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学校は社会の始まり

学校関連でこんなに面白い本があったのかと思うくらい面白い本を見つけてしまいました。
藤原和博さん著の「学校がウソくさい」 という本です。
なかなか生徒の親までは降りてこない不都合な真実が、熱く語られています。
300頁弱ですが、読みやすいです。

生徒には本当は何が必要なのか。
学校側、教員側ができることは何なのか。
塾とは、オンライン授業とは。

「学校脳不都合な真実」と「学校を変えよう」の2本立てで、多角的な視点から教育について詳しく書かれています。
例えば、オンライン授業でいえば、アスリート型には勝手にすすませろ。7割型には教員と最高の動画のハイブリッド授業を。経済的に不利な生徒にはWi-Fiと端末を無償で貸し出せ、など、こういう子にはこれを、こういう子にはこれを…と、常にひとりひとりに向き合う気持ちが何よりも魅力です。

「授業についていけない落ちこぼれ組と、塾で学力を上げているために学校の授業がつまらない吹きこぼれ組があって…」

などという分かりやすい比喩も面白いです!

全部を読んだ上で、ジグソーパズル型の「情報処理力」と、LEGO型の「情報編集力」にじっくりと向き合うことができます。
どうやったらLEGO型の思考力、学力をつけていくことができるのか。

小学生の子供をもつ方は、ぜひ…📕✨

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