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脳画像解説

脳画像って難しい…
見れるようになりたいけど、どこから勉強すればいいかわからない…
後輩に脳画像について聞かれたけど、答えられなかった…

そんなふうに思ったことありませんか?

脳画像はポイントを押さえれば、意外と見えるようになってきます。
確かに難しいですが、出来るだけ早く知識を入れておいた方が良いです。

出来るだけ早く知識を入れる!これ実はめちゃくちゃ大事です。

脳画像を見れるようになるには、知識と量が必要です。

つまり知識だけあっても、たくさんの脳画像を見たことが無い人は、見るのが難しいことが多い。

脳には個人差があるからです。
人の顔がみんな違うように、脳も人それぞれ個別性があります。

さらに脳卒中も様々です。
同じ被殻出血でも全然違います。

そういった意味で、たくさんの量を見る必要があるんですよね。

でもたくさんの脳画像をせっかく見れる環境にあるのに、全く知識がないのでは、なんのこっちゃわからない。
だから出来るだけ早めに知識を入れて、なんとなくでもわかるようになった状態で、色々な脳画像をみる経験を積んだ方が良いと思います。(完全に僕の独断と偏見ですが…)

そんな脳画像を見る上で、最低限ここは覚えておいた方が良い知識をサクッと見やすいようにスライドにしました。

スライド数は72枚
今後、少しずつ追記する予定もあります。


脳画像を基礎的なところから学びたい。
さくっとわかりやすい図で見たい。

そんな方はぜひ最後までご覧ください。


まずは基礎的な部分から見ていきます。

中心溝


こちらのMRIはT1強調画像です。
T1強調画像は脳の構造がとてもみやすいので、どこになにがあるのかを見る上では良いと思います!


中心溝は手順を踏めば比較的簡単に見つけることが出来ます。

大脳縦列

帯状溝

逆Ωの形には個人差がありますが、帯状溝を見つけることが出来れば比較的見つけやすいです。

逆Ω

大脳縦列から出る一番太い横線が帯状溝。
その斜め前辺りを探すと、中心溝があります。

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