見出し画像

Happy Birthday to Youtiful


全世界のSTAY、お誕生日おめでとうございます!

この、とてもめでたくて心から愛でたい幸せな1日に、
激重キモオタ文をあげるかどうか少し悩んだのですが、
自分にとってもう一つの誕生日だからいいかな!というゲロ甘判定であげることにします。


ずっと考えていた。
「Youtiful」という言葉を自分なりに解釈するとしたらどんな訳にするだろうと。


Youtiful

1.〈人・物が〉その人らしい
2.ありのままである,満たされている,輝いている
3.素晴らしい,見事な,他にない

スキズがこの曲を贈ってくれてから考え続けて、
出せた現時点での答えがこれだと思う。

つまり私の個人的な解釈では「I'm Youtiful」は「ありのままの自分でいることや他にない自分らしさを認められて満たされていること」を指し、
「You're Youtiful」は「君はとても君らしく輝いている」というような意味になる。

もっと直接的で飛躍した言い方をするなら「そこにいていいよ」
「あなたが生きてて嬉しい」ということ。

私はずっとこういう言葉を誰かに言われたかったし、
また違う誰かにいってあげたかった。

だからマジでこの曲と同じ時代に生まれてよかった、というシンプルな想いを気持ち悪く分解したポエム9:感想1の文章が、以下です。

1.〈人・物が〉その人らしい


僕もわかる 僕も暗闇の中にいたこともある
そんな虚しさ 絶望を初めて感じた
でも違う そんなことないよ
なぜなら 星がそばにいるということを忘れないで


自分が何者なのかわからない
自分はどこにも属せないかもしれない

それは、歩いても歩いても振り返れば暗闇が続くような、
どこにいても薄い膜で世界から隔たれているような、
自分自身がいる場所がとても頼りなく感じられる根源的な恐怖がある。

自分が誰なのかわからないのに、書類に並ぶたった二文字のどちらに丸を付けていいかもわからないのに、
自分が自分自身を理解できてないのに、いったいこの世界の誰に理解してもらえるというんだろう?

毎日毎日自分を疑い、小さく絶望しながら生きていた時。
宇宙にぽんと放り出されてどこを目指せばいいかもわからずに歩いている気持ちだったし、
実を言うと今も時々そんな感覚に陥るときがある。

けれど、Stray Kidsはそんな深く暗い宇宙にいた自分を見つけて言ってくれた。
「星」は傍にあると。

僕の話を一つ聞かせてあげる
数百万個 数億個の星の中で
光るか瞬けない星のことを
まるで独りぼっちのような気がした

実を言うと少数派なんて、誰でもいつでもなる可能性がある。
立場や環境や言葉や価値観や国が異なる場所に行けば、
多数派と少数派は簡単に入れ替わるし、たった今多数派だとしても
明日には少数派になっているかもしれない。

私には多分「あなたはひとりじゃない」という言葉よりも、
「僕も同じだよ」という言葉が必要だったのだと思うし、
「Youtiful」という曲はそういう話をずっと打ち明けてくれている。

私は「人には人の地獄がある」という言葉が好きで、いつもそのことを忘れないようにしようと思っているけれど、外見や振る舞いだけを見て、その人が多数派に属しているように見えても、
その事が何も苦しみを与えないなんてことはないし、
もしかしたらその心の中にはその人にしかわからない暗闇が広がっているのかもしれない。

想像することしかできないけれど、
異国で夢をかなえようと海を越えてやってきたバンチャンさんやピリも、
もしかしたらそういう経験をしたのかもしれないし、
超学歴社会と呼ばれる国でアイドルという道を志すことは、
同世代が当たり前のように進む道を選ばないということは
きっと簡単な選択ではなかったのではないか、
何より家族思いな人達だから、自分の生きる道が家族を苦しませたり負担をかけるかもしれないことに悩んだ時もあったのではないか思う。

私は私の心の中にだけ、うまく息ができない宇宙があるような気がしていたけれど、
本当は私たちみんな同じ宇宙の中にいたんじゃないか。

自分の「らしさ」がどこにあるのかわからないとき、
すでにある「らしさ」に押し込められようとするとき、
当てもなく宇宙を歩いているような気持ちになるけれど、
今自分の傍には自分らしさとは何かを問い続けてきた星が8つ輝いている。

そして、星は昼間は見えなくてもずっと空にある。

それは自分にとって夜よりも朝が来ることへの怖さから守ってくれる、勇気そのものだと思う。

2.ありのままである,満たされている,輝いている


新しい日がまたやって来る
ベッドから出たくない
君は鏡を見つめている

毎日小さく絶望している、と先述したけれど、
時々本当にやりきれない、あんまりだと思うようなビッグバン絶望が来る。

”あなたがありのままでいることが誰かを傷つける”
”あなたが自分らしくいることが私を不快にさせる”
”あなたが黙っていれば、ここはとても平和なのに”

そう自分以外の誰かに言われることも、自分が自分自身に対して想うことも、
自分以外の誰かがそういわれているのも、かなりビッグバン絶望の部類に入る。

自分が自分でいることが、自分だけを傷つけるならいいけれど、
自分の周りの人や大切な人が傷ついたり、好奇の目に晒される。
まるで「自分らしく生きようとすることへの罰」かのように。

例えば、親に対して「普通の娘になれなくて申し訳ない」とか、
「結婚式で手紙読むとかできなくてごめん」とか、
自分が自分らしく生きているから生まれる他者の苦しみや悲しみ、
自分が自分に嘘をついてさえいれば生まれていたかもしれない他者の喜びや幸福の存在が、
自分らしくいることへの罪悪感を忘れさせてくれない時がある。

だから、正直、今も世界が変わるのを待つより、自分を終わらせた方が早いと思う時もあるけれど、
そんな時、目を閉じて広がる暗闇に「私たちは皆違うことが同じ」だと思う。
これもStray Kidsが私にくれた大事なメッセージで、
宇宙を歩くための防護服みたいなものだ。

ねえ 機会がある度に
ありのままの君が素敵だって伝えるよ

なぜなら 君が僕を見つめる時に
君の瞳の中の宇宙が見えるから

そして思いだす。
自分の輝きが、誰かを傷つけるだけでなく輝かせることもできるのだということ。
そう言ってくれたのが他でもなく、自分の人生を輝かせてくれている8人であること。

2022年2月20日のチャニバンでSTAYに「チャン、あなたの瞳は凄く輝いてる」と言われたバンチャンさんが、
「それはいつもSTAYを見てるから。STAYの輝きが反射しているからだよ。
つまり、僕じゃなくてSTAYが輝いてるってこと。」
と答えていた時も物凄く衝撃を受けたけれど、
ありのままの君が素敵だという歌詞は、そのままの意味だけでなく
「ありのままの君でいることで君以外にも良い影響を与えることができるんだよ」というメッセージにも感じられて、その事に凄く救われてしまった。

それを間違いなく私の人生に良い影響を与えてくれている8人が伝えてくれるから余計に。
自分がありのままでいることで誰かを傷つけてしまうことは避けられなくても、
それで終わりにしないでいよう、諦めないでいようと思える。
小さな絶望も、大きな絶望も、自分を愛する/自分を世界へ見せる良い機会だと。

なぜなら君は
僕の目には完璧だから


この歌詞、誰が見ても完璧とか世界で一番ではなくて僕の目には完璧と言ってくれるところ、
誰かが作った基準で決まる完璧ではなくて「僕」が自分で考えて判断して、
他の人の意見は関係なく自分だけの心で感じたことだと思えるから、
本当にStray KidsがSTAYに心から言ってあげたかった言葉なんだと感じられるのが凄く好きです。

ありのままで生きることの弊害は、確かにある。今は。
それでも完璧だと言ってくれる「僕」の目に映るときだけでも、
ありのままの自分で自分だけの輝きをみせられたら、きっと生きていけると思う。

3.素晴らしい,見事な,他にない


君は完璧だよ
絶対に自分を疑わないで


絶対に自分自身に未熟だと言わないで
僕は確信してる 君はとても素敵な人だって
(確信してる 素敵な人だってこと)

それ、こっちのセリフなんですけど?

とスキズを好きでいるとよく思うけれど、これはその最たるもの。



僕たちがいつもSTAYに言われてる 言葉があるよね?
「チャンさんはこのままがいい」 「身長が低くてもいい」 と聞く立場でいることが多いんだ。
もらってばかりのような気がして STAYが僕たちに話してくれる言葉を 同じように話してあげたいという 気持ちで書いたのが「Youtiful」だったんだ。

INTROで「Youtiful」を作った背景として、バンチャンさんはこう語っていたけれど、
いや、あの、もらってばかりのような気がしてるのはこっちなんですけど…?
むしろ返すのが追い付かなくて困ってるんですけど…??となる。

だから繰返しになるけれど本当にいやそれはこっちのセリフなんですけど?でしかない。

特にバンチャンさんは、自分の大切な人が蔑ろにされてたり不当な扱いされてたらきっとちゃんと怒ると思うし、
大切に扱ってほしいと伝えるだろうし、良くなるように働きかけたりケアできる人だと思うけど、
それを自分自身にもしてあげてほしい、みたいなことを思います。(卑下、NONONO)

「Youtiful」の歌詞は全部私が言われたかったことだし、
誰かに言ってあげたかったことでもあるし、
こういうことを「誰かに言ってあげられる人になりたい」という願いでもある。

8人が、自分の感じた痛みを優しさとして誰かに差し出せる人だから、
自分もそうありたいと思うし、何より8人にそうしたいと思う。

私がスキズを好きなところの一つに「世界は自分たちの手で少しずつ良くしていけると信じさせてくれる」というのがあって、
そう簡単には、そしてすぐには変わらないかもしれないけれど、
昨日よりも今日、今日よりも明日、そしていつかの為に、
実際8人それぞれが自分達で考えて実行している姿を見せてくれているし、
寄付だったり具体的な行動だけでなく普段伝えてくれる言葉もそうで。

生きるのってそう悪くないかもしれない、自分でも何かできるかもしれないと思わせてくれるところが好きで、
この人達と同じ時代を生きられる自分ってめちゃくちゃラッキー!と思う。何回も何度でも思う。

なぜなら 君は
美しさよりもっと唯一無二な


アイドルを輝かせるのは間違いなく愛や美しい言葉だけれど、
アイドルが愛や美しい言葉だけで続けられる商売ではないこともまた間違いのないことで、
「世間に認められている」「多数に支持されている」証が必要なのも、
それを目指して日々努力していることも、その姿が誇らしくて必ず報われてほしいしそのためにできることは何でもしたい。

だから大きな賞を上げたい、1位になって喜んでいる姿が見たいという想いと、
その為に起こす行動とは矛盾しているかもしれないけれど、
自分の中ではゆるぎなく両立しているのが、
「1位歌手や賞をたくさん獲るから好きなんじゃなくて、
Stray KidsがStray Kidsだから好きなんだ」
という気持ち。

私にとって8人全員、そしてStray Kidsというグループが、
本当に奇跡みたいな存在なので、もし世間からの評価が気になるときは、
「Stray KidsがStray Kidsだから好きなんだ」ということを覚えていてほしい、みたいなことを思う。


ここで言っても届くわけもないんですけど、永遠に彷徨いながら自分達だけの道を歩いていくStray Kidsが好きだから…。

どんなときも どんなときも僕が僕らしくあるために、
「Stray KidsがStray Kidsだから好き!」と言えるきもちをね、抱きしめたいなって…。

ここまで「Youtiful」語っといてまさかの槇原ソンベニムオチなんですが、
これから先も「Youtiful」という曲と共に生きていけるのが幸せだなと思います。

それこそ、良くも悪くも変わらないものはないし、
いつか必ず終わりは来るけれど。
変わることを恐れず、いや怖くてもお互いを信じ支え合って止まらず進みづける8人を見ていると、
それも決してマイナスな側面だけではないと思えるというか、
ずっとそばで見続けていたいし、自分も変わることや変えることを恐れないでいたい。
8人が永遠を信じられる理由の1つであれるように。

夜が明けても何もなかったことになんてならないし、
共にした時間が自分の中でかけがえのないものになるだろうと信じているし、
この1週間だけでもまた返しきれないほど沢山の贈り物をもらってしまったので、
つまり、俺たちのパーティーはこれからだ!ということです(?)


この一夜限りの学園祭みたいなステージ、
学生生活はいつか必ず終わるし、
いつまでも若くはいられないけど
「8人の青春」は終わらないんだ…と思って、
どちゃどちゃに泣きました



𝑺𝒕𝒓𝒂𝒚 𝑲𝒊𝒅𝒔 𝑽𝒆𝒓𝒚 𝒀𝒐𝒖𝒕𝒊𝒇𝒖𝒍..……


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?