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【ペルソナを作るな】インスタで運用で大事なたった1つのこと!

インスタプロデューサーのみのるです。

今日は「【ペルソナを作るな】インスタで運用で大事なたった1つのこと!」というテーマでお話していきます。

ペルソナというのはプレイステーションで人気のゲームの事ではありません。

マーケティングで使われる用語で、一般的にはサービスや商品を使ってくれるユーザー像のことをペルソナと言います。

なので、インスタ運用でのペルソナというと投稿を見てくれる人物像、フォロワーの人物像ということになります。

ここでみなさんに質問なのですが、インスタ運用でペルソナって作ってますか?

・ペルソナは最初に作れって言われて作った
・事細かに設定を作ってメモしてある
・発信するターゲットが分からないと発信内容が作れないからめちゃくちゃ考えた
・師匠に言われて力入れて作った

なんて人が多いのではないでしょうか?

よく偉い人がペルソナは大事、ペルソナがないと何もできない、マーケティングの基本、というから一生懸命ペルソナを作ってみたなんて人が多いと思います。

でもその結果、アカウント運営はうまくいったでしょうか?

残念ながらうまくいかなかったですよね?

ペルソナが大事って言われるから作ったけど、作ったからと言ってうまくいかない、じゃあその理由は何なのでしょうか?

・ペルソナの作り方が悪かった?
・発信内容とペルソナがずれていた?
・ペルソナとユーザー層が違っていた?

残念ながらどれも違います。

答えは「架空のペルソナを作ってしまっていること」です。

僕はインスタを始める前はGoogleから検索ユーザーをWEBサイトに集めるSEOをしていました。

そのころから、どの人も「ペルソナを作れ」「ペルソナが出来てないからうまくいかない」なんて言われていたので、一生懸命「架空のペルソナ」を作っていました。

年齢・職業・年収・出社時間・退社時間・家族構成・恋人の有無・趣味・休みの日の過ごし方・普段の服装・・・など事細かに設定を作っていたんですよね。

その結果、丸の内OLにあこがれてる東京勤務の事務職えりちゃん25歳、みたいな人物像が出来上がるのですが、その子に向けて発信をしても、何の変哲もない当り障りのないWEBの記事になってしまっていました。

結局、えりちゃんの人物像が作れてもWEBの記事にそれが活かせず、ペルソナを作った意味がなかったのです。

WEB上の記事だけでなくインスタの場合は、SNSなのでよりコミュニケーションの要素が強くなり、より顕著に現れます。

では、どうすればペルソナを意味のあるものに変えれるのかというと、それは「ペルソナの顔が浮かび頭の中で会話が出来るようにすること」です。

というと、ちょっと妄想癖のあるヤバい奴と思われるかもしれませんが、そうではありません。

僕が言っているのは、妄想して頭の中で架空のえりちゃんとデートする変態になれと言っているのではなく、具体的に会話できるくらいまでイメージ出来れば、はじめてペルソナの意味が出てくると言っています。

それに、どうやったら変態にならずに、ペルソナと会話できるようになるかもお伝えしていくので安心してください。

もしあなたが「インスタの発信内容に困りたくない」「もうペルソナづくりで悩みたくない」「フォロワーと密にコミュニケーション取れるアカウントを作りたい」と考えているなら、今回はとても貴重な話になるはずです。

本当のペルソナの作り方

最初に、正しいペルソナの作り方、すなわちペルソナと頭の中で会話する方法をお伝えすると

「自分の友人・知人・過去の自分をペルソナにすること」です。

答えを知ってしまえば、ものすごく簡単に聞こえるのではないでしょうか?

でもこの方法だと、これまでのペルソナの課題が一挙に解決できてしまいます。

・友人・知人なら職業や年齢、生活スタイルなどが思い浮かぶ
・友人知人なら会話するイメージが浮かぶ

といった具合ですね。

でも、そんなに都合がよく自分の発信したい内容を求めている友人・知人がいないという人もいるかもしれません。

少し厳しいことを言ってしまいますが、もしそう思うのなら、その発信ジャンルはやめたほうがいいでしょう。

インスタで情報発信するということは、基本的に「誰かの役に立つ情報を発信し続ける」必要があります。

あなたが特別な容姿・ルックス・ステータスを持っていれば、あこがれてもらうという武器で戦うこともできますが、ほとんどの人はそんなものは持っていないはずです。

となると、情報発信で戦っていくには「有益な情報」を届けていかなければ勝負になりません。

では、有益な情報を発信するとして、今までの人生でかかわった人の誰にも必要のない情報って、本当にインスタで発信して意味があるのでしょうか?

あなたの友人や知人に伝えても、誰も得をしないような情報を発信したところで、インスタでうまくいくわけがありません。

なので、誰の顔も思い浮かばないなら、その情報発信自体を辞めたほうがいいというわけです。

友人・知人がいなくてもできるペルソナの作り方

どうしても誰も思い浮かばない、というのであれば「あなた自身を」ペルソナにしてみてください。

あなたが発信したい情報は、昔のあなたが知らない情報だったはずです。

つまり、昔のあなたは立派なペルソナだということになりますよね。

さらに、もしあなたが「全く興味のない知らないジャンル」で発信を始めようとしていたとしても、諦める必要はありません。

例えば「このジャンルは稼げそう」という理由で、参戦しようという考え方は全く間違っていません。

ただ、そうなると「ペルソナが出来ない」と思うかもしれませんが、それも問題ありません。

分からないジャンルの発信をするということは、あなた自身が一から勉強する必要があります。

ということは、その勉強過程で出てくる悩みや疑問がそのままコンテンツになり、そしてペルソナ増につながるというわけです。

これなら、ペルソナの顔は思い浮かぶし頭の中で会話することもできるはずですね。

これだけ僕がペルソナの顔が浮かぶことが重要だと言ってきましたが、ペルソナってそういうものなの?と疑問に思う人もいると思います。

何だかこれまで自分がやってきたことと違う気がするな?と。

確かに常識と少し違うところがありますし、僕が言っていることは少し特殊かもしれません。

でも、多くの人の場合「そもそもペルソナの定義」が間違っているというところがあります。

これは僕がいろいろな方から相談を受けて、99%の人が勘違いをしていたので、あなたが気付いていなくても仕方ありません。

ペルソナの作り方とは、少し離れるのですが、「ペルソナの定義」だけでもものすごく貴重な話なので、少し説明していきたいと思います。

ターゲットとペルソナの違い

ペルソナの定義でもっともみなさんが理解していない部分は、ペルソナとターゲットの違いを理解しないことです。

みなさんはこの2つの違いを答えられますか?

答えを言うと「個人」と「集団」の違いです。

これを理解しないままペルソナづくりをしようとするから、多くの人が「顔が浮かばないイマイチなペルソナ設定を作ってしまう」のです。

と偉そうなことを言いましたが、僕自身もペルソナとターゲットって何が違うのか、はっきり言ってよくわかっていませんでした。

だからこそ、みなさんの気持ちがよくわかるのです。

僕がどのように昔勘違いをしていたのか、例を含めて解説していきます。

昔の僕の場合、ペルソナを作りはじめるとき、まず最初に考えるのが「年代・性別」です。

例えば、ダイエット法について発信したいと考えると、「やっぱり体系を気にしやすいのは20代の女子だよな、周りの友達や彼氏にキレイ・かわいいって思われたいはず」なんて考えます。

そうすると、この年代の女子向けに受けそうなことを発信すればいいんじゃないのか、と思うようになりますよね。

昔の僕の場合、ここまで出来たら、これ以上ペルソナを設定しても意味あるのかな?と正直、感じていました。

これは冒頭で伝えた架空の人物の「えりちゃん」を作ることにつながるのですが、これ以上細かく作ったところでイメージもわかなく、20代女子以上に何か固有の情報が出てくるわけではないからです。

ただ、実はここまでの作業はペルソナを作っているわけではありません。

これはターゲットを絞っているにすぎないからです。

20代の女子というのは集団ですよね。なのでターゲットです。

でもペルソナは個人です。ということは20代女子向けではまだまだ足りないということですね。

じゃあ、架空のえりちゃんはペルソナになるのかというと、確かに設定上はペルソナですが、設定で無理やり個人にしただけであって結局はイメージが「20代女子の集団の中の一人」というところから抜け出せていないので、ターゲット像のままになっています。

このように個人のイメージが明確にわかないのであれば、ペルソナを作ったところでそれはただの時間の無駄、全く意味のない作業になってしまいます。

ターゲットとペルソナの違い、これは本当に多くの人が勘違いをしてしまっています。

僕自身もよく理解していなかったですし、教えていてもイメージできていないなという人がたくさんいます。

僕のところに相談に来た方の中で、学習法についての発信をしたい、という人がいたのですが、どんな人向けに発信をしたいのか、ということを聞いたところ、こんな回答をしてきました。

20代から50代ごとの男女別に、学習に関する目標を一覧化して資料にしてくれたんですね。

さらに、他の資料からユーザーの年代ごとの分布図なども拾ってきていて、とても勉強熱心な方でした。

すごいですね、と僕が言ったところ、その方は得意げにペルソナを決めるのはマーケティングの基本なので、といっていたのですが、そこで僕は違和感を感じました。

確かに年代ごとの一覧というのは役に立つこともあると思いますが、結局あなたは、どこ層に向けて発信したいのかな?というのがよくわからなかったからです。

そして、ペルソナは「個人」なので、この方がやっているのはターゲットの分類分けでペルソナを考える前の段階です。

でも、この方はそのことに全く気付いていないのです。

だから僕はこの方に、発信したい情報を届ける相手の「顔」は思い浮かんでいますか?と聞きました。

そうすると・・・考えてみます・・・となってしまったのですよね。

ペルソナを作るメリット

ただ、ここまで聞いてじゃあ「本当にペルソナを作る意味があるのか」と思う方もいると思います。

ターゲットさえ絞れていれば、発信内容にずれは出ないはずだし、何か問題になることはないような気がする、と。

確かにその通りで、ターゲットが絞れていれば発信内容に大きな間違えが出ることは無くなるでしょう。

ただ、広すぎる内容は誰にでも当てはまりますが、その分誰にも面白みを感じてもらえなくなります。

例えば、テレビ番組では「芸能人のお悩み相談」みたいなコーナーがたくさんの番組で放送されています。

その理由は「面白いから」です。

芸能人の悩みって、別に一般の人・視聴者に必ず刺さるとは限りません。

むしろ芸能人って特殊な環境にいる人なので、一般の人とは少し離れた世界にいる人たちです。

なのに、その人たちの悩みを聞いて、そして解決に導いてあげることが、視聴者の共感を得ています。

もっと一般の人に寄り添うのであれば、芸能人の個人の悩みなんて放っておいて、会社で給料を上げる方法とか放送してあげたほうがよいですよね?

でも、それでは広すぎて当てはまる人は多くても、面白みがなく共感を得ることができなくなってしまいます。

だから、芸能人個人の変わった悩みの方がよいのです。

インスタでペルソナを設定することは、この考え方と同じで、誰か特定の個人の悩みを解決してあげることの方が、内容が濃くなり面白い投稿になります。

そして、そんな投稿の方が、たとえ自分に当てはまらなくても「何となくわかる」という感情がわきやすくなり、共感を得るようになるのです。

だからペルソナは必須ではないけど・・・作ったほうが伸びる可能性は高くなる、という代物です。

まとめ

いかがでしたか?

本日のまとめです。

・ペルソナは「顔が浮かぶこと」が重要
・おすすめは「友人・知人をペルソナにする」
・友人・知人で思い浮かばなかったらかつての自分をペルソナにする
・ペルソナとターゲットの違いは個人か集団かの違い
・個人の方が濃い話を出来るため伸びやすい

となります。

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