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指導者は魔法を使う

前回記事はかなり踏み込んだ内容を書いてしまったので、今回は少し軽いお話をしてみたいと思います。

僕が目指す指導者についてのお話です。
ひとことでいうと僕は魔法使いになりたい…!

ちょっとおかしいですか?笑

でも僕の音楽経験の中で、生徒さんたちがたったの1時間程度で劇的に音が変わる瞬間を目の当たりにしたことがあります。

前に立つ指揮者の先生が発することばや、指揮の動作、その1つ1つが的確に作用しバンドが鳴り出すんです。

当時大学生の僕にとって、それは魔法としか言いようがありませんでした。
上手くは言えませんが、空間が変わるんです、良い音楽が生まれる空間に。

自分が数ヶ月かけても鳴らない音が、その先生が前に立って指導すれば指揮を振ったその瞬間に音が変わり、1時間指導すればまるで別人の音になる。

自分もそんな力が使えるようになりたい、そう強く思いました。

どうやったらその域まで達することが出来るのだろう…?
そこから今に至るまで5年以上模索しているし、これからも永遠に向き合い続けることだと思います。

今の段階でわかっていることは、ありとあらゆることを事細かに理解し、それを伝えられるようになるということです。

楽譜の指示、各楽器の特性、バンドのサウンドバランス、タクトの振り方、自分の身体の使い方…本当に沢山のことを把握し、相手に伝えること。

それはまさに音楽の原理を紐解き体現すること。
気の遠くなるような作業の積み重ねの上に成り立っているわけです。

自分がそれを理解するに至るのかは、正直わかりません。
でも原理・原則を紐解いていくことにはとてもワクワクします。

バッハが、ベートーヴェンが、チャイコフスキーが…色んな大作曲家たちが残してきた曲に隠された秘密を知ることが出来る。
そのワクワクをひとに共有することが出来る…

そんな素敵なことはないなと、そう思います。

このnoteでもまた勉強結果をアウトプットしていく予定ですので、よければ見てやってください^^



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