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イマドキの学⽣のトリセツ

社会人のみなさん、普段「イマドキの若い人は何を考えているのかわからない…」と感じることはありませんか?社内で接するときも、なにがベストなコミュニケーションのとり方なのかわからないことがあると思います。本稿では、学生が実際にどんなことを考えているのかを「イマドキの学生のトリセツ」として紹介いたします。インターンシップ生に特化した内容となりますので、社内でインターンシップを行っている方は必見です!

今どきの学生の特徴

では、まず「イマドキの学生」にはどのような特徴があるのか、3つの観点からお伝えします。

競争ではなく協力重視

現代の若年層は、いわゆる”ゆとり教育”で育ってきました。つまり、競争をさせない・差別化しない・追い詰めない等の環境が普通なのです。そのため、ビジネスの場でも周りと競争するのでなく、協力することを好みます。

空気を読むことを優先

イマドキの大学生は、小学生の頃からスマートフォンを持つことが普通のいわゆるスマホ世代です。そのため、現代で大きく普及したデジタルツールやSNSが中心の生活をしています。そのため、対面のコミュニケーションよりも文字でのコミュニケーションが主要となり、自分の印象が悪くならないよう気を使うため、周りの空気を読むことを優先します。つまり、空気を読むのが優先なため、自分の意見はあまり発さないということです。

レベルは人並みで十分

平成31年度の新入社員働くことの意識調査によると、働き方は「人並みで十分」と答えた人が過去最高を更新し 63.5%となりました。
現代の学生は、自分の能力を試すことや社会の役に立つことよりも”楽しい生活”を望んでおり、ビジネスシーンでの向上心が減少傾向にあるようです。また、人並(平均)で十分という考え方が多いことから、与えられたタスク以上のことはやらない”ほどほどのレベル”で満足する人が多く見受けられます。

では、何を求めてるのでしょうか?
今までの若年層のタイプと全く異なるイマドキの学生たち、じゃあ彼らは一体社会に何を求めているのでしょうか。今回は、多くの学生が注目している”インターンシップ”に求めていることをご紹介します。

学生が求めるインターンシップ

学生は、会社のお手伝いをするためにインターンシップに参加するのではなく、あくまで社会経験や自己成長のために参加します。
その中で重視されるのが、”仕事の具体的な体験や理解ができるかどうか”と”フィードバックなどの振り返りがもらえるかどうか”です。
特に長期インターンシップでは、学生は実際に働くことを目的としています。つまり、具体的でリアルな情報や経験を企業に求めているのです。
下記に記載してある、実際にインターンシップに参加した経験がある学生の意見を見ても分かるように、実際にインターンシップに参加してみて、その企業や業界が自分に合うのかを判断しています。

加えて、インターンシップの満足度が高いと、その企業の本選考に進みたいと考える確率が高くなっていることも分かるデータ(リクルートキャリアの研究機関・就職みらい研究所より)もあります。
このことから、学生は自分の将来をイメージすることを重要視していることが分かります。では、自社のインターンシップを学生のニーズに合わせるにはどうしたらよいのでしょうか。

満足度の高いインターンシップを行うには

学生の興味を引くには、インターンシップのプログラムを充実させることがカギになります。特に、実際の業務に近い体験内容・社員との十分な交流時間・参加後(長期の場合は定期的な)フィードバックの3点は重視されるので、インターンシップの設計を行う際に意識してみてください。
また、参加志望学生が集中する夏と秋冬のインターンシップでは、それぞれの参加学生の特徴を活かしたプログラムにすると良いでしょう。
サマーインターンシップでは、業界調べのためにインターンシップに参加する学生が多いので、業界を深く知れる体験できるプログラムにしてみたり、秋冬インターンでは本選考に備えて参加する就活生が多いので、本選考に繋がるインターンシップにしてみたり…学生のニーズに合わせる方法は沢山あります。会社の良さを活かしながら、インターンシップの満足度UPを目指してみてください。

学生の扱い方

せっかく学生がインターンシップに参加してくれたのに、有効活用できないと意味がないですよね。ここで「イマドキの学生のトリセツ」に戻って、インターンシップ生をどう扱っていけばよいかお伝えします。

こまめなコミュニケーション
業務上ではこまめな報告や相談が必要不可欠です。ですが、周りの空気を読むことを優先するイマドキの学生は、なかなか積極的にコミュニケーションを取ろうとしません。そのため、学生としっかり意思疎通ができるようにするためには、こまめなコミュニケーションを普段から取る必要があるのです。例えば、学生が良い成果をあげた時にはしっかりと「ありがとう」や「助かった」と伝えてあげると、学生側は社員を信頼し、心を開くようになります。また、信頼関係ができることで、学生は「この人のために頑張ろう」とさらに意欲的に働いてくれるのです。これは、業務の効率化にも繋がることなので、ぜひ実践してみてください。

自分で考えるクセをつけさせる
イマドキの学生は、インターネットが常にそばにある環境で育ったため、自分で考える前に全てインターネットで調べて解決しようとします。
ただ、業務上ではインターネットの情報だけでは限界がある場合もあります。その時に備えて、学生に自分で考えるクセをつけることが大切になります。PDCAサイクルなどを活用して、受け身でなく自分から考えて動ける人材に育てることで、期待以上の成果を出してくれるケースも出てくるでしょう。このように、自分で考えるクセをつけるだけで、指示待ちでなく主体性を持って行動できる学生にレベルアップさせることができるのです。

まとめ

「イマドキの学生のトリセツ」及び学生のニーズに合ったインターンシップについて、いかがでしょうか。現代では、ステレオタイプではなく、多様性を重視する人が増えている傾向があります。それに伴い、型にはまった働き方は減っていくでしょう。今回紹介したイマドキの学生にも柔軟に対応できる企業が、これから学生に重宝されていくのではないでしょうか。

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最後までご愛読いただきありがとうございました!
次回もお楽しみにしてください!!

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