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”これ”をすれば面接準備は0分でいい?

どうもいのぴーです。
自分の就活を振り返ると最終面接を除くと90%くらいは通過していたと思います。

しかしですね、僕の面接対策はほぼ0分でした笑
・・・っとすみません。
これちょっと盛りました。正確には
【本質的な面接対策+面接に向かう電車内】です。

本質的な面接対策は文字通り本質なので1回やれば十分です。
今回は、自己流の面接対策と面接のこつも少しお話したいと思います。


そもそも面接は何を目的としたものか

面接はインタビューではありません。学生生活で何をしたかを聞く場ではないのです。では採用担当者は面接で何を見ていると思いますか?

採用担当者は、面接を通して、学生のポテンシャルを見ています。
そう、実は”ガクチカ”とか直接的な関係はないっす。笑

とある席でご一緒した社長さんが仰っていました。


常にどんな人間も仕事ができるかできないかは2つの軸で考えられる。
”経験とポテンシャル”

当然、学生には社会人経験がないわけですから、ポテンシャルを見られてしまうのは納得できます。ではどのようにポテンシャルを測られるのでしょうか?
そう、それがガクチカであったり、これまでのあなたの体験であり、それを通してどう考えていたか、であなたのポテンシャルが試されていると考えられます。

このように、面接で相手が何を聞きたいのかを察知する敏感さは結構面接に役立ちます。だからレストランとかのホールでバイトしてる人とか、意外と面接に有利かもしれません。


なにをすることが対策か。

さて、本題です。
先ほど、面接の目的について述べましたが、面接の本質はポテンシャルの測定です。(オーバーな表現かもしれません、実際には雰囲気とか面接に対する姿勢なんかも全て見ているとは思います)

しかしですね、、
「志望理由」とか「就活の軸」とか「入社してやりたいこと」とか、1社ずつ準備するって、それポテンシャルに関係あんの!?って俺は思います。
志望理由とかねーよ(失礼)
入社してやりたいこともねーよ(失礼)
ってか入社もしてねーのに聞くなよそんな事、と僕は考えてました笑

それはさておき、面接において未来のことを語ってもポテンシャルって測れないと思いませんか?ポテンシャルを測れるのはあなたの過去しかないのです。
よってですね、1社ずつ志望理由を考えたり、ましてや未来のこと(入ってから何をしたいか)を考える、というのは本質的な面接対策ではありません。
自分の過去を整理してアウトプットする練習をする、ことが本質的な面接対策なのです。

本質的な面接対策

実際に僕がやった方法を書きますが、オリジナルなので皆さんはやりやすい形でやってください。僕がやった面接対策は大きく2段階に分けられます。
まずは第1段階です。

1、紙とペンを用意する
2、西暦・年齢・出来事を覚えてる範囲で全て縦に詳細に書き出す
3、出来事の隣にその理由を書き出す
4、理由の隣に肯定的視点の評価と批判的視点の評価を両方書く

これがあなたの過去になります。だいたい30分〜40分くらいかかりますかねぇ、、
ポイントは漏れなく書くことです。
そうすると、

「私ってバイトしかしてこなかったから、面接で話せることないんですぅ」

って人も、意外と色々意思をもって決断してきたことがわかると思います。

さて第2段階です。
「就活 面接 よく聞かれる」とかでググってよく聞かれる質問を探しましょう。
そして、あなたの過去のどこがその質問に適しているかを結びつけていきます。(必要なら質問ごとにメモをすると良いです 例→これまで経験した挫折→高校1年の部活、理由:中学までとレベちだった)

そうすると、聞かれて答えられる部分と答えられない部分があると思います。答えられない部分に関しては、「ない」というのも1つの選択肢かなと思います。嘘はよくないし、バレますので。

例えば、「将来の夢は何ですか?」とかあったとします。
夢がない人って結構多いと思うんですがどうでしょう。僕はないです。笑
「ない」と答えるのも1つと言いましたが、ここでポイントなのは、なぜないのかを説明できることです。
僕だったら、「将来の夢というものはないです。というのも社会人を経験したことがないので、自分がどれくらいのスケールの夢を持てば良いのかすらわからないからです。」とかね。
さらに良い感じで答えたければ、「ただ、なりたくない人物像はあります。子供が好きで子育てをしっかりしたいと考えているので、ライフワークバランスを取れるような・・・」とかね。
ちなみに子供好きなのは高校のとき保育園にボランティアしていて、第1段階でやったことが活きてたりします。

という感じで伝わったと思いますが、これやっておくだけで引き出しがめっちゃ増えます。この引き出しをどの質問に対応させるかを考えておけば、どの会社の面接もだいたいOKというカラクリです。

面接での活用法

上で紹介したことをやると、自分の軌跡をある程度見ることができたかと思います。これで面接で聞かれることの80%くらいはカバーできるのですが、実際にこの本質的な面接対策をやるだけでは不十分で、面接慣れしていくことで、どんな過去を話すか、を最適化することができるようになってきます。

そして残りの20%は、面接前の電車の中で埋めることができるものです。例えばホームページで企業理念を見たり、経営者のメッセージを読んだりします。
そして読みながら、共通点と相違点を探し、それに当てはまる自身の過去を考えておきます。
面接の中で、さりげなくホームページにある情報なんかを混ぜながら過去を話せると印象的には超イイと思います。

例えば、
「今まで大きな挫折などはありましたか?」と聞かれたとして、
「高校1年の部活でした、中学までとは環境や意識が全く違っていて全然対応できず、すごくきつかったです。ただ、私はトライアンドエラーで行動することにとてもやりがいを感じていました。御社の理念にも通じるところだと思いますが、そうした力を養える良い機会になったと、今では考えています」
みたいな感じっすかね。


こういうのは面接慣れしないとできません。面接慣れをするためには面接をたくさん受ける必要があり、面接をたくさん受けるためにはそれだけ度胸がいります。
これから就活を始める方には結構大変そうに感じるかもしれませんが、本質的な面接対策をしておくと、質問項目で大ゴケすることはないし、度胸も自信もつくと思います。ぜひお試しあれ!


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それではまた次回、いのぴーでした!


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