「猪瀬さん、日本を頼む」
スキージャンプ団体混合で高梨沙羅が失格で憤懣やる方ないが、ときどき杓子定規な人間がいてこうした興醒めの判定をしてしまう。たかが2センチから4センチの服のだぶつきを懸命に測るタイプの人間は役所にもごまんといた。枝葉末節ばかりがすべてという価値観でダイナミックな世界が見えない。そういうのは日本人だけかと思ったら、国際舞台の審判にもいたのだね。
高梨沙羅が103メートルも跳んだのでそれいけと変な生き甲斐で厳しいチェックを入れた。あとはその基準でやるしかなくなってしまい、どんどん失格者が出る。日本だけでなくドイツ、ノルウェー、オーストリアと優勝候補が全部失格になってしまったのである。おかげで試合は台無しになった。つくづく馬鹿げている。
日本国も気をつけないと規則ずくめでそうなってしまう。いやもうそうなっているのかもしれない。
枝葉末節の規則ばかりがすべてという価値観に覆われた伏魔殿・東京都庁では、それこそクリエイターで変人の石原さんはほんとに同志なのでした。
「猪瀬さん、日本を頼む」と3回言われた日のこと」
本日発売の週刊SPA!(2月15日号)の記事を載せます。写真
ついでに。高梨沙羅の真っ黒な写真のインスタグラム。
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