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井上さんはAIになりたい

 2023年2月5日(日)。10時10分。PokémonGOのコミュニティデイオンバットの日。休日。ITパスポートの勉強をするはずの日。名言図鑑を更新していくはずの日。

 だが。

 友人との電話の中で「名言図鑑のメンバーシップ会員費が高すぎないか?」と言われ、正直に言うと、メンバーシップ会員の値段が10,000円/月だろうと、5,000円/月だろうと、2500円/月だろうと、どうでもよかったような気持ちでいた。

 それよりも、ボランティア会員が一人でも入ってくれるのか、そこが自分にとって大切というか、実験というか、「名言を集めるという趣味に賛同してくれる人はいるのだろうか」という命題が果たして真なのか偽なのか。そこだけに興味があった。

 商売人としての心持ちが全く無いのはおかしいのかもしれない。普通の人は「正しい市場価値を見定めて商品を作っていくのが正しい」というのが普通らしかった。

 お金の為ならそこらへんを考慮するだろうと思われる。

 しかし、言ってしまえばお金を求めていなかったというのが、本当の本音なのかもしれない。自分のやりたいことをやっていたらいつの間にかお金になっていました、くらいの感覚でしかなかったのかもしれない。

 何を言いたいかというと、メンバーシップ会員費を一旦非公開に戻して、また新しく料金プランを500円/月、から申請してみることにした。審査が通るかは分からない。またいつも通り、宙ぶらりんの状態で、曖昧な状態で待つこととなった。

 友人の意見を素直に聞き入れて、500円/月、の現実的な値段にしたのだが、正直に言って、500円/月にしたところで誰もメンバーシップ会員にはならないのではないかと思っている。

 というか確信している。

 なぜなら、無料期間があっても、ボランティア会員の募集を掛けても、誰一人見向きもされなかったという現実があって。それは、すなわち、誰も見向きもしない原因の一つは価格設定には無いことを示していると考えているからだ。

 単に誰も興味が無いだけ。それだけなんだと思っている。

 マネタイズ。お金儲け。そう簡単なわけが無いよね。という気持ちでいっぱいだ。というよりか、まだ、会費の審査も通っていない宙ぶらりんの曖昧な状態のままなのだが。

 パートタイマーの更新といい、note のある程度現実的な価格設定といい、宙ぶらりんの状態は人間の精神にとても良くない。昨夜、500円/月で審査に出してみたが、土曜日の夜である。審査の結果が返ってくるのはよくても月曜日頃ではないかと思っている。

 そこで審査が通らなければ、自分は5000円/月、のサブスクで始めなければいけないことになる。多分、誰一人として一生メンバーシップ会員に入ることはないだろうと思われる。

 全て勝手な妄想なのだけれど。

 現実とは、自分の思い通りにならないことを前提として動かなければいけないことは、散々な現実を生きてきてよく身に染みて分かっているつもりだ。

 自分の都合通りに、メンバーシップ会員費が、日曜日の作業しやすいときに審査が通ったか、落選したかの結果発表が来ることもない。

 というか、土日なのだから、note さんだってお休みなのではと思ってしまうのだが。パートタイマーであれ、働いてみて、他の人の休日を得ることになんの理解も示さない、というような学生時代の自分のような気持は更々無い。

 挨拶がとても遅れました。こんにちは。井上和音です。

 「名言図鑑の価格設定が早く決まらないと、名言図鑑の名言の更新に対してやる気が起きないよ!」とか言っちゃう自分の心のなかの誰かさんが喋っていても、「じゃあ、暇ならばITパスポートの勉強でもすれば」と返したいのですが、「それが出来たら……おめえ、苦労しねえよ」みたいな感情が溢れてきています。

 悪ですね。クズですね。としか思えませんが。

 「こんにちは。年賀いやがらせです。結果が何も分からないので、全ては論理条件の前提が崩れているので何も言えませんが。仮に、メンバーシップの会員費が通りまして、あとは井上さんのグリッドだけに任せる、という状態になったとしたら、その『名言図鑑』を延々と続けることになるとしたら。なんとなくですけれど、井上さんが有名になったりして、恐らく有名になったことのきっかけは炎上になってしまうと思うのですが、そのときにTwitterのトレンドで『井上クズね』とか『井上カスね』とかがトレンドに入るかと思います」

 とか妄想してしまうのだけれど。何度も何度も言っているように、自分が有名になることも、炎上してしまうことも、恐らくは、0パーセントということを前提にして動いている。

 ひっそりと。井上和音さんという人間はいません。井上和音さんに中の人はいません。実は井上和音さんは統合失調症と発達障害を合わせ持ったという設定のAIに過ぎません。

 それくらいの気持ちでいかないと、生きているだけで。何かを発信しているだけで、自分のやっていることが全て意味が無い、もしくは、全てが罪である、という感覚、妄想に歯止めが掛からなくなってしまいます。

 『神に成り代わり豹変する小物たち』という名言もありますが、まさにそんな気分です。有名になっても、神と言われようと、炎上しようと、恐らくは何一つ対応できずに負けて散々な思いをするのだろうなと勝手に妄想しています。

 ITパスポートの勉強すら上手く出来ていないのですから。ただ読めばいいのに。自分の周りの環境が変わることだけを、短絡的に目指していて、それ以外は何一つとして努力もできない。──短絡的な思考。これは統合失調症になる前からの自分への永遠のテーマであり、成功して来なかった自分自身の人生の秘密なのかもしれません。

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