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地域づくり支援ハンドブック #7

今回は『総合事業において大事な視点』です

通いの場があればデイサービスを使わずに済む、これは寝屋川市でも理想としているところです。デイサービスを必要とする人は必ず居ると思いますが、社会参加目的での利用は減らすべきだと私も思います。

私の事業所では短期集中を終了した方が、自事業所を継続して利用されるケースは稀です(三要件や要介護になった方を除く)。短期集中で効果が不十分であった方がデイサービス(基準緩和)を利用してさらに向上するとは思えません。だらだらとデイサービスを利用すると、最初は運動や社会参加を目的として利用開始したとしても、そのうち行くことだけが目的になってしまいがちです。できる限り介護保険を利用せずに自立した生活を継続することが、結局のところ本人様の健康にとって良いことだと思います。

マーカーの部分は、短期集中(通所C型)で対応できる方々ですね。ただ、筋力や体力を戻すだけでは不十分で、セルフマネジメント能力の向上や興味・意欲・やる気の向上によって社会参加を促すことだと思います。

専門のヘルパーでなくても済むケース、ありますよね。毎週、ヘルパーに来てもらうほどではない方もいらっしゃいます。ちょっとした買い物をして欲しい、など、高齢者とライトなボランティアをマッチングする、そういうようなアプリでもあれば私も参加して買い物くらいは行きたいと思いますね〜。私はアプリを作る能力はありませんのでどなたかお願いします😂ただ、私は卒業生には電球の交換は私がするから言ってね!と言っています。転倒リスクの軽減と、卒業後の様子を知る機会になるかな、と思ってそのように伝えています。

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