見出し画像

Leicaの所感

Leica M11を買って、いつ買ったか忘れたけど、たぶんもう2ヶ月が経過したので、所感を書いてみる。

LeicaはMFしかなくて、レンジファイダーで、シャドウの粘りが良くて、っていう機種なイメージ。あと高い。あと写真しか撮れない、寄れない、もあるか。

Leicaを買う前はSONYのa7rIIを50mmF1.2GMで使っていたから、もう差分はめちゃくちゃあったね。とりあえず、買ってから気づいたことを思い起こして書いてみる。

ここに目次を入れる


ピントとかどうでも良くなった

これにつきます。LeicaはMFなので、どうしてもピントが甘くなります。しかもレンジファインダーで、撮ってる絵を見ている訳ではないので、ピントきているつもりでも、実際には、微妙に前後している場合がある。
一生懸命ピントあわせるようにしてるけど、被写体が動くときは、もうあわせられないから、F4以上に絞って、被写体深度深くして撮ってる。でも被写体深度深くてもジャスピンはやっぱり狭いので、完全にピントが来ることはない。
で、これをしばらくやってたらピントとかどうでも良くなった。ピントあってたらいいけど、あってなくても良い。シャッターが切られたことが何よりも尊い、と言う気持ち。

構図とかどうでもよくなった

まぁ完全にどうでも良い訳じゃないんだけど、レンジファインダーの構造上、構図を正確に決められない。ファインダーの中で良いと思っても、撮られる絵は違うわけで、結果として、構図をおうのをあきらめた。だいたい3分割構図になってればOK。構図とかわりとどうでも良い。何よりシャッターが切られた事実が尊い。

ノイズとかどうでも良くなった

Leicaはノイズが結構乗るんですよ。α使ってた時はぜんぜん気にならなかったけど、Leicaは高感度ノイズ結構でるね。
最初は気になったけど、途中からあきらめた。ノイズ乗ってても雰囲気よければそれでOK

印象が大事

ピントも構図もノイズもどうでもよくなってきて、何が残るかと言うと、写真の印象だね。色味の良さ、コントラスト、露出、それから、周辺減光、収差、とか。たとえば、開放で撮ると、周辺減光が結構あるんだけど、それが、柔らかい写真の印象になるのよね。もちろん、現像時にいくらでも変更出来るんだけど、でもシャッターを切るときに気にしていたりする。コントラスト、色味、露出とかは結局現像するときに調整するからシャッターを切るときはあんまり気にしないかなら。jpgで撮るなら露出とかホワイトバランス重要だけどrawならどうでも良いからね。


カメラ選びに思うこと

Leicaを買って2ヶ月くらいたったけど、今感じてることは、機材はわりとどうでも良いと言うこと。ピントも、構図も、ノイズもどうでも良い、気になるのは写真の印象くらい、他は現像時にどうとでもなる、となると、カメラに依存する部分はほとんどなくなってくる。レンズには依存するので、たとえば周辺減光とかそもそもF値とボケ具合とかね、レンズ選びはそこそこ重要だけど、カメラ本体はもう5年くらい前の機種でもう十分と言う感じになる。
どっちかというと、カメラの軽さ、小ささ、ファインダー倍率、シャッターフィーリングあたりが個人的には重要な感じ。

まだ2ヶ月だけどLeicaを使っての所感でした。■

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?