廃業漫画家を見つけると寂しくなる
エロ漫画家なんてものを初めて、約15年程になった。
売れたという程売れた事もなく、ぼやーっと続いている状態。
最近一段落電子売上が落ち、そろそろ潮時なのだろうかと思う日々。
漫画家は廃業したらどうするんだろう
そんな中、漫画家って生き物は廃業したらどうするのだろう?という疑問が沸いて、色々と情報を漁ったりしていた。
売れない漫画家のエッセイ漫画を読んだり、廃業後の漫画家のお遍路旅を読んだり、noteの記事を読んだり。
まぁなんか、みんな色々生き方を考えるんだなぁと刺激をもらう。
そんなところとは関係なく
突然「あ、この人久々に見たな」という作家さんを見かけたらSNSやらの情報が数年前でストップしているのを見ると、寂しくなる。
「廃業しました」と記事やエッセイマンガを描いてる人は、まだ精神がド安定してるのか、もしくはぶっ壊れる精神を抑えての創作活動なのかなんなのかわからないけど、なんの更新もなく、フェードアウトするってのがむしろ多数派なのかもしれない。
以前、尊敬しているエヌマ・エリシュのゆきみ先生が、「筆置きます」ってツイートしてた時「あぁ…まじか」と思ったものだが、なんか知らん間に再開してた。
RTがTLに溢れかえっていて、再開のツイートが追えなかったのだけど、ゆきみ先生はコロナの影響もあってコミケもないし…って事で「一旦」という事だったのだろうと解釈してる。
安定してる、落ち着いてる時の廃業や休業ってのは、なんか一言ありそうだよなと思うので
何もない人は、メンタルぶっ壊れちゃったりしてるんだろうかなんて思ったりする。
実際どうなんだろう。
僕はやめる時何か言うだろうか?
まだその日は来ていないのでわからない。
だって、ぶっちゃけ今の時代なら、小銭稼ぎくらい出版社通さずに全然出来るし、僕は無理だろうが同人でどでかく当ててる人だっている。
区切りをつけるってのは、何かこう、明確なサインがあるというよりも、気持ちの整理がつって事が一番のポイントなんじゃないだろうか?
だとすると、フェードアウト組は仕事はないがこの職業を続けるか迷っているって事なんだろうか、
それとも、もうツイートをする気力すらないくらい折れてしまったのだろうか。
自分のその日が来ないとわからない。
廃業したらどうするかプラン
余談だけど、自分は廃業したらどうするか決めてる。
元々、ある程度清貧で生きてれば長く続けられるだろうって考え方で生きてきたのでお金も余裕がある。
だから、まずは安い賃貸に移動するか、ボロ物件を買取る。
そんで、同人なりFantiaなり、Skebなりをゴリゴリやるって感じ。
もしくは、エロを捨てて一般の作画担当として雇ってもらえる場所を探すかなぁ。
今の資産だと7万/月も稼げれば死ぬまで食えるし、ぼちぼちの贅沢は出来る計算なので、売上が落ちてきてるとはいえ、そこまで焦ってはない。
僕は、漫画に人生捧げるってタイプではないけど、他に言うほどやりたいこともないし
どうせ商業仕事がなくなったらその分時間が余るだけだ。
執筆ペースさえ落とさなければ作品は増やせる。
同人だろうがFantiaだろうが、一般だろうが、作品を増やし続ける限り月7万くらいならなんとかなるやろと考えている。
不安症なので、実際その状況になるとどうなるかわからないけど。
まぁ、なんやかんやでやっていくんじゃないだろうか。
わからんけど。
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