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障害年金をもらっている人は、日本国民に支えられて生きていることを忘れてはいけない

 2022年11月14日(月)。21時26分。

 「はい。こんにちは。年賀いやがらせです。実は今日、2022年11月14日は、実に五日ぶりの仕事だったとか。いやー。きつかったですね。五日間のバカンスはどうでしたか? え? 好きで休んだわけじゃない? コロナバカンスとでも言っていいのでしょうか。旅先は数日間お布団の旅。高熱が出ますが、ぼーっとしたいあなたには最適なバカンスだったのではないのでしょうか」

 いかん。とりあえずはバカンスと言うな。バケーションでもない。なんでもない。このまま年賀らせに何かを言わせ続けると、この世をなめたかのような発言ばかり出てきてしまいそうで、怖くなった。

 確かに、五日間、ほぼ休みでした。何にも考えていなかったのですが、今日職場に行ってみて違和感があったというか、「え? 僕ってこんなところに勤めていたっけ?」みたいな謎の違和感があり、そのときにようやく、「そういえば五日も休んでいたのか」と気付いてしまい、自分が一応は社会人だったことを少しは思い出した気分になりました。

 パートタイマー。

 それでも一応、大人の仲間入り。

 だけど、なんというか、ただ居るだけというか。

 仲間? なのか? というような立ち位置。何をすればいいのかもわからず、指示を待ち続けるだけ。

 「これやって。あれやって。そんでもってそれやって」と言うほど忙しくともなんともない日々。

 そういえば、そうだったなあ。僕は労働者だったのだなあとなんとなく思い出しました。仕事というよりお手伝い。Worker ではなく Labour 。そんな感じだったなあと思い出しました。

 力を入れずに、そこそこに頑張る、くらいでいいのかな。いかん。自分で書いていてもいけないような感覚になってくる。

 こういう精神や倫理観ではダメなのだ。ダメなはずなのだ。

 「ということで、やっぱり私が出てくることになりますか。はい。この時期は控除額申請の時期がやってきましたよ。というか、朝から机に置いてあって。『ああ、これかあ……』という気分になってしまいましたよね。申請しないなら申請しないでいいのですよ。がっぽり税金とられるだけですが。まあ、しますね。はい。大人の仲間入りです。しかし、まあ。こういう控除とかが現実の目の前の問題として上がってきたときには、いかに障害者が恵まれているかが分かりますね。障害者控除27万円。基礎控除が48万円なので、あわせて控除額75万円。その他いろいろ、社会保険料控除とか組み合わせて、結局あなたの所得はマイナスになります。(※2023年3月27日現在所得がマイナスになるということはありません。所得税の課税額が0になるというだけです。)所得税0。住民税も0。障害年金は非課税ですので所得には入りません。障害年金は全額あなたのものです。老齢年金ですら税金がかかるというのに、障害年金は一体どういうレベルで国から擁護されているのですかね。まあ、私はあなたなので、自分で言うのもなんですが、障害年金もらえて、知能が低いということも無く、五体満足で、特権がありすぎのような気がするのですが、もうこれは逃れられません。一度吸ってしまった甘い蜜は、もう逃したくはありません。申し訳ございません。本当に申し訳ございません。来年一年間以上ですけれど、とりあえずは来年一年間は、国民年金も免除されているし、所得税も払うことはありませんし、障害年金は90万円近く自動で入ってきますし、週休三日の日が多いし、精神科での上限も2500円までで、それ以上は全て税金で支払われます。映画も800円くらいで観れて、街中まで行く電車賃も、職場から支給されているために、実質タダみたいなもんです。定期券なので土日も使います。遊び行くときの電車賃もタダというわけです。

 なんというか。

 申し訳ないということもおこがましいというか。

 税金で生きている。皆さんに生かされている、と本気で思っています。

 障害者がここまで、あけすけに自分にいかに税金が使われて生きているかをぶっちゃける人は、そうそういないと思います。『精神障害ってこんなにきついんですよ!』とか『発達障害を理解してください!』とか『死にたい』とか。

 色々言っちゃうわけなんですが、障害年金をもらうくらいの重症な人は、税金によってものすごく助けられている、国民の皆様に本当に感謝をしなければいけない、と思うのが、今の私の本音であり、井上和音さんの本音でもあるみたいです。

 特権階級、とか揶揄したりしていますが。

 それでも、まあ、苦しい期間もそれはそれは長い間経験してきて。何度も何度も言ってきたので深掘りはしませんが、期間も知らさせずに鉄の扉でカギを閉められ、トイレとマットしかない部屋で、窓すらなくて、扉に埋め込まれた時計しか変わるものはなくて。

 『ここで死ぬんだ』

 と、当時は本気で思っていました。

 そんな、人間が、毎朝起きて、パートタイマーであれ、何者かの一員になれたというのは、奇跡としか言いようがないのかもしれません。

 それが出来たのは、言うまでもなく、みなさんの税金があってこそなのですね。道行く人々、皆に感謝して生きていきたいと思います。

 と、言いたいですが、まあ。生涯年金というわけでもないので、あなたが支える立場に変わることも充分に有り得るので、甘い人生だと決めつけないで、貯金とかしっかりして生きていってくださいね。

 ところで、話が変わりますが、ロシアのラブロフ外相が搬送されたという謎のニュースが入ってきましたが、この現実は映画の世界か何かのでしょうか。何者かによる攻撃だったりしたら、まさに映画ですが。スパイ映画であり得そうなくらい、本当のニュースだったら信じられないニュースなのですが。この世は物語みたいな、映画では無いですよね。

 平和な世界を祈ります」

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