見出し画像

【読書】本当の豊かさ ジャン・ジオノ

画像1

今まで自分が読んだ本の中で,こんなに読みにくい本はそうなかったのではないかと思えるほど読みにくい。
しかし,いい事が書いてあるはずだから,何とか読んでしまおうと悪戦苦闘したが,結局は読めなかった(涙)

せめて訳者の後書きだけでも読もうと思うが,それも読めない。とにかく読みにくいのだ。
ただ全編通して著者が訴えたいことは,タイトルの通り(笑)「本当の豊かさ」という事なのだ。

本当の豊かさは,自然の中そして私たちの心の中にのみ存在する。そしてその豊かさは,いったんそれを自分の物にしてしまうと,誰にでも分ける事が出来る。そうする事によって私たちは喜びと平和を味わう事が出来る。

物質的な豊かさは本当の豊かさではない。

これを言いたいがために,この本当に読みにくい本を書いているのだが,今の世の中、この本を評価する風潮があるらしい。この本書かれたのが1930年頃というのだが,それが今になってもてはやされているという事は,本質をついているからに他ならないと思われる。

この作者は,もう一つ「喜びは永遠に残る」という本と,こちらも世界で大人気の「木を植えた男」という代表作があるらしいが,とても読む気にならない…。少し気になるが(笑)

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,141件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?