木になるどんぐりの実

歩いて買い物に行ったりお散歩するときに、木の葉っぱや空を眺めたり地面の雑草や木の根本やお花を眺めるのが最近の日課になってきてる。

今日、ふと上を見上げるとミドリ色の小さなどんぐりの実がなっていた。今まで何度も歩いている道だし、上を見上げて歩いたりもしているはずなのに、どんぐりの実がこの時期に木になっていることに初めて気づいた。なんならどんぐりが木になっていることに気づいたのは初めてかもしれない。

ワタシの中では、どんぐりは下に落ちてて拾うもので、上を見上げて眺めるものではなかったのだ！今まで枝付きのどんぐりを何回もみてたくせに！！なんて日だ！大発見をしてしまった！！！うれしすぎるよ！！！

にしても、ヒトは普段いかに見たいものしか見ていないのだ。思い込みプラス見たいものを瞬時に選ぶこの体。

昨日YouTubeで養老先生がヒトの脳はノドが乾いたと思うより先にヒトの体が水を飲む動作に入る指令をだしているというお話しをされていた。

五感六感フル活動で動作がさきで感じるのや思いがあとで時間差があるなら、いまワタシが考えてるこの文章を作るという作業も意識しない間に体が先に動きだしたあとに思考がやってきているのかななど思いはじめると、ほんと不思議な感覚しか生まれない。ジブンはジブンであってジブンでないというコトバを最近よく見聞きするけれど本当にますますわからないし、全ての縁でワタシがあるんだなぁ。などと今日も安定のぐるぐる思考である。

また次通ったらミドリ色の可愛いどんぐりたちをいっぱい眺めて写真におさめたいな。

ではでは、ツライ気持ちや心配ごとが多い毎日だけど、少しでも多くみんなが穏やかに過ごせますように。