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サステナブルなファッションライフに必要なこととは?


こんにちは。老舗クリーニング店直営リユースショップinotoriの榎本です。

最近、六本木で開催の『ファッションインジャパン』という、ファッションの歴史を100年前から遡って見ることのできる展示会へ行ってきました。ざっくり言って、モンペからサステナブルまでの流れです(2021年9月6日まで開催)。

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(地下鉄・乃木坂駅に展示されていたポスター)


自分の学生時代に流行ったルーズソックスが会場に展示されているのを見て、当時の友達が電車で履き替えている姿を思い出し、苦笑していました(ちなみに筆者は履いてませんでしたが)。それにそもそも、これがもう古物なのか、という事実。。

とそんなことは横に置いておきまして、、、

展示は時系列になっているため、時代背景とその時代の人が何を着るかというのが常に連動していてわかりやすく説明されており、またたくさんのブランドや服を見れて、勉強になった展示会でした。



今当店で取り扱っている古着というのは、このファッションの長い歴史の中で見ると「サステナブル」なジャンルになるわけなんですが、サステナブルというのは『人間・社会・地球環境の持続可能な発展』があるという意味合いで、継続させることに強い意味性を表している言葉、ということになります。

服の持続性を高めるために必要なのは洗浄(&ケア)だと、仮に私がクリーニング屋ではなくても気付くとは思うんですが、実際に服は洗浄せずに保管すると、しみや黄ばみ、虫食いや変色の原因を引き起こしてしまいます。

良い商品は1人の方が永い期間所持している場合もありますが、Bto Cto BまたはCtoCで市場に流通する場合もあります。古着の世界では年数が経つほど価値が上がる商品も珍しくはないため、そういったものを持っているお店(個人の方も)は特に服のお手入れには力を入れてもらいたいものですね。



そして2021年という年は、前年から引き続いているコロナウィルスの影響によって、「清潔」という部分に価値が生まれたわけですが、コロナよりも先に、洗った服を販売するという流れはでき始めていたのではないかなー?とは思います。

なぜなら、そのほうがお客様の利に繋がりますから。お客様が選ばれたことが、時代を作るのです。

しかし、洗うコストというのは、時間・手間ともに掛かるのは事実。

何しろ古着の場合は相当経年でダメージを受けていることがあり、洗うことでダメージが表面化することもありますから。なので、仕入れの段階で如何にそれを見極めることができるか、という部分もキモです。慣れてくればわかる部分なんですが、結構これで泣いた古着屋さんは多いのでは?と想像します。。



クリーニングという言葉は厳密に言うと、衣類の洗浄から乾燥を行い、アイロンやプレス機を用いて服を整形(形を整える)ことを指しますが、洗浄のみでも服を持続させる(服の寿命を伸ばす)効果は期待できるのではないか、と個人的には考えてます。
古着に関わる全ての方が、洗いを意識してもらえたら嬉しいですね。

とは言え、当店は古着屋としては新参者のため、詳しい方に教えていただいたり勉強したりしながら、これからのファッションの流れを見て、その中に参加していけたら、とは思います。

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■Reuseshop inotori■

「きれいを形にして、再生する。」


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