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『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』歴史に影響を与えた科学者の人生(世界の歴史)

 ノーベル賞を2度受賞したキュリー夫人の人生を描いた映画。彼女がポーランドからフランスへの移民だったこと。夫との共同研究でポロニウムとラジウムを発見し、二人で物理学賞を受賞したにも関わらず自分は受賞式に参加しなかったこと。2度めは化学賞だったこと。自己主張の強い彼女と夫の研究と葛藤。業績が原爆を生み出したこと。後半の娘とレントゲンの機材を戦場に運んだこと。その娘も夫との共同研究でノーベル化学賞を受賞したことなど、彼女の人生について知ることができた。

 最近の映画『オッペンハイマー』もそうだが、科学者の伝記映画には、今までの仮説(常識)に石を投げることと、自らが制御しにくい波紋がつきまとうため、人類の歴史に影響を与える。

 そういう意味で、よくある日本の歴史上の人物の物語だけでなく、日本の科学者の人生を映画やドラマにすることがもっとあってもいいのではないだろうか。

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Creative Organized Technology をグローバルなものに育てていきたいと思っています。