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#6 ゴールポストを動かすな!~決して満足しない人たち~

年間50冊以上のお金に関する本を読み漁り、40代で1400万円の資産を作った私が、「資産0円」から作り上げていった過程などを通じて、みなさまにも、その方法を、ささやかながらお伝えできたらと思います。
ちなみに、#6となっていますが、#100まで順番に読んで行ったら最後には「お金」の知識がついて、気がつけば、経済的自由に近づいているという設定になっています。長いお付き合いになるかもしれませんが、よろしくお願いしますm(__)m


現代は様々な情報に溢れ、売る方はあらゆる手段で消費者に買わせようとします。

また買う方もSNSで、見たくない自慢を見さされ、比較されることによりあらゆる購買意欲を煽動されます。

そのため、
「もうこれで十分だ」
という感覚が無くなっているように思えます。

サッカーは足を使ってゴールにボールを入れるゲームです。

しかし、ドリブルしても、相手をフェイントで抜き去っても、パスをしても、いつまで経ってもゴールが遠ざかったら、どうなるでしょうか?

選手はヘトヘトになって、どれだけ走ってもパスしてもゴールは出来ません。

つまり、お金があればあるほど使ってしまう人たちがやっていることはこれと同じです。

子供の大学入学のために貯めておいた教育費300万円が、子供が大学に行かなくなったことで全額浮いたら、みなさんどうしますか?

①欲しかった車を買う
②貯金する
③投資に回す

①を選んだ人はゴールポストが遠ざかる人です。

「もう今で十分幸せじゃないか」
「ゴールポストを動かすな」

これは非常に大切なマインドセットです。

いくら努力して年収を上げても、それに合わせて生活レベルを上げていては、いつまでたっても資産は増えません。
どこかで動くゴールポストを止めて、ゴールをしなければいけません。
つまり生活レベルを止めるということです。

アメリカで、年収が200万円の人から2,000万円の人など、あらゆる年収の人100人を集めてアンケートをしました。

「あとどれくらい年収がふえれば満足ですか?」

と質問を、したところほぼ全員の人が
「あと2割は欲しい」

と回答したそうです。
つまり、どの年収になろうが、皆、
「足らない」
と感じているということです。

この富のゲームに参加してはいけません。

サッカー選手で最高年俸のキリアン・エムバペは年俸が100億円と言われています。

そのエムバペも、資産が3500億円と言われるウォーレン・バフェットに比べれば見劣りします。

しかし、そのバフェットも、資産が2兆4000億と言われるAmazonの創始者ジェフ・ベゾスと比べれば見劣りします。

他人と比べたらキリがないのです。

この決して勝てないゲームに勝つ唯一の方法は、

「そのゲームをしない」

ということです。

始めからゲームを降りて、他の人よりも年収が、少なくても「自分にはかけがえのない家族がいる、自分はこれで十分満足だ」と満足することが大切です。


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