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忘れっちまったボクたちに

それがモンダイさ!
それがすべてのモンダイかもしれない!


多くのオトナたちは
忘れてしまうってことさ



オトナたちは
とにかく
わすれっぽいからね



わすれちゃうんだ!
タイセツなことをね


タイセツなことから
順に忘れちゃうんだから!



きっとこう思ってたはずなのにさ


自分たちが
コドモだったころに


「オトナたちはこんなに簡単なことを
なんでこんなにむずかしく言うんだろう?」
って


そう思ってた時のことを、さ!



ちょっと前の
そんなことだって



すぐに
忘れちゃうんだから!



だから忘れて
すぐ自分が同じようなことを
しちゃうんだね



それが
すべてのモンダイの原因だって


ちゃんと
わかってもいたし
思ってもいたんだけどね!



全部わかってるけど
オトナたちに
わざわざ言わないうちにね


ちょっと
忘れちゃったんだろうね




なんで
オトナたちには
言わなかったの?って



まあ
いろいろあってさ
言いそびれちゃったんだろうね



だって
ボクらはコドモ


“すべてを知っている”
『コドモ』だったんだから!


全部わかってるからね
「こりゃー、うまく届きそうにないな」
「オトナたちが自分で気づくしかないんだな」って



そんな風に思ってたのかもしれないね


そのうち
忘れちゃったのかもしれない


うん
そうかもしれない


だって
そうだろ?


コドモたちは
みんな知ってるからさ!


んとさ


たとえばさ
自分がお漏らししそうになって



おともだちに
「代わりにおしっこしておいて!」って
頼んだとしたとするよ



それでさ
おともだちが
「いいよ!しておくよ!」
なんて言ってくれて




「あ〜、よかった、ひと安心だ」
なんて言っても



しばらくしたら
いつのまにか
キミのパンツは
お漏らしでびっしょり、
だろ?



それでまた
「あら〜!またアナタお漏らしして〜!」って
言われるんだ


そんなことを
いっぱいしてたからね



だからね
コドモたちは
もちろん
ちゃんと
みんな知ってるよ!



「自分のおしっこは自分でしなくっちゃなんないんだな!」ってさ


エヘヘ


そんなんだからさ、
コドモたちは
わざわざ言わなかったんじゃないかな




「自分のおしっこは自分でしなきゃ」って



オトナたちも
自分でわかんなきゃ
わかんないんじゃないかな?って思ってさ



ボクは
そう思うんだ!


うん、、

まちがいない!


そうだよ!
たぶん、、きっとたぶんそうだよ! 



エヘヘ


そんなんだからね

オトナたちも
タイセツなことは
やっぱり自分で思い出す必要があるのかもしれないよ!


どんだけ
オトナになってもさ


そうだろ?


どうなのかな?


だからね
不思議だったんだと思うよ

なんで
オトナたちは
そんなことすんだろってさ


平気な顔して
おしっこしといて!って


頼んじゃったりしてるからさ



そんなことをさ!



よくわかんなかったんだと思うよ


おしっこいく時間もないのかな?


って思ってたんだと思う



そんなんだからね、
そんなことをしているうちにね!



忘れちゃうんだ!
オトナたちはね!





置いてた場所を
忘れちゃうんだ!


とっても大切なものを置いてた
その置き場所をさ!



あんなに大切なものだったのに


きっと
それがとっても大切なものだったから
大事にしまいすぎちゃったんだね!!


でもそれは
しようがないことだったかもしれないね



外の世界が
大雨や
大嵐や
逆風や
大声や
叫び声に
あふれていたから
かも、しれないからね



だからさ


それが
すべての問題の原因だって



そんな簡単なことも
わすれちゃうんだ




でもさ


大丈夫


きっと
もう大丈夫なのさ



だって、、、


キミは
もうここまで歩んできて


そんなんだから
もう思い出し始めてるんだから!


何を?


大切なものの置き場所のことさ





風が、さ


吹いてるだろ?


風さ


耳をすませば
感じるよ


こんなふうにさ


ゆっくりさ


ゆっくりとした
おおきな流れさ



こんなふうにさ


それを感じ始めたらさ
それが感じ始められたらさ


そっと
風を背中で
つかまえるのさ


そっと、
そーっとだよ



大きく深呼吸して
そーっと風に背中を合わせるんだ


そうさ!


キミのツバサで
風をおおきく
そっと抱く感じだよ




そう
いいぞ
その調子


そう、
それをね


もうすこし
もうすこしだけ
続けてみれば


それはそう
そうすれば
それはきっと
追い風に変わる


そうすればね
あとはそれだけでね


大丈夫なんだよ!



自然にね
すべてがね
すーっと
前に進みだすんだ!


チカラなんていらないよ


チカラなんて入れたら
かえってバランスが崩れちゃうんだから!


でも
そんなに深刻にならなくてもね
大丈夫なんだよ


さあ
もう

ここまでくれば
大丈夫



風の流れは
大きいんだ


とっても
とっても大きいよ


とっても
とっても
大きいんだから!


だから

そう


チカラを抜いて
両手とね、
ツバサをね
おーーーきく
おもいっきり広げること



それがタイセツさ


大丈夫!

まあ慣れない内は
ちょっとうまくいかないかもだけどね


それは
しようがないんだ!


慣れない内は
しようがないんだ


だって
慣れてないだけなんだから


思い出してる、、


思い出してる途中なんだから
だから思い出してる途中なだけなんだ!



最初から
うまくいきっこなんてないんだ!


しばらくぶりのことだし
長い間
大切にしまっていたんだから


久しぶりに
取り出したもんだからね


ちょっと
使い方を忘れちゃってるかもしれない


でも
ちゃんとタイセツにしてたから
大丈夫なんだ!


ツバサのことだよ!


だから
それで
いいんだよ!



そう、

これまでの
向かい風は
キミを高みに届けてくれた


高く上がるためには
まずは向かい風が必要だからね



でも
ほら
よく見てごらんよ


下の方さ


びっくりするだろ!


大きな大きな世界だろ!


大きな世界が
キミの下の方にも
広がっているだろう?!


そうさ


すごく大きな世界だろ!



ね!


驚いたろ!



キミが最初に立ってたところから
こんなにも高いところまで
ボクたちは
こんなにも高く舞い上がってきてたんだよ!



そう
もう十分だろ?



キミは
十分高い高い
ところまで
やってきてるんだ



だからね
あとはね
次はね
追い風を
そっと背中に抱くだけなんだ!


背中の方で
風を
抱きしめるんだよ



それだけなんだ!



もうキミは
飛び方を知っている


いや
最初から
そもそも
キミは飛び方を知っている


いや
そうじゃなかった
逆だったね


すべての
最初から
キミは
キミの翼と飛び方だけを
携えて



この世に
降りたってきたのだから



自分の翼と飛び方を
取り戻すだけなんだから




それだけさ



それだけで
キミはね
一気にね


一気に
ぶわぁ〜〜っ!と


それは


どこまでも
どこまでも


遠く
遠く


羽ばたいていくからね


そして
そうして
すぐ



その先の
タイセツなことに
たどりつく




それが、


最初に在ったコトバさ




「全てが大丈夫」



それは
全てが大丈夫だってこと



辿り着く先、



それが
すべてが大丈夫だってこと(こと=世界)



そう


その時に



キミは

気づき

思い出し

そして、取り戻す



最初から、そこにしかいなかったし
今もずっとそこにしかいていないし
これからもずっとそこに在り続けるってこと



それが
世界に



最初に在ったコトバ



すぐに思い出すさ!


マクトゥーブ


だってさ
それは、、、



そうだろ?




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