見出し画像

「死」を楽観視できれば楽観的に生きられる

こんにちは!井上ききです。

きょうは「死」を怖れなくなるためにはどうすればいいのか?って話。私たちは死なないために生きてるわけじゃない。

01 「死」を怖がるから生きることが怖い

私たちって「死」をネガティブに捉えすぎてると感じるの。死ぬことはネガティブなことでタブーで恐ろしいことっていう。

人によっては「死」って漢字を見るだけでもザワつくって人も少なくない。

しかし、よく考えてみるとさ「死」ってそれはそれは身近なものだよね。すべての人が「死」に向かって生きてるわけだし、しかも、いつそれは訪れるのかすらわからない。

こんなにも身近なものを、恐れたり拒絶したりしながら生きてたら、そりゃ生きることも楽しくないだろうなって思うの。

02 わたしは死なないために生きていた

って、言ってるわたしも、実は怖がり出身だったりする。

家族や自分にもしものことがあったら・・・なんていう思考が頭から離れなくなるような時期を経て今に至る。

そのころの私は、自分も家族も死んじゃいけないから、食品添加物を恐れたり、農薬を恐れたりもするわけです。

夫に幼い子どもを預けて出かけるのも不安だし、子どもが自転車で出かけていくのにも、いちいち怖い想いをしなくちゃならない。

想像力がネガティブな方にしか働かない。怖いことやイヤなことを避けるにはどうすればいいかを考えてばかりいた。

わたしはまさに死なないために生きてた。

03 「死」の恐怖を克服する方法:ひとつ目

このことに気づいてから、わたしは生きることを思いっきり楽しむために、どうすれば死を恐れなくなるかを研究したの。いまも研究は続いてるけどね。

変態でしょ?

で、効果があると感じたのは、死の恐怖を感じきるってことなの。

できるだけリアルに想像の中で一回死んでみる。そして大切な人にも想像の中で死んでもらってみる。

書いてると変態っぷりが激しいよね(笑)

でもね、泣きながらそれを感じきると、もうあんまり怖くなくなってるんだよね。

私たちは、みんな死を考えないようにしてる。お家によっては話題に出すことすらなんだかタブーなお家もある。

これって、むしろ変だからね。

04 「死」の恐怖を克服する方法:ふたつ目

死を怖がらなくなるために、わたしが思い込んでいることがあるの。

それはね、死ぬときってこの世の修行が終わるときだと思ってる。それがどんな死に方であっても。

神様が「もう十分に頑張りました。お疲れ様!」って言って終わる。

そして修業が終わったらもともと居たところに帰ることができる。そこがどこかはわからないけど、とにかくいいところだと思い込んでる。

「帰る」ととらえることで、生き方も変わる。

05 「死」を楽観的にとらえなおす

こうやって考えらえるようになったのは、最近だけど、そうなってからはおおむね楽観的に生きられるようになった気がする。

私も、私の大切な人もみんないつ死んじゃうかわからない。でもそれがネガティブなことではなく、むしろ、ねぎらわれるような瞬間だと信じられる。

これは、自分の人生も周りの人の人生もまるごと信じられるような感じがして、とてもいい感じだと思う。

もちろん、わたしが大切な人を亡くしても悲しくないって意味ではない。お別れは悲しい。

もしかすると「死」を楽観的にとらえるなんて、ちょっと不謹慎なことだと感じた方も多いだろうと思う。わたしもそんな気がしないわけじゃない。

でも、わたしたちの内側ってみんな、そこそこ不謹慎でしょ。わたしのように表現しちゃうかどうかの違いだけ。

06 藤井風くんの死生観

藤井風くんの「帰ろう」って曲の死生観は共感するところが大きいので、この動画をシェアしておきます。

井上ききウェブサイト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?