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車のエンジンがかからない!原因と対処方を紹介!

これから始まるお盆シーズンの際、車で帰省される方も多いのではないでしょうか。車で出かける方が多いゴールデンウィーク・お盆・年末年始は、ロードサービスの出動件数が多い時期です。
炎天下の中、高速道路上でエンジンがかからなくなってしまったら最悪です。
万一のエンストの原因・対処法を確認してから出発しましょう!


ロードサービス出動理由TOP3

JAFによると、2023年度における高速道路・一般道での四輪・二輪の合計出動理由のTOP3では、バッテリー上がりが圧倒的に1位を占めています。

出典:JAF(日本自動車連盟)「よくあるロードサービス出動理由」

エンジンがかからない原因

車のエンジンがかからない原因はいくつかあります。解決策を見つける為にもまずはいくつかの原因を考えてみましょう。

◆バッテリーに問題がある
 ・バッテリー上がり
バッテリー内に蓄えられている電気が不足している状態です。バッテリー内の電力が不足すると、セルモーターを動かすことができなくなります。
長いあいだ車を動かさなかったり、室内灯やハザードランプをつけっぱなしにするとバッテリーが上がってしまうことがあります。

 ・バッテリー性能が低下している
バッテリー上がりを繰り返したり、長期間放置したりすると、バッテリー自体の性能低下を早めます。また、夏場の暑さや冬場の低い気温はバッテリーに大きな負担をかけ、バッテリーの放電が適切に行われなかったり、バッテリー上がりを誘発させたりする可能性があります。

 ・バッテリーが交換時期を迎えている
バッテリーは消耗品であり、時間の経過とともに性能は低下していきます。車の使用状況にもよりますが、使用開始から約2、3年経過すると、バッテリー自体が寿命を迎えることがあります。
バッテリーの定期的な点検と、適切なタイミングでの交換をしておきましょう。

スマートキーの電池が消耗している

ヒューズが切れている

セルモーターやオルタネーターが故障している

ガソリンや軽油など燃料が切れている

車の機能には問題がない場合、操作上のミス(ヒューマンエラー)による原因も考えられます。今一度、エンジンの作動手順を確認してみましょう。
エンジンがかからない!考えられる操作ミスとは

対処法は?

エンジンがかからない機械的な原因をいくつか確認したところで、対処法についても紹介します。

バッテリーを充電、あるいは交換する。
車のバッテリーは、エンジンがかからない原因となることが多い部品です。バッテリー上がりを起こしている場合、一時的にバッテリーに電力を供給する「ジャンプスターター」を使用すれば、バッテリーに一定量を充電できるので、エンジンを始動させることができます。
また、周囲に車がいれば、他車と自車のバッテリーを「ブースターケーブル」でつないで電力供給をしてもらい、エンジン始動に必要なバッテリーの電力を一時的に得ることが可能です。

スマートキーの内臓電池を交換する。
スマートキーに内蔵されている電池残量が不足していると、車側でスマートキーからの通信を受け取れないため、エンジンがかからなくなります。内蔵されている電池を新しいものに交換することで、問題を解決できる可能性は高くなるでしょう。

メカニカルキーで開錠し、スマートキーをスタートボタンにかざす。
スマートキーは、ケースの中にメカニカルキー(金属製のキー)が格納されています。スマートキーが作動しない場合、まずはメカニカルキーでドアを開錠させてください。その後、シフト位置が「P(パーキング)」にあることを確認し、ブレーキペダルを踏みながらスタートボタンにスマートキーをかざすことにより、エンジンが始動可能になります。

ガソリンや軽油などの燃料を補充する。
車の燃料切れによるガス欠状態は、エンジンが始動しない理由のひとつです。燃料が不足している可能性がある場合、ガソリンや軽油を補充しましょう。

事前に備えることも大切

楽しみにしていたお出かけの道中で突然のエンジントラブルは避けたい物です。対処法はもちろんですが、トラブルにならないように事前に備えておくことも、手段の一つです。
事前準備のポイントも抑えておきましょう。
エンジンがかからないトラブルへの備え方

どうにもならない時はプロに任せよう!

エンジンがかからない原因が全く分からない場合は、無理をせずロードサービスを利用しましょう。
自動車保険のロードサービスでは、バッテリー上がりのジャンピング、スペアタイヤ交換等の走行可能になるまでの応急処置が可能です。

また、万一現場で復旧しなかった場合でも、最寄りの修理工場やディーラーまでレッカー搬送をしてくれます。
異音がするなど走行不能な状態で無理やり走行すると、道路交通法違反にもなりかねないので、一度プロの目に見てもらいましょう。

ロードサービスの比較ポイント

自力走行可能な状態まで復旧するまでの応急処置の内容において、保険会社間では違いはあまりありません。
しかし、故障時におけるロードサービスの範囲でレッカー可能な距離、レッカー搬送後に発生する宿泊費用、移動費用、代車費用、車両引取費用などに差が開いてきます。
ロードサービスの出動理由は事故より多いのですから、故障時の補償を充実させたい方は是非、比較検討してみましょう。

各社レッカーサービスの比較
各社ロードサービスの比較

補償内容が同じであっても、ロードサービス利用時の対応時の質は異なってきます。現場で困っている訳ですから、スピード感や親身な対応が求められてきます。そんなサービスの質は口コミを参考にしてみても良いでしょう。

▷保険会社の口コミ


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