ときめきとメルカリ

トキメキとフリマ(断捨離から出品までの体系化)

 数ヶ月前に、片付けコンサルタントのこんまりさんの本を読んでから、空いた時間を見つけては断捨離するようになりました。断捨離の中では、ただ捨てるだけではなく、フリマサービスで出品したりもしています。
 断捨離からフリマ出品まで、実践の中での流れや、自分独自の基準設計(「ときめきポテンシャル」と勝手に言ってる)について、一度振り返って整理してみたいと思います。

① 自分の「ときめき」判定

 まず最初に、こんまりメソッドに基づき、自分が持っている物を「ときめき」という基準で二分していきます。宝の山(ときめくもの)と、ゴミの山(ときめかないもの)の二つの山が完成しました。

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② ゴミの山から、他の人にとっての宝を見つける

 本来なら、ときめく物に焦点を当てて、それらを収納していく流れになるのですが、今回はときめかない物の方に焦点を当てます。
 たとえ自分がときめかないものであったとしても、他人にとってときめくものである可能性は十分にあります。ではそれをどうやって見分けるか。それは単純で、メルカリなどのフリマサービスでその商品の名前を入力すればいいだけです。

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②-1) ときめきポテンシャルの調査

 フリマサービスで商品を検索すると、その商品がどのくらい出品されているか、どのくらい売れているか、どのくらいの値段で売れているか。がすぐにわかります。これによって、ときめきポテンシャル(他者にとってのときめきの潜在価値)を調査します。(※ときめきポテンシャルは、勝手に自分がそう呼んでるだけです)自分は単純に、

ときめきポテンシャル = 相場価格(その時の需要と供給バランスに応じて多少調整)

で考えています。そもそもこういった場での相場価格は、元々誰かが決めた定価ではなく、需要と供給の中で流動的に決められる価格のため、よりその時の物の価値が鮮明に浮き彫りになります。他者が求める価格より値段設定が高ければ売れない、もしくは値下げ交渉されて矯正されているはずです。


②-2) 閾値の設定と、選別

 それぞれの商品の「ときめきポテンシャル」つまり相場価格について上記の流れで調べると同時に、閾値を設定します。現在自分は

ときめきポテンシャルの閾値=800

で設定しています。送料や手数料、梱包などの手間を考慮しています。この値より低いものは処分もしくはリサイクルして、この値より高いものを選別していきます。

③ 他の人にとっての宝を出品

 ②で選別した、「ときめきポテンシャル」が閾値より高いものは、他の人にとって宝(になりうる可能性があるもの)です。次々とフリマサービスにて出品していきます。
 以上が、自分の「断捨離」から「出品」までの流れです。

総括

 全体を俯瞰してみると、以下の流れになりました。

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 すでに多くの人が認識していることだと思いますが、「こんまりメソッド」と「フリマサービス」の相性は抜群でした。自分がすでにときめかなくなってしまった物を、誰か求めている人に行き渡る道筋が描けると、その物は改めて、誰かにとってのときめく物になれます。ときめきを連鎖させ続けることができます。また、手放した本人は、商品の代わりに得たお金で、また別のときめきを探しに行くことができます。
 折に触れて、「ときめきの棚卸し」と、フリマサービス等を使った「ときめきの連鎖」を、これからも意識してやっていきたいと思います。

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