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VS2022 実装 VC# 前編1 入門

システム開発シリーズ№30-1
Windows11|Visual Studio Community 2022
フォームアプリ VC# 前編1
執筆 2022/06/16
公開 2022/07/02
改訂 2022/07/27
エンジニア 安 藤 哲 郎

このドキュメントの目的

システム開発において、工数削減の名目で、マニュアルが運用されなくなっており、開発環境構築直後からエラーが発生することがあります。しかし、開発ツール自体も改善されないまま、機能縮小されるケースもあります。システム開発でトラブルが発生すると、通常、インターネット検索して、先人の知見を参考にすることが多くなっています。システム開発を解説するユーチューブ動画においても同様の傾向があります。このシステム開発のドキュメント体系においては、見過ごしそうな操作画面を連続的にキャプチャーしています。システム開発に取り組む者にとって、一つのケアレスミスで数日を費やすことがあります。費用対効果の観点で開発ツールの既知の問題に悩む工数を削減するのが、システム開発シリーズを執筆した理由です。ソフトウェアの動作確認の裏付けとして操作画面をキャプチャーしております。公開時、優れたドキュメントであっても経年劣化は避けられず、信頼が低下することを留意して頂きたいと思います。また、システム開発シリーズの組み合わせで利用することで、ケアレスミスが防ぎ、作業工数を大幅に削減される可能性があります。

 下記の条件のノートパソコンで、このドキュメントは取り纏められています。
・エディションWindows11 Home Inside Preview
・バージョン22H2
・Visual Studio 2022 Communityがインストール
・Chromeブラウザがインストール
・「VS2022 開発環境構築 入門」の適用
・「VS2022 フォームアプリ VC#入門」の適用

Form1/生成と画面サイズ設定

000_Windows11 起動

Windows11を起動すると、下記の画面が表示されます。

画面000

001_Visual Studio 2022 起動

タスクバーに登録した「Visual Studio 2022」をクリックすると、Visual Studio 2022が起動します。

画面001

002_Visual Studio 2022 開始する

下記の画面が表示されます。「新しいプロジェクトの作成」をクリックします。

画面002

003_新しいプロジェクトの作成

「新しいプロジェクトの作成」ダイアログボックスが表示されます。「Windows フォーム アプリケーション(.NET Framework)」と「C#」で検索します。「次へ」をクリックします。

画面003

004_新しいプロジェクトを構成します

プロジェクト名の既定値は、「WindowsFormsApp1」です。

画面004

005_MyHouseKeepingBook/作成

「MyHouseKeepingBook」をプロジェクト名に設定します。「作成」をクリックします。

画面005

006_Form1.cs[デザイン]

Form1.cs[デザイン]が構成され、プログラム作成画面が表示されます。

画面006

007_Form1/Size=(400, 300)

Form1.cs[デザイン]の「Form1」をクリックします。
「400, 300」を「Form1」オブジェクトの「Size」プロパティに設定します。

画面007

008_Form1.cs[デザイン]

下記の画面が表示されます。

画面008

Form2/生成と画面サイズ設定

009_ソリューションエクスプローラー

ソリューションエクスプローラーを右クリックして、「追加」、「新しい項目」の順にクリックします。

画面009

010_新しい項目の追加/C# 個の項目

「新しい項目の追加」ダイアログボックスが表示されます。

画面010

011_フォーム(Windows フォーム)

・ダイアログボックス左側の「Windows Forms」をクリックします。
・ダイアログボックス右側の「フォーム(Windowsフォーム)」をクリックします。
・「追加」をクリックします。

画面011

012_Form2.cs[デザイン]

Form2.cs[デザイン]が構成され、表示されます。

画面012

013_Form2/Size=(400, 300)

Form2.cs[デザイン]の「Form2」をクリックします。
「400, 300」を「Form2」オブジェクトの「Size」プロパティに設定します。

画面013

014_Form2.cs[デザイン]

Form2の画面Sizeが変更され、表示されます。

画面014

Form1/コントロール配置と設定

015_Form1.cs[デザイン]

Form1.cs[デザイン]タブをクリックすると、下記の画面が表示されます。

画面015

016_ツールボックス/選択

左端の「ツールボックス」インデックスをクリックして、ツールボックスを表示させます。

画面016

017_メニューとツールバー/選択

ツールボックスの「メニューとツールバー」をクリックして、コントロール項目を表示させます。

画面017

018_MenuStrip配置

ツールボックスの「MenuStrip」をドラッグして、「Form1」にドロップすると、「menuStrip1」が配置されます。

画面018

019_データ/選択

ツールボックスの「データ」をクリックします。コントロール項目を表示させます。

画面019

020_dataGridView1/配置

ツールボックスの「DataGridView」をドラッグして、「Form1」にドロップすると、「dataGridView1」が配置されます。

画面020

021_コモンコントロール

ツールボックスの「コモン コントロール」をクリックして、コントロール項目を表示させます。

画面021

022_button1~4/配置

ツールボックスの「Button」をドラッグして、「Form1」にドロップします。合計4回繰り返し、「button1」、「button2」、「button3」、「button4」を配置します。

画面022

023_Form1/Text=簡易家計簿

Form1.cs[デザイン]の「Form1」をクリックします。
「簡易家計簿」を「Form1」オブジェクトの「Text」プロパティに設定します。

画面023

024_menuStrip1→mainMenu

Form1.cs[デザイン]の「menuStrip1」をクリックします。
「mainMenu」を「menuStrip1」オブジェクトの「Name」プロパティに設定します。

画面024

025_dataGridView1→dgv

Form1.cs[デザイン]の「dataGridView1」をクリックします。
「dgv」を「dataGridView1」オブジェクトの「Name」プロパティに設定します。

画面025

026_dgv/Location=(13, 27)

「13, 27」を「dgv」オブジェクトの「Location」プロパティに設定します。

画面026

027_dgv/Size=(359, 193)

「359, 193」を「dgv」オブジェクトの「Size」プロパティに設定します。

画面027

028_button1→buttonAdd

Form1.cs[デザイン]の「button1」をクリックします。
「buttonAdd」を「button1」オブジェクトの「Name」プロパティに設定します。

画面028

029_buttonAdd/Text=追加

「追加」を「buttonAdd」オブジェクトの「Text」プロパティに設定します。

画面029

030_button2→buttonChange

Form1.cs[デザイン]の「button2」をクリックします。
「buttonChange」を「button2」オブジェクトの「Name」プロパティに設定します。

画面030

031_buttonChange/Text=変更

「変更」を「buttonChange」オブジェクトを「Text」プロパティに設定します。

画面031

032_button3→buttonDelete

Form1.cs[デザイン]の「button3」をクリックします。
「ButtonDelete」を「button3」オブジェクトの「Name」プロパティに設定します。

画面032

033_buttonDelete/Text=削除

「削除」を「buttomDelete」オブジェクトの「Text」プロパティに設定します。

画面033

034_button4→buttonEnd

Form1.cs[デザイン]の「button4」をクリックします。
「buttonEnd」を「button4」オブジェクトの「Name」プロパティに設定します。

画面034

035_buttonEnd/Text=終了

「終了」を「buttonEnd」オブジェクトの「Text」プロパティに設定します。

画面035

036_Form1.cs[デザイン]

下記の画面が表示されます。

画面036

037_Form1.cs[デザイン](拡大)

下記の画面が表示されます。

画面037

Form2/コントロール配置と設定

038_Form2.cs[デザイン]

Form2.cs[デザイン]タブをクリックすると、下記の画面が表示されます。

画面038

039_コモンコントロール/選択

「ツールボックス」をクリックして、ツールボックスを表示させます。
ツールボックスの「コモン コントロール」の項目が表示されていなければ、「コモン コントロール」をクリックして、コントロール項目を表示させます。

画面39

040_monthCalendar1/配置

ツールボックスの「MonthCalendar」をドラッグして、「Form2」にドロップします。「monthCalendar1」が配置されます。

画面040

041_label1~4/配置

ツールボックスの「Label」をドラッグして、「Form2」にドロップします。合計4回繰り返します。すると、「label1」、「label2」、「label3」、「label4」が配置されます。

画面041

042_comboBox1/配置

ツールボックスの「ComboBox」をドラッグして、「Form2」にドロップします。「comboBox1」が配置されます。

画面042

043_textBox1/配置

ツールボックスの「TextBox」をドラッグして、「Form2」にドロップします。「textBox1」が配置されます。

画面043

044_maskedTextBox1/配置

ツールボックスの「MaskedTextBox」をドラッグして、「Form2」にドロップします。「maskedTextBox1」が配置されます。

画面044

045_TextBox/配置

ツールボックスの「TextBox」をドラッグして、「Form2」にドロップします。「textBox2」が配置されます。

画面045

046_button1~2/配置

ツールボックスの「Button」をドラッグして、「Form2」にドロップします。合計2回繰り返すと、「button1」、「button2」が配置されます。

画面046

047_Form2/Text=登録

Form2.cs[デザイン]の「Form2」をクリックします。
「登録」を「Form2」オブジェクトの「Text」プロパティに設定します。

画面047

048_monthCalendar1→monCalendar

Form2.cs[デザイン]の「monthCalendar1」をクリックします。
「monCalendar」を「monthCalenda1」オブジェクトの「Name」プロパティに設定します。

画面048

049_label1/Text=分類

Form2.cs[デザイン]の「label1」をクリックします。
「分類」を「label1」オブジェクトの「Text」プロパティに設定します。

画面049


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