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もらって嬉しかった(んじゃないか)プレゼントランキング

人に自慢できることはほとんどありませんが、唯一誇れることがあるとしたら、友達の多さです。

10年以上付き合いのある親友から、大人になってから始めた趣味の仲間、近所の居酒屋で知り合った常連さん。会う頻度も関係の深さもそれぞれだけど、とにかく人には恵まれている自覚があります。ありがたいことです。

接する相手が多い分、わたしは比較的「贈り物をする」ことが多いような気がします。誰かと比べたわけじゃないけど、なんかしょっちゅうプレゼントを探してるような。

そして、かなり真剣に選ぶので、結構喜んでもらっている気がするのです。


……気がするのです!

いや、別に自己満足でかまわないんだけど。プレゼント選びが好きって話です。

自分的プレゼント選びの基準は、

(1)他の人とかぶらない

(2)自分じゃ買わない特別感がある

(3)気軽に使える

(4)相手らしい+自分らしい

の4点。(4)が一番難しいけど、考えていて楽しい。相手の暮らし、家族構成、趣味、服やアクセサリー、この前の会話、などなど。無難なものより、自分ならではのチョイスで考えて悩んで選び抜いたものを贈りたいっていう気持ちで、プレゼントを選んでいます。

ということで、ここ最近贈ったプレゼントの中でも「われながら最高のチョイスだった!」というナイスギフトを、自己満ベースで振り返ってみます。

第10位【誕生日】料理に磨きがかかる高級オリーブオイル 

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http://www.melgarejo.jp/

料理が好きな男友達に。

食べ物やお酒でもよかったんですが、オリーブオイルって凝りだすと深いと聞くし、ちょっとカルディを覗いてみたらずらりと並んでる。単純にラベルがおしゃれだし、これでさらに料理を楽しんでほしいなと選んでみました。箱入りのオリーブオイルなんてちょっと嬉しくないですか?

考えてみたら、「夏~の元気なご挨拶~♪」という伝統唱歌があるように、食用油というのはもともとギフト向きなのかもしれません。

第9位【誕生日】老舗専門店の本染め手ぬぐい

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https://www.anbo.jp/

今年満を持して三社祭デビューするという近所のカフェの店長に、お誕生日祝い。

「染の安房」は、浅草・雷門そばにお店を構える老舗のてぬぐい専門店。渋めの古典柄からポップなイラスト柄まで個性豊かな手ぬぐいが並ぶ中、「40代の男性が持ってもおかしくなく、かつ江戸の粋が感じられる個性的な柄」をひたすら探しました。

お店の方おすすめで買ったのは「蕎麦縞 田舎蕎麦」。江戸前そばとそばせいろを図案化したものだそう。折り方によって柄の出方が変わって面白いし、パッキリ2分割されている柄も珍しいですよね。

店長「わ~~~~~~!」ってめっちゃ喜んでました。本当なら、今年のお祭りで使ってもらいたかったのだけど、また来年です。

第8位【???】ゆる書体の「みるく」コンフィチュール

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なんであげたのか忘れたけど、去年知り合った8歳下の女友達へ。牛乳大好きという彼女はすくすくと育ったようで、わたしより頭2つ分くらい背が高いうらやま体型です。

上野のパルコヤのアーバンリサーチには「DOORS GROCERY」という食品ブランドの商品が並んでるんですね。ここでたまたま「みるく」味のコンフィチュールを見つけまして。瞬間的に、彼女の顔が浮かびました。

ひらがなで書かれたラベルの書体がゆるくておしゃれで、自然に手が伸びてしまいました。なんだよこのイケてる余白ー。素敵だよー。

パンに塗って食べたらミルク感たっぷりで美味だったとのこと。もしかしたらこの商品もう売っていないかもしれませんが、DOORS GROCERY自体はパッケージがおしゃれで素敵っぽい食品が多いので、ギフトにおすすめです。

第7位【退職挨拶】パッケージがおしゃれなアソートティ

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https://site.lupicia.co.jp/page/bookoftea/bot12/

7年勤めた会社を辞めるとき、「お世話になりました」の気持ちを込めてオフィスにティーバッグのセットを贈りました。

お菓子だと甘いものが苦手な人がいるし、コーヒーは立派なコーヒーメーカーがある。緑茶も紅茶もアソートされたお茶セットなら誰でも使ってもらえるかな?と思った次第です。

その会社では、退職時には焼き菓子を配り歩いて一人一人挨拶する風習があったのですが、仕事の手を止めることになるし、相手によっては話すこともないのでやりたくなくて。ウォーターサーバーのそばに置いて、「ちょっと一息」のタイミングで自由に手に取ってもらいたいという想いもありました。わたしとしては、受け取る側の気軽さを徹底的に考えたつもり。

ルピシアでは毎シーズン季節のギフトを出していて、パッケージも美しいのでギフト向きです。

第6位【転職祝い】ちょっといいイヤホン

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数年前、還暦を過ぎて転職をした父へのプレゼント。それまで近場で働いていた父は原付や徒歩通勤(!)をしていたため、なんと初めての電車通勤。PASMOタッチ初体験って文明開化か(笑)

音楽が好きで本人も楽器を演奏するので、通勤時間をちょっと豊かにできればいいな、と思い選びました。

しかしイヤホンって本当にピンキリで、機能とデザインと予算のバランスでかなり悩みました。自分では買わないからこそ、少しいいものあげたいんですよね。今でも使ってくれてるかな~。

第5位【誕生日】くるくる回してチーズを削るやつ笑

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これ、「ジロール」といいます。「テッド ド モアンヌ」というチーズを削るための道具だそうです。

もちろん、こんなニッチなもの唐突にプレゼントしません。というか存在も知りませんでした。母がいつだったか「こういうの欲しいんだよね」と話していたのを覚えていて、ネットで探してプレゼントしたんだと思います。

別にイタリアンに凝っていたわけでもないし、そもそも「テッド ド モアンヌ」なんていうチーズがどこに売ってるのかも知らないのに、道具だけ欲しがる母。もともとお菓子作りが好きで、アイスクリームをグリンっって取る道具とか、ゆで卵をきれいに切れるちっちゃなハープみたいな道具とか、思い返すと昔からキッチンガジェットは結構そろっていた気がします。

ジロールを手に入れてから数か月後、どこかで「テッド ド モアンヌ」を買ってきてゴリゴリ削る姿は、本当に嬉しそうでした。

第4位【クリスマス】インテリアになる変わり種カレンダー

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いつぞやのクリスマスに開催した「独身男女だけ集まるシングルベルパーティー」(痛)。ベタ中のベタで、プレゼント交換のコーナーを企画したりして。誰に当たるかわからないプレゼント選びは、なかなか難しいお題でした。

でも、カレンダーはいいですよ。誰でも使うし、シーズン感あるし、来年のことを考えてちょっとワクワクする。邪魔にならず、1年経ったら遠慮なく捨てられる。プレゼントに贈るなら、インテリアとしても存在感のある立体的なデザインのものがいいかもしれません。

時期的にも価格帯的にも、クリスマスシーズンのプチギフトにカレンダーというのは、もっと鉄板になってもいいように思います。

第3位【母の日】ステイホームに活躍する冷凍パン

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https://stylebread.com/pand/

これまでで最もたくさんプレゼントをあげた相手は、まちがいなく母です。3月の誕生日と5月の母の日は、だいたい毎年何かを贈っていると思います。

だからこそ、いい加減ネタ切れなんですよね。タオル、扇子、ハンドクリーム、日傘……だいたいあげました。何をあげてもすごく喜んでくれるけど、だからこそ期待を上回りたい。(何そのプレッシャー)

そんなとき、ネットニュースか何かで「冷凍パン」を発見。冷凍保存し、食べる直前にトースターで「リベイク」して仕上げるというものです。自分で買ってみたら冷凍とは思えないほどおいしく、これは習慣にしてもいいぞってくらいだったので、迷わず実家あてに追加注文しました。

自宅で焼き上げてすぐ食べられるから、「食べるその時が焼き立て」。巣ごもり需要でだいぶヒットしたのではないでしょうか。パンの他にもおかずやスープなど、ラインナップ豊富です。

第2位【結婚祝い】キャンディーみたいな箸置き

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お箸置きって、「いくらあってもよいもの」の一つだと思います。気分によって変えていいし、場所をとらないので。結婚は2人暮らしのスタートだけど、お客様が来た時にも使えるセットのお箸置きがあったら、おもてなし感アップじゃないですか?(姑好感度に配慮)

木箱入りなのもギフトとして高ポイント。箱を開けた彼女はすばらしいリアクションを見せ、その場で「わたしはこれで、彼はこれかな~」と選んでくれてました。うむ、満足。

第1位【出産祝い】キッズまで使えるフードタオル

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お世話になっている知人の2人目の女の子に。

第二子の出産祝いって、なぜかスルーしがちです。なんでだろ?家族にとっては、1番目の子も2番目の子も同じように大切なはずなんですけどね。ともあれ、お下がりにできる可能性低い→サイズオーバーしたら終了だから、洋服や靴以外って決めていました。

お風呂上りにバスタオルとしても、だっこやねんねのおくるみとしても使えるの、よくない?成長しても使えるし、ぼろくなったら雑巾にして捨てられえるし。

ちなみにわたしは、「男=ブルー/女=ピンク」の固定イメージ反対派。こういう時は必ず、白か黄色を選びます。

プレゼント選びは楽しい!

振り返ってみると、やっぱりプレゼントを選ぶときにはその人のことをすごく考えているのだと思います。喜ぶ顔が見たい、なんてベタすぎるけど、実際に目の前でラッピングをほどいているところを見ると、なぜかドキドキ。それもそれで相手にプレッシャーか。

まぁ、そんなことを考えながら、プレゼントのチョイスで「相手らしさ」と「自分らしさ」を表現できるような、贈り物上手を目指しています。日頃の感謝やお祝いの気持ち、伝わっているといいなぁ。

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