ヨーロッパ旅行記14 魔法にかけられて、プラハ

ヨーロッパ旅行記14 魔法にかけられて、プラハ

2/18 ウィーン→プラハ 明朝出発


朝から列車に乗ってチェコに向かう。
旅も結構終盤。残すところあと3カ国のみ。そん中でも、実は個人的に結構楽しみにしていたこの街、チェコプラハ。

世界一綺麗な街と名高いここ。 
街並みが美しいらしい。


さてさて、ドブロブニクとブダペストを経験してきた我らの目にはどう映るんやと

もうこちとら目が肥えてやすぜ奴さん

 と列車から降りて街並みを眺める。

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 おお、まぁ確かに綺麗だわ。
 ブダペストと建物のつくりは似てる。 

けど、そこにカラフルな色味が加わった感じ。

 あ、おぉ〜うん!良いな!!街並みが良い! 

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好きだわここ!! 
とりあえず宿に荷物置いて、 有名なチェコの広場へ行く

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 なにが有名って、この時計台 


 14世紀から15世紀にかけて作られた天文時計で、まだまだ現役。装飾が凝ってる。 

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 時計台に登って、プラハの街を一望する。

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 いや、これは、、! 


ここで、この旅一番の景色。 

 思わず、おぉ、、と感嘆の息が漏れる。 

美しい。本当に美しい。


この日はちょうど天気も良くて、時刻も夕方くらい。日が沈み出して、夕暮れの空の層が地球の美しさを、そして街並みの美しさを一層引き立てる。 

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夕暮れ時の淡いオレンジから、夜の訪れを感じされる濃い青色への移り変わり。

 美しいもの を美しいというなんと幸せなことだろう。

奥に見えるのはプラハ城これまた良い。 


現代の芸術の形は色々変わりつつある 


'美しいもの'の基準も人によって違う

ただ、夕暮れの空を美しいと感じる心は共通してるんじゃないかと思う。

すごく良いものを見た。
おそらく、これから一生思い返すであろう景色 


決して忘れたくない光景

この旅ができて本当によかった。(何回言うねん) 

日がゆっくりと沈み、プラハの街が少しずつ闇にのまれていく景色を、ただただずっと3人で眺めてた。


2/19翌日。 

朝から、昨日夕方に登った時計台に再度登る。


昨日は夕暮れであまり見れんかったからね。

屋根の色が統一感あって良い。

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色自体はクロアチアのドブロブニクに似てるけど、プラハの方がよっぽど都会。


都会でこんなに統一感出せるのはすごいな〜。どっちも良いけど、個人的にはプラハの方が好きかなぁ。 
 その後、教会やらなんやらを回る。キリスト教の教会、マジ何個見てきたんやろ。

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正直飽きた、、。必然的に撮る写真も少ない。


その夜、とんでもない酒に出会う。


たまたま出会うってか、わざわざ会いに行ったみたいなとこあるけど。


その名も

 'アブサン' 

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 緑の妖精。
別名禁断の酒。飲むマリファナ。 


その度数なんと

70パーセント 

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 こっちではかなり有名なお酒で、度数のわりにかなり飲みやすいらしい 

禁断の酒と呼ばれるくらいだから、その中毒性と強さで一時期規制されていたほど。なんでもゴッホや太宰治などの有名な芸術家もこよなく愛したらしい。

そんなにか、アブサン。 

チェコのスーパーに行くと普通に売ってる。うわぁ〜体に悪そう〜〜こんな色、お酒で見たことないよ。 


3人でひと瓶、いけるか?これは、、。とりあえず、宿に戻っていざ勝負。

色んなご当地ビールも揃えて晩酌開始


なにも割らずにまず一口。


焼ける。

体が「毒や!!危険や!!」と反射的に叫ぶ。 


うーん、これはやばいな。

念のため買っておいたオレンジジュースとコーラで割ってみる。

うお、ええ、飲みやす!!クセが消えて一気に飲みやすくなった。


意外といけんなこれ!!俺、結構お酒強い? 

 70って意外と大したことないなおい!!

ティンとほんまもぐんぐん飲む。

 ひと瓶あっという間にあきそうだな〜って


思った瞬間


はい、人生で初めて綺麗に記憶がなくなりました。


どこから記憶ないのかも記憶ない。


目が覚めたら、ティンとホンマのベッドで寝てた。


どうやってそこまで行ったかも覚えてない。
妖精よ、完全に魔法をかけてくれたようだね。怖すぎ、アブサン。


ちなみに、日本で買うとかなり高いよ。

新宿にアブサンのバーがあるっていう噂を聞いたけど、死んでも行きたくない。


この日以降、井上の体調が死ぬほど悪化しました。寒い中何も対策せず寝こけたせいかな(正確には死んでた) 

 アブサン、、、。 

 ティンは、この日以降体調が治ったそうです。

 いや、なんで?

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