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2024年は海外旅行のチャンス!海外旅行保険の準備はOK?!

2024年は3日以上の連休がなんと12回もあり、昨年よりも4回多くなっています。有給休暇を取得すれば10連休にもなるから、今まではコロナ禍で自粛していたため久しぶりに海外旅行を楽しみたい方にとってはチャンスの年ですね。

さて、早めに航空券を予約して、旅費、滞在先のホテル、プラン、日用品・・・・・・・・海外旅行保険の準備も大丈夫ですか?

そもそも日本にいてもあまりトラブルに合わないから、必要性をあまり感じない方も多いですよね。

しかし、万一旅先でコロナに感染して重症化したら、治療費はどうしますか?
トコジラミに刺されて全身に症状がでてしまったら、馴染みのない土地で病院はどうやって探しますか?

万一飛行機が遅延したら、思わぬ延泊代や食事代は大丈夫?

旅先での楽しみな計画ももちろん必要ですが、万一の備えも大切です。
海外旅行保険に加入していれば、旅先でのトラブルを幅広くカバーしてくれるから安心です。
加入すべきポイントと確認しておきたい補償内容を紹介します。


なんで加入した方がいいの?!

海外の医療費は高い!

海外の医療事情、医療費の決め方は日本と異なる仕組みとなっていることから、同じ治療内容でも海外での治療費が高額になることがあります。
例えば、アメリカ合衆国の中でも、ハワイ、ニューヨーク、ロサンゼルスを中心とした都市部は、日本では考えられない程医療費は高額といわれています。
先進国程医療機関の環境が整っていないアジアの国々においては、外国人患者のみを診察するようなクリニックでは風邪や腹痛の1回の診察でも2~3万円程度かかる場合もあります。

異国の地でも安心なサービスが豊富

ほとんどの保険会社が国内外のアシスタンス会社へ医療アシスタンス業務を委託している為、日本語しか話せなくても大丈夫です。
病気やケガのこととなれば日本語特有のニュアンスを他の言語で伝えるのは難しいですよね。
そんな時でもメディカルスタッフが主治医と連絡をとって症状を伝えてくれたり、その為に必要な通訳費用やその交通費もカバーが可能です。

また、保険会社が提携したキャッシュレス可能な病院で治療を受けると、保険会社が直接病院へ治療費を払うことになるので、病院の窓口で高額な治療を立て替えることなく、安心して治療を受けることができます。

知らない土地だとそこの医療事情も詳しくないし、設備や環境は整った病院かどうか分かりません。保険会社と提携している病院であれば安心して治療を受けることが出来ます。

主な補償内容

海外旅行保険を取り扱っている保険会社はたくさんあり、商品内容も様々ですが、ベースとなる補償内容はさほど変わりません。
そのベースとなる補償内容は、以下4点です。

①病気やケガ
②賠償責任
③飛行機に関する補償
④携行品に関する補償

病気やケガをしたとき

万一病気やケガで海外の病院で受診したら、日本国内での健康保険が使えるわけではないので、高額になってしまいます。
また、各国で医療事情、医療レベル、環境が日本とは異なっている為、経済面だけでなく予期せぬ様々な問題が発生します。

海外旅行保険に加入していれば、治療費が補償されるだけでなく、通訳、医療機関の手配、キャッシュレスの手配、緊急移送手配などのサービスを受けることができます。

◆主な補償内容◆

  1. 傷害死亡・後遺障害、疾病死亡
    旅先で不慮のケガにより亡くなったり後遺障害が発生したとき、もしくは旅先で発病した病気により亡くなったときに保険金が支払われます。

  2. 治療費
    旅先でケガもしくは病気により医師による治療を受けたときに保険金が支払われます。
    ただし、妊娠、出産、早産、または流産に起因する疾病、および歯科疾病はお支払いの対象とはなりません。

  3. 救援者費用
    旅先で亡くなった場合、疾病やケガで3日間以上入院した場合、もしくは遭難・安否不明の場合に、親族の方が現地に駆け付けた際に発生した費用が支払われます。
    主に以下のような費用のうち社会通念上打倒と認めれた金額が支払われます。

例えばこんなとき・・・

他人をケガさせたり、他人の物を壊してしまったとき

日本国内ですら第三者にケガや損害を与えてしまうリスクはありますから、海外だって同じです。
例えば、宿泊先、美術館、お店などの物を壊してしまったり、マリンスポーツなどのアクティビティなイベントの最中など、むしろ日本にいる時よりも賠償のリスクは潜んでいるのではないでしょうか。

【主な補償内容】
海外旅行中に発生した偶発的な事故により、他人にケガをさせてしまったり、他人の財物に与えた損害について、損害賠償金が支払われます。

例えばこんなとき・・・

飛行機が遅延したときや手荷物が届かなかったとき

2024年1月2日に羽田空港で発生した日本航空機の炎上はまだ記憶に新しい出来事ですね。
そのような事故により飛行機が遅延した場合、原則として航空会社側に責任がある場合のみでしか補償されません。
つまり、天候などの不可抗力によるものは補償されません。

そんな万が一の延泊代や余分にかかった食事代や交通費は海外旅行保険でカバーしましょう。

また、預けた荷物が届かない!なんてトラブルも海外旅行保険でカバーしてくれます。

【主な補償内容】

  1. 航空機遅延費用
    搭乗予定の飛行機が6時間以上の出発遅延、欠航、運休もしくは搭乗予約受付業務の不備による搭乗不能、または、搭乗した航空機の着陸地変更した場合、ホテル代、食事代などの費用が支払われます。
    対象となる費用:ホテル代、食事代、交通費、国際電話料等通話費、旅行サービス取消料

  2. 航空機寄託手荷物遅延費用
    預けた手荷物が航空機の目的地到着から6時間以内に到着しなかった場合に、そのために目的地で負担した費用が支払われます。
    対象となる費用:衣類、生活必需品、やむを得ず必要となった身の回りの購入・レンタル費用

例えばこんなとき・・・

手荷物が盗まれたとき、破損したとき

日本は財布を落としても返ってくることがあったり、落としてしまっても声をかけてくれたりと治安が良い国ですが、海外旅行をする際にはその平和慣れしてしまっている意識を変えましょう。
イタリアやフランスなどスリや犯罪率が高い海外は、盗難や破損する危険性と隣り合わせです。
自分の身は自分自身+保険で守りましょう。

【主な補償内容】
■旅先で持ち物(バッグ、カメラ、時計、衣類、旅券等)が盗まれる・壊れる・火災等偶然な事故によって生じた損害について保険金が支払われます。

例えばこんなとき・・・

やっぱり加入は必須?!

最近Xで街中で財布をあえて落としてすれ違う人は声をかけてくれるのか検証した動画が流れてきました。
すれ違う人はほぼ財布を落としたことを教えてくれたりしていて、日本ってやはり治安がいいなと感心しました。
わたし自身お店で席を離れる時はそれほどたいした物が入っていない限りは、カバンは席において離れます。
しかし、そんな平和ボケのまま海外へ行ってはいけませんね。それがアメリカの場合はもう戻ってこないかもしれません。
2016年 各国の窃盗発生率

出典:法務省 令和4年版犯罪白書より

グラフを見ると、海外はやっぱりスリや強盗が多いと感じる反面、日本ってやっぱり平和だなと実感します。
平和ボケから目を覚まして、保険に加入してから海外でエンジョイしましょう!

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