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自分の人生を生きなさい

はじめまして。マリアです。日本語はまだ勉強中なので、下手な日本語ですみません。間違いや不自然なところを直していただければ幸いです。

最近見た映画の中で一番深く考えさせられる映画の一つは意外に「ブラッズ・ステイタス」だった。

主役を演じるベン・スティラーは喜劇の俳優として有名だけど、実は「ブラッズ・ステイタス」みたいなドラマチックな役がもっと似合うと思った。

主人公であるブラッドは幸せな生活を送るには愛する妻、頭がいい息子、ずっと前から夢見た仕事などすでにすべて持っているけど、自分と自分の生活をしょっちゅう他人や高校の頃の友達と比較するから、自分の幸福を気付かない

この映画の一番言いたいことは何かというと、自分を他人と周りの生活や成功と比べるのを辞めて、自分の価値を実感してみて、自分なりの人生を生きなさいっていうことだと思う。

自分の価値を感じないのは他人に自分を比較するからだ。他人にどう思われるかとか、どう判断されるかとかばかり考えていたら、自分の人生を楽しむのを忘れてしまう。気付かないうちに自分のではなく、他人の生活を送っている。

でも、おかしいことに周りが自分よりもっと面白い生活を送っていたりすることは錯覚! 自分から見ると、他人のほうが頭がいいし、お金が多いし、みんなに好かれるし、っていう感じに見えるけど、実はそうではない。各人にはそれぞれの問題があるから。

SNSなどの今の時代ではこの錯覚がすごく強くなって人間の心に根付いたと思う。今の人間は他の人のインスタなどの写真を見て自分と比べるみたいな存在になった。この比較から自分がこれがないあれがないこれができないと悔しんでしまう。結局に自分の存在の価値を失ってしまう。

でも、どんなに他人に愛されたくても、自分が自分を愛してなければ、誰にも愛されない。どんなに他人に認めてほしくても、自分で自分を認めなければ、誰にも認められない。全ては自分の外じゃなくて自分の中にあるから。周りに愛されるっていうのは自分を愛することから始まる。

この映画の取り上げる話題のもう一つは成功とは何かという話題だ。自分よりもっと尊敬される偉そうに見える人の成功と常に比較していたら、自分はだめな人間だと自分で自分を見下すようになる。本当に大切なのは自分なりの成功だけだと思う。自分と比較する価値がある唯一の人は自分自身だ

終わりのシーンではブラッドは"the girls were beautiful. I could love them without ever possessing them. Just like I could love the world without ever possessing it."ということを悟って自分の人生を最終的に受け入れたと思う。

追伸
この映画はサウンドトラックも素晴らしい。

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