆ロシアと中国 合同海軍演習「海の協力2024」を実施
【モスクワ、7月15日、タス通信】
ロシア太平洋艦隊と中国人民解放軍海軍の合同艦隊は、合同演習「海の協力2024」の実施のため、湛江港を出港した。ロシア太平洋艦隊報道部が明らかにした。
それによれば、「本日、ロシア太平洋艦隊所属のコルベット艦『グロームキー』と『レースキー』および中国人民解放軍海軍所属の駆逐艦『銀川』、フリゲート艦『大理』と『衡水』は、総合補給艦『微山湖』を伴い、中国の港を出港し、合同海上演習を実施する」という。
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湛江港では、合同演習の開始式が行われ、両国の海軍幹部らが水兵らを査閲した。
露中合同演習「海の協力2024」は今月15日から17日まで実施。ロシア太平洋艦隊と中国人民解放軍海軍は、対空防衛演習、中国人民解放軍の対潜航空機も参加した対潜演習、さらには洋上補給演習を実施する。また洋上救助訓練も実施される。
両国海軍は2005年に黄海で初めて合同演習を実施し、2012年以来、様々な海域で定期的に演習を実施している。
※元記事(ロシア語報道)
https://tass.ru/armiya-i-opk/21361043
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(了)
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