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インスタコード無料化計画

全ての人が楽器を弾ける世界を作るため、インスタコードを無料にします。

でも電子楽器をタダで配るという話ではありません。
このビジネスモデルが成功したらかなり面白いと思う。

インスタコードは楽器ではない

ユーザーの皆さんはお気づきだと思いますが…
「インスタコード」とは「電子楽器」そのもののことではありません。

1)コード記号を数字に置き換えた「表記方法」
2)操作部を[テンキー]+[Swapボタン]で構成する「ユーザーインターフェイス」

その2つを組合わせた「楽器の概念」がインスタコードなんです

私はこのインスタコードの概念を2018年の秋に考案しました。

そしてこの概念は「誰でも楽器を弾ける世の中」を実現し、音楽界に革命を起こすに違いないと思いました。

既存の楽器メーカーでは不可能

しかし既存の楽器メーカーが、今までにない新しいインターフェイスを採用するはずがありません。

この数十年の歴史で、新しい形状のインターフェイスとして世の中に普及した電子楽器といえば、パッドコントローラーと、カオシレーターくらいでしょうか?

楽器メーカーは音色や弾き心地などの演奏体験を高めるために様々な製品を開発していますが、ユーザーインターフェイスを新たに開発するということは基本的にありません。

だったら自分でやるしかないと考えました。

インスタコードの概念を広めるために

インスタコードの概念を具現化し広めるためには 「賛同者」「資金」が必要です。

スマホアプリを作ったって、自作ハードを作ったって、世間に与えるインパクトは小さいし、広めることはまずムリでしょう。

賛同者を増やすため、そして資本規模を大きくするために、私はわざわざハードウェアを開発し市販化することを選びました。

楽器を体験する人が増えれば、この概念が優れているとにも気づいてもらえるし、演者が増えれば広まるはず。そうしてファーストモデル IC-30 が完成しました。
IC-30は、インスタコードという概念の「コンセプトモデル」というか「リファレンスモデル」というか、具現化の一例…として開発したものです。

2021年に製品を発売し、少しずつ賛同者は増え、なんとか安定した資本力をつけることができました。

そういう経緯なので、ハードウェアスタートアップを目指したわけではなく、あくまでハードウェアは手段の一つ。
もちろん思い入れはありますが、リスクのほうが大きいので、どこかのタイミングで製造事業は他社に譲渡するつもりです。

インスタコードは世紀の大発明

ちなみにクラファンで製品化が決定した2020年は奇しくも

・コード記号が誕生した年
・世界初の電子楽器テルミンが誕生した年

のちょうど100年後なんです。

インスタコードは「コード」と「電子楽器」が100年の時を経て融合し誕生した「世紀の大発明」だと勝手に言い続けています w

「インテル入ってる」みたいな

なんか新興宗教の教祖みたいになってきたので前置きはこれくらいにして…

インスタコードの概念を広めて、賛同者が増えれば、楽器インターフェイスの1ジャンルとして【既成事実化】するはずです。

そうすれば他の楽器メーカーもこのUIを採用し、「インテル入ってる」ならぬ「インスタコード入ってる」という世界が来るかもしれません。

例えば、電子キーボードの上にテンキーがあって、数字を押さえるだけでコード伴奏してくれる楽器とか、足で踏むとコードを演奏できる楽器とか、片手に収まるようなすごく小さな楽器とか…

どのシンセサイザーにも「鍵盤UI」が搭載されていますが、「インスタコードUI」も色んな楽器に搭載されてると便利じゃないですか?

そんなゴールを目指したプロジェクトの第一歩が IC-30 の製品化でした。

そしてインスタコード無料化

電子楽器の販売を続けながら、さらに世界中に賛同者を増やすため、私が次に打つ手が 「インスタコード無料化」なのです。

Windows, Mac, iOS, Android などあらゆる環境でインスタコードの概念を体験できる環境 「InstaChord CORE」を無料で提供します。

操作はタッチパネル、キーボード、マウスなどを自由にアサインできる。

キーボードやマウスを自作できるくらいの技術があれば「InstaChord CORE」を使って自作楽器を作れます。
例えば和音だけじゃなくてソロを弾きたいという要望や、もっと見栄えのする大きいボディのインスタコードが欲しいという要望も簡単に叶えられます。

このコアシステムは無料で提供します。

しかしこの概念を楽器メーカーがハードウェアに搭載する場合…「インスタコード入ってる」という場合には、当社で保有する特許を使うことになるのでライセンス料がかかります。

つまり体験を無料で提供し既成事実化し、ハードウェアのライセンス料でマネタイズするというビジネスモデル。

ビジネスモデルと言っても、私は個人なので大した利益は必要ありません。そもそも広めることが目的なのでライセンス料は少額にするつもりです。

GOROman氏とタッグを組んで

そしてこの仕組みを、プログラマでエバンジェリストの @GOROman 氏とタッグを組んで開発していきます。

GOROman氏は、インスタコードの概念を十二分に理解してくれていて、更に今後目指すべきビジョンを明確に示してくれる、知識と技術力にあふれた人物です。

「InstaChord CORE」完成のための最強のパートナーだと思い協力を請い、本人も快諾してくれました。

ゆーいち & GOROman 、1975年生まれのタッグが音楽界に革命を起こすか?

今後の展開にご期待下さい!

ゆーいち と GOROman

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