『キッズ・オールライト』前提以外、ソープオペラの普通のストーリー
2011年、今から約10年前の映画。レズビアンのカップルが主人公。それぞれ同じ男性の精子提供による子どもがおり、家族4人で幸せに暮らしている。ある日、子ども達が精子提供者を探して連絡してしまったから大変。そして、子どもたちが精子提供者になついてしまい、レズビアンのママ達ももはや無視できない状況に。
そうこうするうちにレズビアンの一人が精子提供者とできてしまい、話がダークモードに。浮気がバレて、カップルに亀裂が生じ、いよいよ家族崩壊が目前に迫ってくる。結果的にハッピーエンドで終わるのだが、主人公がレズビアンカップルであること以外、普通のソープオペラにあるストーリーだ。
どんな夫婦でもそうだと思うが、長い間一緒に生活をしていく間に、年をとり、環境は変化し、危機も訪れる。夫婦の形が違えどもそれは同じだということを伝えたかったのだろうか。監督自身も、匿名の精子提供を受け、男児を出産し、女性とパートナーの関係を結んでいる。
Creative Organized Technology をグローバルなものに育てていきたいと思っています。