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母親にホメられたかった私に起こった意外な出来事とは?

先日、実家に行ってきたの。
 
私の実家はそんなに遠くはないので
1年に数回は行くんだけど、
コロナもあって、少し久しぶりでした。

Facebookにも書いたんだけどね

母に
「なおちゃん(私の本名)、
何歳になった?」

ってきかれて


「よんじゅうろく」
って答えたら、


「えええーー!
よんじゅーろくぅ!?

すごいねーーー!!」

だって。

何がすごいのかわからないけど

とにかく
褒められちゃった(笑)

年を取っただけなのに。


実は
これだけじゃなかったの。

母が、
「裏の山に菊が咲いてたから
仏さん用に摘んできて」
って言うから


元気だけは
いくらでもある私は


どこに何色の菊が咲いてたのかをきいて
摘みにいったの。

あ、うちの実家は
イノシシとかカモシカが
出るような
山奥なんだけど(笑)

裏山には階段みたいに
かんたんに整備された斜面があって
そこを登って行けばよくて


私でも
問題なくあがっていける。

お墓のところに
黄色とオレンジの菊が咲いてた。


トトロの世界観じゃなく
もののけ姫の世界観の方が
近い感じ。

お墓に手を合わせて

ハチを払いながら
菊を5~6本摘んで
帰ると、


祖母と母が


「あらー!
キレイな菊が摘めたねー」

って。

小さな子どもに言うように
ホメてくれた。


あれ、わたし。
こんな風に子どもの頃も
ホメてもらってたのかな。


もしかしたら
時々はこんな感じで
ホメられたのに


ぜんぜん受け取ってなかったのかも。


すごく頑張ったわけでもなく
こんなふうに
誰でもできることを
ホメられてて


でも、こんなこと
すごくもないでしょ


とか思って
受け取ってなかったのかも。

いま、私が私を
ホメて認めているから


こんな
誰でもできることを
ホメられて
受け取れているのかな。


それとも
母も祖母も
ボケちゃって


わたしを
小さな
子どもだと
思っちゃったのかな。

46才じゃなくて
6才だと思っちゃったのかな。

そんなこと、
もうこのさい
どっちでもいいけど。


わたしは
自分が自分でいることが
とても良いことだと思って


帰り道で少し
泣いちゃったりしました。

※2020年11月4日メルマガ転載

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