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何回も言うけど、『地震保険』に「おすすめ」は無いよ!ランキングや比較も意味ないかもよ?

日本は地震が多い国なので、地震に備えて「地震保険」に入ろうって思った時に、やっぱりできるだけ保険料が安い保険会社で手厚い補償がある会社を選びたい!って思いますよね。

「保険」はライフステージに合わせて見直そう!比較検討して選ぼう!とかそもそも、その保険必要?なんて影響力のある人が言ってたり。

本当に種類の多い保険だけど、「地震保険」は全部一緒だよ!ってことを説明したいと思います!ただ、細かい補償内容とかについてはまた次にしたいと思うので、質問あればコメント下さいね!

「地震保険」は地震による損害に備える保険

「保険」ってたくさんあって理解するの大変ですよね!
まず、難しい保険用語からどんな補償(保障)なのかを理解して・・・・
今の生活環境と将来のリスクに備えて必要な保険を比較して選ぶ....…
結構、大仕事だと思うのです。

そんなたくさんある「保険」の中で火災保険や地震保険は、自分の自宅のための保険で住まいを守るための保険です。

「守る」といっても損害を受けた後の費用の補償ですけどね....…

マイホームを持っている人は住宅ローンの貸付条件でもありますし、台風や集中豪雨などさまざまな災害から住宅を守る火災保険に入っていると思います。

基本の「衣・食・住」の中の「住居」のための保険なので任意で加入する保険だけど、未来の生活に大きな影響を与えるかもしれない火災保険と地震保険。 

日本は災害が多い国です。
災害の中でも「地震」は広範囲に及んで大きな被害をもたらすリスクがあり、みんな、地震の怖さは知っていますよね(実感はないかもしれないけど.…)。

地震で我家が住めない状態に・・・
そんな時でも「貯金で何とかなりそう」「富裕層なので大丈夫です!」「賃貸だし、引っ越せばいいと思う。家具は貯蓄で揃えられるし」というような人以外は、地震保険に入っておいた方がいいのかなぁ~と個人的に思っています。

地震による損害は、火災保険では補償してもらえないんですよ。
知ってますよね???

地震保険の補償内容や保険料については、確認しておこう!⇒こちら

「地震保険」はどこの会社で契約しても保険料も補償も変わらない

地震は火災保険では補償されないので、火災保険とセットで契約します。そこも、しっかり理解しておきたいですよね。

まぁ、基本です。基本ですけど、マイホームを買ったり、火災保険や地震保険に加入するような状況にならない限り、あまり知ることがないかもしれません。

地震による建物や家財の損害に対するを補償を受けられる保険は「地震保険」だけ(一部少額短期保険を除く)です!。

地震保険は政府と民間の保険会社が共同で運営している保険なので保険会社によって補償内容や保険料に差はない保険です。それも、覚えておきましょう。

だから、「おすすめの地震保険」とか「地震保険の人気ランキング」なんてちょっと変なんです。違いがないので「おすすめ」もなければ「人気」がどれかなんてありません。そんな言葉に騙されず、地震保険の補償内容で判断して、必要かどうかを選択しましょう!

火災保険は、保険会社によって保険料に差があるので、補償内容の選択と、どこの火災保険に加入するか、ということを決めて、地震保険をセットするかどうかを選択する決め方がスムーズかと思います。

地震保険の世帯加入率は約35%!

損害保険料率算出機構統計集2021年度版によると、2021年における地震保険の世帯加入率は34.6%です。2020年の世帯加入率は33.9%だったのでわずかながらの上昇がみられました。

ただし、地震保険は火災保険とセットで加入します。ですから、当該年度で火災保険(住宅物件)に加入している人が地震保険を付帯して契約した割合でみると、69.0%になるみたいです(共済含めず)。

地震保険の補償内容をみると、建物が全損した場合でも最大で火災保険の50%しか補償されず、「補償が足りない」と思うかもしれません。
「入っても意味ないのでは?」と考える人がいてもおかしくないと思います。

「当然、公的支援、ありますよね?」と思いますが、期待したい公的支援は、住宅再建には足りないと思っておいた方がよさそうですよ。

東日本大震災で全壊した住宅では約2100万円不足・・・という報告もありますし。住宅再建以外にも50万円以上の費用が必要だったと報告されています。

やっぱり、地震による損害の補償は地震保険で備えるしか今のところ代替手段が思いつきません。。。

大災害となれば国も地方自治体もそれなりにパニックになりますし、自分で災害が起きた時にどうするかということは考えておいた方がよさそうに思います。災害で一瞬にして今の生活が壊れてしまっても家族との連絡手段や避難グッズの用意、お金の都合はつけておきたいですよね。

住宅再建を考えて、火災保険の上乗せ特約と少額短期保険で補償を手厚しておく

地震保険は、第一に「被災した人々の生活の安定に貢献する」ことが目的なので建物を再建したり、新たに購入するには補償が足りないかもしれないですね、、、

せっかく地震保険で備えていても「住宅再建できないならどうしたらよいの?」と思う人もいますよね。

地震保険は火災保険とセットで契約するので、地震保険に加入すると契約できる火災保険の特約で地震による損害の補償を上乗せできるかもしれません。

地震保険の上乗せができるかどうかも火災保険会社選びの参考にしてみてください!「必要ない!」という人は大丈夫です。。。

また、地震保険は火災保険とセットでなければ加入できませんが、少額短期保険の中に単独で地震に対して備えることができる保険も登場しています。

1.地震危険等上乗せ特約

地震保険の補償内容を補填する火災保険の特約「地震危険等上乗せ特約」を付帯することで地震保険による損害を最大100%の全額補償にすることができます。

2.地震火災費用保険金支払割合変更特約

「地震火災費用保険金支払割合変更特約」という地震などを原因とした火災による損害の場合に限り、地震保険の上乗せで補償を100%にすることができます。

3.少額短期保険の「地震補償保険」

地震保険とは、制度や補償内容が異なりますが、地震に対する備えができます。火災保険とセットではなくても契約できるので、火災保険に契約していなくても加入できます。

少額短期保険は保険金の上限が1,000万円で損害額に関係なく保険金を受け取れたり地震保険とは異なる魅力がありますが、補償が限定的だったりするので補償内容はしっかり理解する事が注意点になります。

補償内容をしっかり理解した上で火災保険とセットで契約する地震保険ではなく、少額短期保険の地震保険で備えれば大丈夫と考える人もいると思いますし、単独で契約できるので地震保険の上乗せで加入している人もいるようです。

まとめ

地震保険の保険料はどこの会社で契約しても同じ。と言ってもエリアによって異なっています。地震のリスクが高いと考えられる地域に住む人は保険料が高くなっています。

地震保険はどこの保険会社で契約しても保険料は同じだし、補償も変わらないけど、どんな補償内容になっていて、自分の家の保険料はいくらになるのかはちゃんと確認しましょう!

保険選びは本当に難しい。。。
万が一のための保険だから、分からないことは保険会社やプロに相談して解決しておきましょうね。後悔のない補償で備えておきましょう!

一般的なことしか答えられませんが、質問があればコメント下さい!


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