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『囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件』フィリピンでは誘拐保険が必要かも(環境研究)

 今日は午後有給だが、仕事絡みの映画を観た。日本人が海外で誘拐される事件は頻発しないが、メキシコやフィリピンなどでは起こり得ることだ。この映画はフィリピンのパラワン島のリゾートで誘拐された観光客21名の物語。島のジャングルを移動する中、途中で亡くなる人や殺された人などのプロセスを描いたものだ。

 犯人はアブ・サヤフというダーイッシュ配下の組織で、イスラム過激派だ。フィリピンはキリスト教徒(主にカトリック)が83%、ムスリムは南フィリピンのミンダナオ島を中心に5%ほどいる。マレーシアがイスラームの国なので、そこに近い地域に多いということだろう。

 一般的には、ほとんど知られていないが、万が一、誘拐されたときに備えた誘拐保険というものがある。誘拐保険は、誘拐されたときに犯人と交渉し、身代金を払う保険だ。この映画で身代金を支払い開放された人が誘拐保険に入っていたかどうかは不明だが、海外で仕事を行うときは必要なものだろう。

Creative Organized Technology をグローバルなものに育てていきたいと思っています。