20230914✴︎Virgo ハン
ハンジソン、23歳の誕生日おめでとうございます!
23歳になってもハニとかジソンくんって呼ぶのが勝手に恥ずかしくて、いらん自意識ゆえに謎にフルネーム呼びしてごめんなさい。
スキズが次々に生まれる季節が来ましたね(言い方)
ハニピリが立て続けに生まれると今年も秋がきたな、と実感します。
そんな最高の季節、初っ端から遅刻して申し訳ないのですが、ちゃんと書きたいので時間をかけずにぱぱっと書きたくなくて今になっています。
このテーマでセンイル記事を書くと決めてから一番どうしようかなと思っていた「3連続おとめ座」のターンがやってきてしまいましたが、
当然この世に一人として同じ星を持つ人はいないので頑張って楽しんで書こうと思います!
前置きが長くなってしまいましたが(いつものこと)、以下に!
ハン・ジソン
「はじめに」でも少し触れたような気がしますが、3RACHAの星座が「獅子座→乙女座→天秤座」って3連続で続くの本当に凄すぎる。奇跡。
自分がそう思うのは、3人がそれぞれ余りにもその「星座らしさ」をがあると感じさせる人達だからなんですよね。
チャンビンさんは余りにも獅子座的だし、バンチャンさんは天秤座的だし、
それでいうと、ハンジソンも乙女座的だと感じる人です。
この星座はこう!みたいなステレオタイプに当てはめることは極力したくないですが、3人とも星座が解った時に一切違和感がなかったのを覚えています。
そんな獅子座と天秤座のヒョン達に挟まれた乙女座の3RACHAマンネ、ハンジソン。
乙女座の一等星はスピカ、星言葉は『抜群のセンスと直感』です。
『抜群のセンスと直感』
いや、ハンジソンの1ページ目に書いてあるやつ。
顔がめちゃくちゃ可愛くて美人でイケ面太郎なことはいったん置いておいて、
その表紙に惹かれて彼という物語をめくったら1ページ目に書いてある言葉。
相手が何を求めているのかを直感で見抜き、的確に、
そして求めている以上のものをくれるハンジソンは、
まさに乙女座の頭脳と感覚が直結している才能を体現している人だなと思います。
「I analyze.(私は分析する)」
乙女座のキーワードは「I analyze.(私は分析する)」
12星座を一つの魂が産まれ、生きて、また魂に還っていく物語だとすると、
獅子座というのは赤ちゃんが立って歩きだし始めるような段階だとチャンビンさんの章でお話ししましたが、
その続きとなる乙女座では、まず自分以外の世界にぶつかります。
「他者」です。
ある意味で、世界は自分だけでのものではないこと、
自分と同じように感情や思想、個性に持つ存在が世界には無数にいることを知るのが乙女座だと思います。
赤ちゃんは、自分や家族だけが世界の全てです。
自分という主人公と、自分と血が繋がっている存在だけが世界の登場人物であり、
あえてこういう言い方をすれば自分の一部のように感じられる存在しか周りにはいません。
獅子座で「ここに行きたい」という意志が芽生え、そこを目指すために立ち上がる。
望む未来を創造するための、最初の一歩を踏み出した時に「他者」とぶつかる。
そこで初めて、世界には「自分以外の他人」がいることを知るのが乙女座です。
「歌手になりたい」と世界に飛び出し、事務所に入ったハンジソンが出会ったのは、
今まであまり関わることがなかった同世代の「他者」でした。
他人と関わるとき、不思議なことに「共通点が多いほど寂しさも増える」気がします。
例えば、韓国に生まれた第一言語が韓国語の10代の男の子が、
アメリカで生まれた第一言語が英語の50代の女性と関わるとき、
うまく関われなかったとしても「寂しさ」を感じることはそうないのではないかと思います。
それは最初から「あなた」と「私」が決定的に違うことを知っているからです。
けれど、「同じ年頃」で「(ほとんどが)同じ国出身」で「同じ言語」を話していて、
なおかつ同じ夢を追いかけているはずの同世代の集団に放り込まれ、
そこで人間関係に悩んでいたハンジソンの10代は、とても寂しさを感じる時期だったのではないかと思います。
最初から解り合えないと知っているよりも、解り合えるはずなのにそうできないことの方がよりもどかしく、難しいです。
同じ言葉を話していても、自分だけ通じない言葉を話しているように。
そんな自分自身をハンジソンは「異星人(エイリアン)」という言葉で表現しました。
宇宙からやってきた異星人が、地球人と同じように生きるのはどれだけ難しいでしょうか?
うまく息ができず、話せても言葉が通じず、自分はどこに行けばいいのか、どこにいればいいのか解らない。
そんな「ひとりぼっち」の寂しさをこの言葉一つで表現して見せたハンジソンのセンスに改めて感嘆してしまうのですが、
その渦中にいた時は本当に大変だっただろうなと、想像することしかできませんが、考えてしまいます。
もしも、どうしても叶えたい夢がなかったら、心が折れてしまっていたかもしれません。
それでも自分の才能を信じて、ぶつかっていったからこそ、
自分の夢を通して想像していたよりも遥かに多くの、そして遠くの他者とも出会い繋がる今があるのだと思います。
そして、その声はどこにも交われず孤独を感じている「異星人」にも届くようになりました。
かつて、ひとりぼっちだと感じていた「異星人」は、
この地球に居場所を見つけるだけでなく、
今自分はひとりぼっちだと感じている「異星人」に居場所を与えられる存在になったんです。
「他者」は、私たちが完全に解り合えないことを象徴する存在でもあり、
同時に自分とは何者なのかを教えてくれる存在でもあると思います。
「他者」にぶつかり、自分を知り、世界を分析し続けるハンジソン。
その傍に、決して離れない家族よりも家族な他者がいてくれること、
その7人を自らつかみ取ったハンジソンに、「異星人」の一人として本当にありがとうと言いたいです。
間に溶ける(安定・信頼・実質性・現在×変容する)
ハンジソンは「地」のエレメント(性質・価値観)を持つ星座の持ち主です。
そして、乙女座のクオリティ(行動の傾向)は柔軟宮です。
柔軟とは、その言葉通り相手や状況に合わせて変わっていくことを指します。
これは、ハンジソンの月星座が「魚座」であると仮定して進めるのですが
乙女座と魚座はどちらも「ダブルボディーズ・サイン(二面性を持つ星座)」と呼ばれる星です。
つまり、ハンジソンは太陽星座も月星座もどちらも「ダブルボディーズ・サイン」ということになります。
魚座はよくイラストでも描かれる通り、離れないように繋がれている2匹の魚です。
この魚は親子であり、親と子のダブルボディとなります。
ですが、乙女座は女性だけが描かれることが多く他の「ダブルボディーズ・サイン」と比べて、ダブルボディであることがぱっと見では解りにくいです。
ではどうしてダブルボディなのかというと、乙女座が「処女宮」とも呼ばれる星だからです。
自分が変わる為に誰かを必要とするからこそ、乙女座は自身と他者、2つの身体という意味で
「ダブルボディーズ・サイン」だといえます。
逆に言えば、自分以外の誰かの存在によって「変わる前には戻れないほど決定的に変容」してしまう星であるともいえます。
そんな乙女座の二面性は「繊細さ」と「現実的」で語られることが多いように思います。
繊細さと現実的な面を持ち合わせる乙女座は、しばしば完璧主義者ともいわれることがあります。
繰り返しになりますが、乙女座は他者との出会いを果たし、自分以外の存在(世界)を知る星座です。
それはある意味では、自分が自分のままでいられなくなることを指します。
獅子座で「自分は自分だ!!」と自己を確立したのに、乙女座ではいきなりその自己が揺らぐことになりますが、
人は一人で生きていけないからこそ避けては通れない道です。
つまり、獅子座までは自分(または肉親)から見た自分しか知ることができませんが、
乙女座では初めて「他人との出会いによって生まれる自分」を知ることになるわけです。
例えるなら、家で見せている自分や親と話している自分と、
学校や職場で見せている自分や恋人と話している時の自分が違うのと同じように。
他者によって自分の一部が壊されることで、初めて手に入れられる新しい自分。
それはとてもわくわくするけれど、同時にめちゃくちゃ怖い事です。
誰だってやっと見つけた自分自身を壊されたくなんてないし、変容には多くの場合、痛みが伴います。
変容が大きければ大きいほど、痛みも強くなるでしょう。
けれど、逆にその恐怖を乗り越え「壊されてもいい」と思えるほどの他者に出会えたなら、
そして変わった後の自分も愛せるなら、それはとても幸せなことではないでしょうか。
火山は地中から上がってきたマグマが噴火することによって、破壊と形成を繰り返しながら出来上がっていきます。
自分自身や自分の価値観を「破壊」し、そしてまた創り出す存在。
何者でもない自分を「何か」にしてくれる存在。
それが、ハンジソンにとってSTAYであるという事実。
STAYへの愛と感謝を表現したくて作ったというこの曲ですが、
それにしたって…。
相手によって自分が変容する痛みだけではなく、「君の流した傷も受け止める」「痛くてもいい」と相手の痛みまで引き受けようとするの、流石に深すぎる、愛が。
下記は2月の京セラのレポで書いたことなんですが、VOLCANOという曲についての想いなのでここで再放送させてください。
乙女座はもしかしたら、他のどの星座よりも「変わる前(出会う前)には戻れない」ことを知っている星座かもしれないと思うことがあります。
それでも、「数百回巻き戻しても僕の選択はいつも君」「何度生まれ変わってもただ君」だと言い切れるハンジソンは、
STAYへの愛によって変容への恐怖を乗り越え、そして変わった自分を愛することを知ったんだなと思います。
え、どうやって返したらいい・・・・・・そんな・・・・ドデカ愛・・・・。
そして、これはあくまでも仮定の話なので、話半分で読んでほしいのですが、
ハンジソンの月星座が「魚座」だとすると、自分と相手の境界が解らないほど解り合いたいという感情があるかもしれません。
ですが「現実的」に考えれば、それは不可能なことです。
そのことを頭ではわかっているけれど、心ではそう感じることがあるかもしれません。
一つになりたい、けれど、2人でいる限りそれはできない。
その究極に解り合いたいという精神と、完全に解り合えないという現実からくる
地に足がついているようで、荒れる波の上を歩いているようなアンバランスさが、
「夢と現実の間(はざま)」に生きる彼の魅力でもあるように思います。
物語、言語、音楽
私がハンジソンについて語るとき、いつもどことなく緊張感と、
あえてこういう言い方をするならば「恐ろしさ」のようなものを覚えるのは、
それだけハンジソンという人が言葉を大事に扱い、言葉を扱うことに対して気を遣っているからだろうと思います。
もちろん、それは他のメンバーが言葉を大事にしていないという意味ではありません。
そうではなく、言葉を扱うことについて同じように緊張感やある種の恐ろしさのようなものを抱いているように感じられるからです。
自分と異なる「他者」を繋ぎ結びつけるもの、
同時に取り返しのつかないほど深く断ち切り離れさせるもの。
刃物はうまく使えば物を切り分けて、他者と分け合うことができます。
けれど、刃物は他者を切り付けて、決して消えない跡をつけてしまうこともできます。
ハンジソンは、言葉が持つその二面性を深く理解しているように感じます。
それは恐らく言葉によって傷つけたことも、傷つけられたこともあって、
なおかつ彼がそれを忘れない人だからだろうだと思います。
黙っていれば何も話さず、何も言わなければ、誰のことも傷つけることも、傷つけられることもないかもしれません。
それでも、どれだけ相手のことを考えていても想っていても、やはり言葉にしなければ伝わりません。
だから、私はハンジソンに「音楽」というもう一つの言語があってよかったなと思うんです。
音楽があれば、国や性別や言葉や、私達を縛るあらゆるものを超えて、自分を語ることができ、魂で繋がることができる。
そして、言葉を大事にしているハンジソンだからこそ、音楽でも沢山の人と繋がることができるんだと思います。
いつも、曲を作るときは「聴いた人が自分の頭の中を整理して問題が解決できればいい」という趣旨で作ることが多いと話していましたが、
確かに、ハンジソンが紡ぐ言葉によって、自分の考えも沢山整理されるし、
下手に慰めの言葉をもらうよりも、より具体的に自分の癒しに繋がっている気がします。
「僕がSTAYにできる恩返しは、僕の想いと物語が詰まった良い曲を届けることです。
これからもSTAYが悲しい時、嬉しい時、どんな時も寄り添える音楽を作り続けます。」と
ドムツ大阪のあいさつで言っていたハンジソン。
これからも彼が持つもう一つの言語、音楽と共にずっとずっとどこまでも走り続けていってほしいです。
可能性の星
幼いころから、両親に「お前は何でもできる子だ」と言われて育ったというハンジソン。
事務所に入って、友達が辞めていったり、自分もいつ退社しろと言われるかわからず、
夢に対して自信を失った時も、揺らがずにいられたのは、その言葉のおかげだと言っていたハンジソン。
「マレーシアで友達が沢山いる人気者でもなかったし、勉強もできなかったし、凄く裕福なわけでもない平凡な家庭だった。
僕には夢だけがありました。
努力したことと言えば…歌詞を書くことくらい?
そんな13歳の男の子がどうやってこうして夢を叶えたでしょうか。
”僕は何でもできる人間だ”という、その考えだけです。」
こうやってご両親から受けた愛と信頼で夢をかなえて、
「万能」という賞賛をいつも受ける人になったハンジソンが、凄く素敵だし、かっこいいですよね。
作詞作曲ができて歌もうまければダンスもうまいし言語能力も高くてバラエティ力もあるからMCも盛り上げ役もできるし絵も上手だし…。
大したことじゃないように話していたけれど「何でもできる」と思って、実際に「できる」人間がこの世界にどれだけいるのかって話ですよね。
純粋すぎる。
私がスキズを好きだと思うところの大きな一つに、「自分が受けた愛を決して忘れず誰かに与える」ところがあるんですけど、
自分が「何でもできる子だと言われて、何でもできるようになった、はい終わり」ではなくて、
自分がどうしてできたのかを分析して発見して、そしてまた自分以外の人もそうだと、
「あなたも何でもできる」と信じてくれるハンジソンが好きだなと思います。
そして自分が信用できない人に「あなたのことを信じてるよ」と言われても疑ってしまうからこそ、
「信用される人」であろうと努力しているところも。
「誰かが自分を信じてくれるということは、本当に大きな力になります。」
ハンジソンを見ていると、本当にそうだなと感じるからこそ、
自分がアイドルを見たいように見て、信じたいように信じているように、
きっとアイドルも「ファンが信じてくれている自分」でいたいし、
「自分が信じているファンの愛を信じたい」のだと思う。
だからこそ、ハンジソンがいつも信じられるようなSTAYでいたいと思います。
1人でも何でもできるハンジソンが、誰かとならもっと可能性を広げられる、もっといろんなことができることを知って、
Stray Kidsという宇宙船で無限の星々の間を旅してるという事実、涙。
ささやかで大切な、
私はハンジソンの幸せについての考え方が凄く好きです。
「僕の個人的な考えですが、人の感情は一般的にポジティブなものよりもネガティブなものの方が多いと思うんです。
辛いこともあるし、悩みもあるし、ストレスとか、他の人への嫉妬心とか。
そんな感情を持って暮らしながら、時々、例えば会社勤めをしている人が
とても疲れてて、上司から怒られたりして、帰っている時に、
帰り道にまだパン屋さんが開いていて、大好きなチーズケーキが半額セールをしている。
そういうのって小さな幸せじゃないですか。そういうのはいきなり訪れるじゃないですか。
だから幸せはいきなりやってくるお客さんだと思います。
大きなものじゃなくても、大げさなものじゃなくても、それが幸せだと思います。」
この考えに出会ってから前よりも幸せを見つけるのが上手になった気がします。
こういう風に考えると、日常の中には本当に小さい「お客さん」が沢山いるんですよね。
例えば、もうすぐ夏野菜の季節が来て嬉しいとか、今日の風は気持ちがいいとか、寄り道したらよい店を見つけたとか、本当にささやかだけど心を温かくしてくれるような。
ハンジソンという人も、私の人生に訪れてくれたお客さんで、
もちろんささやかというにはデカすぎる幸せだったけれど、
これからもハンジソンのおかげでたくさんの小さな幸せを見つけるだろうし、
同じように大きい幸せもそうだし、沢山の小さなお客さんがハンジソンに訪れるといいなと思っています。
才能と可能性に溢れた一等星ハンジソン、改めてお誕生日おめでとうございます!
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