情報紹介16「カラフルバード」
LD関係の情報を集約されたサイトです(⌒▽⌒)
情報集約サイトは数多ある時代です。
でも、ここは情報の質と量のステージが違う!!
まだスタートしたばかりで、
「まだまだこれからなんです」と言われますが、
いえいえ、ここまで充実したサイトはそうないです。
スタートしたばかりとか、びっくりです!(◎_◎;)
なぜか?
それは、
LDのお子さんを持つ保護者の皆さんが、
我が子のために集めた情報や実体験を元にした情報を
記事にしておられるから。
具体的で実践的な情報が、リアルな肌感と共に語られているから。
試してみて感じたこと、
実際に助かった情報、
知っておきたかった情報、
が満載なんです!
そして、「多様な学びを探しに行こう」というテーマが本当に素敵!!
思わず首をブンブンと縦に振ってしまう。
ここには、
「今、ここで必要な教具」から、「行政の情報」、「ウチの場合は・・という具体的な経験談」まで、欲しかった情報がたっぷりあるけれど、
「この子の学び」は子どもの数だけ形が違っていて、
「方法を探す旅」に魔法のような「正解」はないんですよね。
例えば、「近眼です」と言われれば「メガネ作りに行こう」が誰にとってもとりあえずの正解と思えるから多くの場合、不安にはならないけど、
「LDです」と言われたり、「LDかも」と思ったりした時は、
なかなかそうはいかない。
検索すれば「LDとは」という情報はたくさん出てくるでしょう。
でも、「では何ができるのか」「何を試せばいいのか」「どこで相談できるのか」となると、「この子に応じた情報」が必要です。
そうなると、「どうすればいいの?」と、向かう方向も見えず、
ただただ不安で押しつぶされそうになってしまいますよね。
学校関係者としては申し訳ないのですが、
「LDなんです」と相談しても、「ではこうしてみましょう」という具体的な提案ができる学校ばかりではないことも、残念ながら現実です。
そんな時、ここには「目の前のこの子」のために何ができるかのヒントがたくさんあるんです。
「これ、この子にもいいかも」もあれば、
「ウチの子ならこれは難しいかも」もあるでしょう。
「ここがこうなら行けるかも」も。
「これをまずは試してみよう。試してもらおう」も。
私、「方法は武器だ」と思うんです。
学びにくさがある子達だからこそ「武器を持たせたい」んですよ。
その子が学んでいくための「方法」は子どもの数だけ必要で、
子ども達に出会うごとに、それを探す旅が続く感じです。
この子の学びやすさは、この子の姿からしかスタートしません。
だからこそ「多様な学びを探しに行こう」なんだと思うんですよね。
そのための「武器の情報」がここにはたくさんあるイメージ。
オーダーメードな支援が必要だけど、全てを最初から構築していくのは大変すぎるし、必要としている時期に間に合わないかもしれない。
だからこそ、カラフルバードに集まっている、保護者の皆さんの体験談と情報を参考にして、
試して、比べて、調整して、
「この子にあった学び」を探っていくことが大事だと思います。
「うちの子の学び方」のコーナーには、以下のような注意書きがあります。
何か一つのメソッドやご自分の体験を盲信するようなことなく、視野広く考えて運営しておられることが伝わってきます。
本当に頭が下がります。
あっ、このサイトは本当に素晴らしいですが、
子どもの学び方を探っていくこと=「保護者の役割」だと思っているわけではないです。
学びの主戦場は学校です。
本来、こうした発信は学校や行政側から出てこないといけないものだと思います。
あることはあるんですよ。いっぱい。
でも、ここまで「具体的で」「今と未来を見据えて」「多くの選択肢を示して」くれるものはそうないんですよね。
なんというか、「さすが」という言葉が浮かびます。
そして、保護者の皆さんが必要としておられたのはこういう情報なんだなということもよくわかるし、読んでいて勉強になりました。
だからこそ学校関係者こそが、この情報を活用していかなくては。
たくさんの皆さんに、この情報が届きますように!!
カラフルバードは、今後も随時情報が更新されていくそうです。
私も日々チェックして勉強したいと思います!!