【映画】蛇の人

なぜこの映画を見たのかがよくわからないのだが、最初に不思議な感じで始まって、なかなか面白いミステリーなのか…と思い見続けていたら、途中の義太夫のところが間延びして、最終的には平凡な終わり方になってしまい、イマイチであった。

あらすじとして、一人の優秀な営業マンの上司が首吊り自殺、その優秀な部下は行方不明、原因は1億円の横領にあるらしい…というところからスタート。その部下の行方を追おうとした部下の永作博美は、実はその彼の私生活を一切知らなかった…ということで、知り合いを訪ねて回る中で、彼の特異な体質を感じるようになる。それは、彼の周りにいる人たちはすべて不幸になる…ということ。

しかも彼の父は義太夫の有名な家元だったのだが、その彼が口にすることで、周りの人が不幸になるというか不幸になるように持っていくという不思議な出来事がいっぱい過去にあったことがわかってくる。

結果的に永作博美は再会し、ドラマはエンディングになるのだが、どのようになったかは丸投げ。

この映画、有名人がいっぱい出ていて面白い。永作博美はサラ金のお姉さんとして今でも大活躍。西島秀俊は大河ドラマで綾瀬はるかのお兄さんをやってたし(笑)、劇団ひとりとか板尾創路とか勝村政信、石野真子まで出ていた…。もったいない気がする(笑)