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특(S-Class)/ DLC / FNF 特大感想

ヒョニビニが同い年の世界線、こんにちは。

はちゃめちゃに遅ればせながら、スキズ、STAY、カムバ期間お疲れさまでした!
音楽番組での1位、Billboard200、初動の大記録など様々にめでたい事があり、
短い中でも味の濃いぎゅっと詰まったカムバでしたね。

ドームツアーも発表された今、私がただひたすらに願うことは、
99ズチングであるATEEZウヨンくんとチャンビンさんのチャレンジコラボです。
これからカムバ月が被ることがあるか解らないし、
そもそもTXTヨンジュンさん含め皆常に世界中を飛び回っていて、
韓国に揃っていること自体が珍しいと思うので、
このチャンスをどうか生かしてくれと毎日毎日毎日祈っています…
(先月5月恒例の見返し期間を終えキングダム亡霊と化しているオタクより)

これ書いてる時にヨンジュンさんとの最高コラボきてて泣いた。本音は年末の音楽祭とかで3人でがっつりコラボしてほしい聞いてるか世界?

특(S-Class)MVの感想を書こうと思っていたけれど、どんどん時間が経ち、
カムバ期間も終わってしまったので本当はアルバム全体の感想を書きたいんですが、
出てくれたMV達からアルバムの中でも特に好きな「DLC」「FNF」とまとめて書こうと思います。
MV自体の感想というか曲への感想も含めた雑感及び乱文になりそうです。

では以下に~!

특(S-Class)


「どうして一時でもこの人達から離れられると思ったんだろう?」

これが「특(S-Class)」MV初見に出てきた一言です。

Stray Kidsというアイドルが特別である理由。
星の数ほどもいるアイドルの中でどうしても
私にはStray Kidsじゃなければいけない理由。
その全てが「특(S-Class)」に詰まってました。

初見というか最初のシーンから明らかにお金がかかってることが伝わってきて、
資本~!!!!って爆笑しました。人ってあまりにも圧倒されるとなんか笑っちゃう。

私映画版コナン見たことないんですが、なぜかめちゃくちゃ映画版コナンみたい!と思ってしまった。

これまでのMVの登場人物が出てくるのも宝探しみたいで楽しいし、
自分達が特別であることを証明し続けてきたStray Kidsの歩みが感じられてグッとくる。
※見どころ→馬が本物の馬

あの、ヒョニビニとハニピリのラップ掛け合い良すぎませんか。
あんなの嫌いなオタクいない。大好物。365日掛け合いしててほしい。
ハニピリが背中合わせで手あげるところとかプリキュア!?ってなった(プリキュアではない)

バンチャンさんとリノヌンとイエニのパート、絶対これからステージを重ねるごとにふざけるパートになりそうだからとても楽しみ。

スンミンさんがかっこよすぎて、映るたびにギィエ~みたいな奇声を上げてしまうので、あのタコとどっちがバケモノかいい勝負みたいになってた。

「輝くものを追うより輝くものになった方がずっと格好つけやすい」

「NOEASY」がNOISYに通じていること、ソリクンが下記のメッセージを表現していることもそうですが、

“チャンソリクン(やかましい人)”と歌う”ソリクン(歌い手)”という二重の意味を持つ一つの単語とし、“誰が何と言ってもひるまずに自身の考えを守る”というメッセージを表現した

https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2174733

私は割とスキズの「やられたらきっちりやり返す」ところが好きで(主に匿名のアンチに対して)
それも相手を攻撃するのではなく自分たちが更に上に行く、高みを目指すやり方を選ぶところが好きで、
今回はとうとう遥か上を飛ぶファーストクラス、手の届かないS-Classまでいってしまったのが、
最高にかっこよくて大好きだなと思いました。

このまま誰の手も届かない誰もたどり着けなかったところまで行ってくれよな!

それが俺たちの紹介文 We're special.

この世に2人といない自分自身が何より特別で、
堂々と変わり者であることを宣言することは、ODDINARYの「奇妙(odd)であることは普通(ordinary)だ」というテーマがあったからこそだと思うのですが、
変わってるから特別、人と違う部分があるから特別というよりも、
「自分が自分である」こと自体が特別で本当はみんな変わり者なんだよ、
というメッセージに受け取りました。

自分にとってどうしても特別な存在である8人から届けられるからより強くそう思うのかもしれませんが、
自分が普通じゃないからといって別に特別扱いしてほしいわけじゃなくて、
ただ他の誰でもないあなたであると互いに思えたらいいなと、この6月に思いました。


DLC


最初見た時、こんなに”曲そのもの”なMVある?と思ったのを覚えています。

いや曲のフルが出る前にUNVEILを見ているので、そのイメージの刷り込みといわれたらぐうの音も出ないんですが、
それにしたって、灰色のトーンといい、空の色といい、全体的に漂う寂寥感といい、
曲を聴いた時に頭の中に浮かぶイメージをそっくりそのまま映し出したようで、
スキズ自身がそうであるのと同時に彼らの世界を広げてくれる周囲の方々も、素晴らしい表現者の方に恵まれていて幸せだな~と思いました。

これはどのMVもそうだけど、
Stray Kidsが見せたいStray Kidsと私が見たいStray Kidsがいつも=で結ばれている奇跡に毎秒だって感謝。
それでいて、見たかったものへの期待値をいつも超えてくれるので本当にミラクルハッピーですね。

このMVの主人公(ストーリー上での)はマンネズだと私は思うんですが、
スマートフォンやガラス窓の向こうがわを見ることができるのに、
そこに行くことができない、今の場所から動けない2人を、
音やダンスで誘いヒョン達が連れ出してくれるのを見て
スキズが彷徨う子供達でありながら誰かの道しるべになる存在へ成長したことを感じてグッときました。すぐ勝手にグッとくる。

他にもバンチャンさんがチャンビンさんを起こしたり、
基本的なアクションが年上メンバー→年下メンバーなのを見ると
他のグループへ曲提供する機会も増えてきた今、
夢を追いかけて「好き」を突き詰めてきたスキズが誰かの夢や「好き」を
応援したり導いたりする立場になっているように感じて、マジで未来に希望しかない。

加えてバンチャンさんがヘッドフォン(音)を渡していたり、
リノ・ヒョンジン・フィリックスの3人が主にダンスパートを担ってるのも、
"自負"が感じられてとても良いです。

これは曲の感想なんですが、どれだけ好きなことでも一生やり続けられると思うほど夢中になれるものでも、
自分にとってそれをしている時は生きている意味を感じられるというほど大きな存在でも、
ある意味他の人からは狂気的に感じられるほど自分の中で意味のある人への想いでも、
「やめてしまいたい」という瞬間って絶対来ると思っていて。

時代も自分も容赦なく変わっていってしまうし、
自分以外の目線とか評価とか気になってしまうし、
好きなものを知っていけば見たくないものも見えてしまうし。
誰かに何かを証明しなければいけないような焦りとか負担とか、
そういうものが「ただ好きだった」頃の自分を見えなくして、
いっそやめてしまいたいというささやきがよぎる瞬間。

それでも多分、生きてる実感が欲しいなら続けなければいけないこと、
どうしたってやめられないことは解っていて、
だから「好きなことを好きな自分でいたい」という願い、
みたいなものを感じました。

それはとても個人的な祈りで、月明かりの下、独りで踊るような、
傍から見たら滑稽かもしれないけど凄く愛しいもの。

チャンビンさんがどういう気持ちで「DLC」を書いたのかは本人以外にはわからないけれど、私はこの曲を聴いていると、
自分と自分の「好き」とを隔てる窓がなくなって、
好きなもの、好きなもの、好きな人に対する狂気、
一心不乱に向き合い続ける気持ちみたいなものを取り戻せる感じがするので、
今このタイミングで「DLC」という曲に出会えてよかったなと思いました。

ラストに向けて加速していく中で、スンミンさんが叫ぶみたいに歌うびろうどの闇夜を裂くようなRight now, yeahが好きです。

歌声に"容赦なく日は昇る、けれど今だけはどうか"みたいな切実な空気感を孕んでるからマンネズの歌声ってやっぱ唯一無二のMy Universe_______


FNF



一生一緒にいてくれや

↑世界一浅いMVの感想

綺麗なものを見ると、なんだか泣きたくなる感情をここまで呼び起こすMV凄い。

星の砂が入った小瓶を大事に持ち帰った幼少期を思い出すくらい純粋に切り取られた瞬間。
永遠にこのまま閉じ込めておきたい。


永遠にこうやって過ごすことはできない僕は

いきなりですが、最近よく「人は結局、自分が経験した物事や感情に基づいてしか誰かに言葉をかけてあげられないのだろうか」と考えます。

オーストラリアにルーツを持たず、来訪歴や思い出もない私は、
どうしても当事者にはなれなくて、2人と同じ苦しみを味わうことはできないし、
本当に正直に言うと故郷への思い入れも皆無なので失う悲しみを理解することができない。
完全に、完璧に、を目指すなら何も言うことがなくなってしまう。

けれど、理解したいと思うし、分かち合いたいとは思っていて。

出身や自分ではどうすることもできない環境や出来事、
その決して埋めることのできないへだたりを超えるには、
やっぱり対話なんだなって、この曲に希望をもらったんですよね。

ちょうどMVが公開されたタイミングで『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』という本を読んでいたのもあって、

自分が見ているものと相手が見ているものが違っていても、
自分が感じたことと相手が感じたことが同じではなくても、
自分にはこう見えた、自分はこう感じたという対話を通して、
限りなく心を近づけ合うことができるんだなと。

元々、スキズは凄く対話を大事にするグループだと思っていて、
2 Kids Roomとかの企画もそうだし普段からくだらない事でも真剣なことでも、
話をする、話を聞くことを大切にしあってるところが好きなんですが、
特に忘れられないのが2022年6月16日のTikTokLiveで曲を聴いたヒョンジンとピリが、
曲を聴いて浮かんだイメージをお互いに話し合って、自分が感じていることを一生懸命言葉にして相手に伝えて、
2人で同じ風景を見ようとしている一幕。

どれだけ仲のいい友人でも、血のつながった家族でも、
同じ曲を聴いて同じ感想を抱くわけではないし、
同じ空を見ても同じ青が感じられるとは限らないけれど、
もしかしたらどれだけ頑張っても完全に「同じ」なんて不可能なのかもしれなくても、それでも、
そういう「わからなくてもわかろうとする」気持ちというか、
「理解することを諦めない」姿勢みたいなものが8人には共通認識として、あるように感じられて、
だから今回「FNF」を聴いて、スキズにとって音楽もまた対話なのかなと感じました。

で、それが凄く嬉しかったんですよね。

隠しておくこともできるのに、怒りとか、喪失感とか、そういう感じたことを話してくれるのは、
きっと打ち明ける相手としてSTAYや聞き手を信頼してくれているからだし、
個人的な感情を大衆に伝わる歌詞として昇華できる素晴らしい才能があるからで。

何が言いたいのかよくわからなくなったけど、
スキズの音楽とスキズが好きで幸せだな~とFNFでしみじみ感じたという話です。

それでやっぱり、私はスキズの自分が感じた痛みを誰かへの優しさに換えられるところが好きだなと思います。
スキズを好きになってから見上げる青空って前より綺麗だし。

あと本当にシンプルな話、曲がめちゃくちゃ良い。
サビの「I'm catching up」、upの繰り返しで追いかけても追いつけない焦燥感みたいなのが感じられるのも凄い好きです。
スキズ、歌うま~(初日の感想)


他の曲についても話したいのですが、どこがどう好きか話すと止まらなくなるので一旦〆て、
これからも離れることなくその場でしっかり STAYしていこうと思います。

ペンミのチケット買うぞ~~~~~~!!!!(まだ買ってないのかよ)


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