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1~3月は自動車販売台数が伸びる時期。2024年はどうなる?

1~3月は車の販売台数が増える月

下記は、一般社団法人 日本自動車販売台数連合会一般社団法人 全国軽自動車協会連合会が発表する2023年の自動車販売台数を合計したものです。

A:新車・月別販売台数(普通乗用車、小型乗用車、普通貨物車、小型貨物車、バスの合計)
B:軽四輪車・月別新車販売台数

2023年は好調で1月の新車販売台数は前年同月比の16.0%増で38万2338台だったようです。1月~3月は1年で最も車の販売台数が伸びる時期で、例年この時期になると自動車業界は活発になります。

1月はその年のスタートの月。
毎年、車の初売りキャンペーンで盛り上がり新車販売キャンペーンの広告で賑やかにりますよね。初売りは1年のスタートなので、景気よくプレゼントも豊富でこの時期に新車を購入しようと考えも多く活気づきます。

新車の販売台数が多いということは、中古車業界も新車の販売に伴って盛り上がるので、結果として自動車市場が活発な時期なのだと思います。

3月は決算期です。3月の決算に向けて2月、3月は各自動車メーカーやディーラーが販売に力を入れる月間です。決算に向けて売上を伸ばすために決算キャンペーンなども盛り上がってくる時期です。値引き交渉も行いやすいのでこの時期を車購入チャンスと考えている人も多いですよね。

さらに、2月は新型車の発売や販売が多い月でもあるんだとか。
新型車や新車の発売には注目度が高まり販売台数にも反映されますね!

そして、3月の決算月!
3月の決算月はどの業界もそうですが、自動車業界も、決算サービスなどで販売台数を伸ばすので、1年で一番忙しい時期でしょう。

1~3月は自動車保険の新規加入・乗り換えも増える!

車を運転する時には自動車保険の加入が必要です。自動車保険は任意保険ですが、未加入の無保険で公道を走ることは危険なので、ほとんどの人が加入します。

車の買い替えで新しい車を購入する人は車両入替で前の自動車保険を引き継ぐという人も多いですが、車の購入と同時に新しく自動車保険に加入する人や保険会社を乗り換える人も多いので、1~3月の車の販売台数が伸びる時期は自動車保険の申し込みも増えます!

保険の比較サイト「インズウェブ」では、自動車保険の一括見積もりサイトを運営していますが、やっぱり、1~3月の利用者が一番多いです。

2024年はどうなるのでしょう・・・?

2023年の後半には自動車業界で大きなニュースとなったことがありましたね。

まずは、中古車販売大手のビッグモーターの保険金不正請求問題ですね。にわかに信じがたいびっくりする会社の状況をニュースで見て驚く日々でした。

そして年末に飛び込んできたダイハツ工業による認証業務不正の問題。ダイハツ車の販売中止状態は現在も続いていて、ダイハツは人気の販売台数上位の軽自動車もあり、販売台数に大きく影響しそうな予感がします。

そういった事件の影響がどれだけあるのか分かりませんが、2024年の予測としては昨年の販売台数より少ない前年割れとなる見通しのようです。

自動車の販売台数が落ち込めば、新規で自動車保険に加入するという人も減るでしょう。

自動車の販売台数は、景気動向を計る指標のひとつ

自動車販売台数は、世界や国内で自動車がどれだけ買われているか、ということから消費者の購買力を判断する景気の先行指標として使われているそうです。

車の価格は、中古車から新車の高級車までさまざまですが、維持費もかかるものですし、多くの人にとって、気軽に簡単に変えるものではないですよね。

  1. 車自体が高価格なため、消費者の購買力が測れる。

  2. 自動車産業に関わる人が多く、経済的な影響力が大きい。

といった点が景気動向を計る指標として参考にされているそうです。

2024年が不安で仕方ない…

2023年のビッグモーターの事件やダイハツの問題などがあり、自動車業界への不信感から購入を控えるという人がいるとしたら景気とは関係なく自動車の販売台数は落ち込んでしまうかも・・・と個人的に心配しています。

そして、まだまだ、2024年も物価高な状況が続いています。
物価高は原油や原材料の高騰などのコスト面が価格に反映している面が大きく、物価の上昇分が賃金に反映されていないという中で、不安感から節約や買い控えをしている人もいるかもしれませんね。

自動車に関して言えば、昨年の不祥事なども引き続き、課題が多い2024年の幕開けとなりました。
そして、1日は能登半島地震が起き、2日は羽田空港衝突事故がありました。

能登半島地震は大きな被害をもたらしましたが、日本全体で沈んでいてもますます経済が衰退し、どんどん悪くなっていくだけです。

もう、どうしたらよいか分からないくらい、いろんなことが起こっていますが、元気な人は日本を元気にするためにできる事をやっていきましょう。

とりあえず、消費者庁が「物価が上がっているけど、消費者の私たちは
どうしたらいいの?」というのを掲載していたので下に貼っておきます。

▼わたしたちにもできること

  1. 消費者の立場からも、この機会に物価と賃金の関係について考えてみる

  2. 行きつけのお店や推しの商品に値上げがあっても、買って応援する

  3. 賃上げを求め、賃上げが実現するよう自分もできることにトライする

能登半島は大変な状況ですが、災害に見舞われなかった人は、募金をする、ふるさと納税で応援する、旅行に行くなど行動をして復興に貢献する事ができます!北陸や新潟のご当地物を購入してみるのだって貢献になると思うのです。

ここで、節約のお話もひとつ。

上で触れたように、物価高の不安からみんなが物を買わなくなり消費が落ち込むと経済はどんどん悪化していってしまいます。

賃金が上がらないから、物価高が家計を圧迫している…という人は固定費を見直してみましょう。固定費を見直して浮いた分でこれまでと変わらない消費を行っていきましょう。

1月~3月は自動車販売台数が多い期間。ですから、自動車保険の契約も1月~3月で行っている人は多い。ということは、満期日が1月~3月ということですね。満期日が自動車保険の乗り換えにベストなタイミングです!。

あなたの自動車保険の満期日はいつですか?
確認してみましょう。
まずは、固定費の自動車保険で保険料を安くすることがきないか見てみましょう。

自動車保険は1年更新が基本です。
毎年、保険料の安い保険会社がないか見直すことができます。

自動車保険会社の保険料比較をやったことがないという人は、ぜひ、次の満期日に見直してみることをおすすめします。

下に、「自動車保険の乗り換え方法とタイミング」についてを貼っておきますね。

2024年、既に波乱の幕開けですが、負けずに日本を元気に、良い年にしたいので、力を合わせて行きましょう!

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