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就活生に送りたい。アニメ「冴えない彼女の育て方」から学ぶsler営業

「冴えない彼女の育て方」とは

物語の主人公とあるオタク高校生が、とある少女をメインヒロインとした同人ゲームを作るためにサークルを立ち上げる。 好きなことには熱中するその性格で、メンバー内のもめごとや納期、ライバル同人サークルとの対立など、様々な困難を乗り越えながら奮闘する物語。

簡単に言うと高校生がサークルで自作ゲームを作るハーレムアニメだ。何故かこのサークルには男が1人で、他のメンバーが女の子である典型的ハーレムアニメだが、ゲームを作る過程でそれぞれの女の子とストーリーが始まってくギャルゲーのようなもの。

ギャルゲーがわからない人は「ときめきメモリアル」のような主人公の選択によって結末が変わってくるものと考えよう。

ここでは、この女の子が可愛いとかそんな話がしたいのではない。このnoteはどんなくだらないことからも、仕事に生かせる知識、ノウハウを学べる高尚なコンテンツを提供することを目指しているのだから…

主人公の立場はsler営業に似ている

主人公はゲーム制作サークルの代表であり、冬コミにゲームを出す為にゲームが完成するようクオリティと納期をコントロールする。あとはゲーム制作に携わるクリエイターの管理。

1つの工程に遅れが出れば、後工程を調整して、帳尻を合わせる。納期を伸ばす、作品のクオリティをコントロールする…etc

sler企業の営業は対顧客に対する折衝もあるが、社内にも多くの組織があるため、それぞれの関係者と調整を重ねる。そこが少し似ていると感じた。

あとは、クリエイターではないけど、作品の方向性を描いて伝えてく立場というのも、sler企業の営業に似てる。sler営業は技術は全然わからないけど、プロジェクトのリーダーとして方向性定めないといけない時がある。

技術がわからないから、営業側の要求に対し、SEが考えるスケジュール感、難易度にズレが出ることもある。主人公もクリエイターでないから、無理なスケジュールだとクリエイターと揉めてたシーンもあった。

会社や人を動かすためには

精神論にはなってしまうが、映画「冴えない彼女の育て方」で参考なるシーンがあった。それは主人公が発注者に対してクオリティ担保のために納期延伸をお願いするシーンの1コマ。納期交渉を円滑に進める為に、同席する社会人の方からアドバイスを受ける。

情熱じゃあ、会社は動かない。けど情熱がないと人は動かない。

ゴリゴリの精神論だけれども、確かにそうだと感じた。
人は論理ではなく、感情で動くのだ。実際自分に当てはめた場合でも、そういうことがあるはずだ。

論理的には理解ができるが、気分が乗らない仕事。相手の言ってる事は十分理解でき、その通りだけれど取り掛かるのが億劫な仕事。

「仕事は仕事。個人の感情を持ち込むべきではない。」と言われてしまえばその通りだ。ただ、仕事する側だって人間だもの。

だったら自分はどうすべきか?

僕はあまり打ち合わせなどで人前で話すのは得意ではない。また自分の感情を表に出すのも得意じゃない。だから自分の言葉で人の心を揺さぶるような強い言葉、パフォーマンスはできない。

そういったところではなく、事前の準備やレスポンスの早さとか細かい資料など行動面で補うことを心掛けてる。

「あの人はちゃんと対応してくれる」
「言葉には出さないが一生懸命やっている」

とか応援される人間を目指したい。行動で示して、応援してくれる人を集め、自分の苦手なところを得意なひとにやってほしい。(これが本音)

また個人的に良い言葉だけいう奴は信用できない。

就活生に伝えたいsler営業に求められる能力

途中脱線したが、sler営業に求められる能力とは結局のところ「リーダーシップ」だと思う。正直自分が就活生のときには、「周りを巻き込み〜」とか誰でも言いそうな言葉を使っていたら、具体的なイメージは出来ていなかった。

なんとなくsler業界に就職して、新入社員のころの指示された仕事をすることから脱却し、プロジェクトの中心となってから、「周りを巻き込み〜」の意味を理解した。

「自分が動かないと誰も動いてくれない」ということだ。

最後に

「冴えない彼女の育て方」から学ぶsler営業でした。ちなみに僕は加藤ちゃんが好きだ。異論は認める。

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