銀行に預けていれば損をしないはウソ!?
銀行に預けていれば元本割れがないので損をしないという人がいます。
たしかに一千万円までは元本が保証されています。
しかし、本当に損をしていないのでしょうか?
10月からタバコを始め色々な物が値上がるので、今回は物価の話を交えてそれについて言及したいと思います。
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銀行に預けていれば(一千万円まで)確かに元本保証のため、「金額的」には損はしていません。
しかし、昨今の諸々の値上がりでわかると思いますが、物価がジワジワ上がっています。
だけど銀行の金利は0.001%や0.01%と、あってないようなものです。
100万円を1年預けて利息が10円とか100円の世界です。
ということはです。
「長期で預金していれば相対的に価値が目減りしている」
ということです。
もっと分かりやすく言うと
「お金の価値が低くなっている」
ということです。
例えば、私が子供だった20数年前はラーメン1杯500〜600円が相場でした。
しかし今は700円や800円が平均となっています。
また、当時牛丼並一杯280円、マクドナルドのハンバーガーは59円でした。
今からしたら想像がつかない値段ですよね(^_^;)
その頃から1,000円を20年預けても利息はほぼゼロです。
当時1,000円あれば、牛丼なら3杯食べられましたが、今では380円なので2杯しか食べられません。
つまり、同じ1,000円でも一昔前に買えたものが買えなくなっているのです。
相対的に損をしているとも言えます。
ではどうすればよかったのか?
それは
「物価に連動する商品を買っておけば良かった」
というのが一つの答えです。
例えば、株式です。
株は物価に連動しているので、株式投資は一つの手段としていいと思います。
個別株だと元本割れのリスクがあるので、慣れていない方はインデックスファンドなどの投資信託がいいと思います。
ただ、簿記を勉強して企業の財務内容や将来性が分析できるようになれば、元本割れなどのリスクは減らす事ができるので、やはり株式投資をする上で最低限の会計の知識は必須となります。
長くなりましたが、結論としては
「銀行に預けていれば損をしないというのは、金額的には損をしないと同義語であり、物価を加味すると損をしている。
対策としては、物価に連動する商品に投資すると良い。」
というのが、一つの結論となります。
その他、国債や社債など比較的安全な商品に投資するのも、ご自分が許容できるリスクの範囲で柔軟に対応すればよろしいかと思います。
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