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『レヴェナント:蘇えりし者』結構野蛮なピルグリム・ファーザーズ(世界の歴史)

 プリマス植民地を建設したピルグリム・ファーザーズの中で起こった復習の物語だが、主人公が先住民であるインディアンの女性との間に子供がいるので、友好同盟が結ばれた初期の頃(Thanksgiving Dayが始まった頃)の話なのだろうか。

 すべての映像が自然光でのみ撮影されたとのことなので、冬の暗い映像が多いが、アメリカの大自然を見事に表現している。また、グリズリーに襲われるシーンなど圧巻だ。

 主演のレオナルド・デカプリオは好きな役者だが、汚れたボロボロの演技も良かった。ちなみに、彼はベジタリアンらしいが、生肉やら生魚にかぶりついていたので、苦しかったのではないだろうか。

 ピューリタンらしく、神に運命を委ねるセリフが随所に散りばめられているが、予定説から来るものなのだろう。「結構野蛮なピルグリム・ファーザーズ」という印象がさらに後押しされた映画だ。

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