Webアプリの開発業務で自信を持てるようになったキッカケの話

こんにちは!井上(@ino_dev)です。

今日は、TechCommitで募集している「仕事や学習がうまくいくようになったきっかけや工夫したこと」というテーマでnoteを書いていきたいなと思います。

…とはいえ、開発の現場やサービス運用なんて、いつだって波乱万丈だし業界によっても全然違うので「うまくいくようになった」を誰視点でどう定義するかも難しいので、今回は「個人的にWebアプリ開発の現場で戦力として自信を持てるようになった時の話」を書いてみます!


問題を見つけるのだけうまい人はよくいる

はい。昔の自分です。

いやー、自分で言うのも何ですが、僕は新卒の頃は特に目の前の作業内容などにひたすら疑問を持ち、質問や意見表明を繰り返すような生意気なタイプの新入社員でした。

最初の会社では大規模金融システムの開発に携わり、RHEL上で動くC言語プロセスを書いたりしているお堅いところの仕事をしていました。

技術的にも枯れ果てたもので、ビジネスモデルや開発体制もカッチリしたところで、それが何とも面白くないこともあり、個人的に勉強していた新しい技術や運用の提案もよくしていたりしました。

しかし、今思えば的を射ていたようなビジネス的に価値のある提案はできていたことはほとんどなく、仮に小手先の提案がやろうとなっても当時の能力では年上のチームメンバーに働き掛けるような動き方も出来なかったと思います。目の前の作業にしか目が届かない作業員レベルの意見でしかなかったわけですね。


スタートアップとかは結構何でもやるマンになる

大規模開発の経験もしておきたいなぁと言うのもあって、金融システム開発をメインとした会社に行っていましたが、元々趣味でゲームやWebサイトを作っていたりしたのもありお堅い雰囲気に疲れてきて、

「もっとクリエイティブな仕事したい!将来自分のサービスとかも作ってみたいから事業立ち上げの勉強したい!」

なんてことも考えて、当時一旦フリーランスになってスタートアップのお手伝いをするように切り替えていきました。

そして開発業務をしつつも、関わる会社さんの人手が足りておらず、何やかんやで営業関係やメディア運営、マーケティングツールの導入、運用整備など、開発以外の仕事にも片足を突っ込んで…と言うかもうタコの足のような感じに色んな仕事をしていたりもしました。

また、元々人と(特にものづくりのアイディアなんかを)話すのが好きなので、副業でプログラミングの講師などをやってみたりと、開発業務もしつつ色んな仕事の内容を経験しておりました。

その中で開発の為の技術書は勿論、マーケティングやコーチング、簡単な心理学、ビジネスモデルなど、目の前の山のような問題を解決していくために色々本を読み漁ったり、お高いセミナーに通ったりしながら仕事をしていたりしました。

会社を作った今でも、開発系の仕事をメインにやっていますが、スタートアップなどで仕事をしていた当時は特に「何でもやるマン」にならざるを得なかったこともあり、結果として薄く広いジェネラリストみたいなスキルセットになっています。

その分これを強みとして今は仕事をしていけるようになりました。


Webマーケや営業に近い経験は差別化になる

渋谷の某スタートアップベンチャーに開発者として参画し、その会社の集客施策の壁打ち相手に呼ばれて色々話していた時に、

「それエンジニアとして、結構レアスキルですよw」

と、マーケ施策や機能アイディアの話が出来ることを当時のプロダクトオーナーに褒めていただいてから、『あ、これって価値あるんだなー』と自分の中で自信に繋がっていったことがあります。

よくネタにされている「経営者視点を持て!」というのはいらないと思いますが、特に事業会社で仕事をするならITエンジニアもマーケターやプロダクトオーナーの視点は少なからず必要です。

特定の技術を極めんと勉強している人には(ITエンジニア経験年数自体は7年ほどになりますが)自分は普通に勝てませんが、事業を育てると言うところで色んな立ち回りができると言う点で、ITエンジニアとしても価値を発揮していけているのではないかと思っています。


強みは人それぞれだし役割を持てれば何でも良い

ITエンジニアとして自分が何を強みとするのか、強みとしたいのかは、経済的な部分も含めて結局は完全に個人の好みの問題だと思います。

抽象度の高い戦略などを考えていくのは勿論ですが、目の前のことをがんばって、ワクワクできる方向に少しずつベクトルを向けていければそのうち自信が持てるようになっているのではないかなと思います。

と言うことで皆で頑張っていきまっしょう!


ちなみに、技術方面でやっててよかったなーと思うものは、ピックアップした書籍だけですが良ければこちらも見てみてください。


最後に

最後に宣伝ですが、ITエンジニアの友達が欲しい!とか、将来を考えてコツコツ勉強してるけれど相談に乗ってくれる人がいればな、とか考えている人はTechCommitにも是非ご参加いただければなーと思っています。

皆が楽しくお仕事出来ますように!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?