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大切な「生命の鎖」 127

世界的に有名な栄養学者であるロジャー・ウィリアムス博士は、生命の維持のためには46種類の栄養素が バランスよく摂られていることが不可欠なことを提唱。この栄養素が協調して生命活動を維持している理論を
「生命の輪(鎖)」
という表現で示しました。
この輪は一つ一つの鎖が 結びつきながら、一つの輪を形づくっていると考えてみるとわかりやすいです。この鎖全体の強さ、つまり生命力の強さは協調性と相互作用によって保たれることが一つのポイントになります。

仮に45の鎖が強くても1つだけ弱い輪があれば、全体は切れてしまう。
このためウイリアムズ博士は生命の鎖は体に不可欠な栄養素がどれもバランスよく 摂られていなければ高い水準には維持できない、と説きました。
生命の鎖を構成する栄養素は9種類の必須アミノ酸、16種類のミネラル、20種類のビタミンなどだが、これらのどれにも絶対必要最低水準というものがあり、どの1つがその水準以下になっても不健康となったり病気となると提唱しています。
 
20種類のミネラル
ナトリウム、カリウム、クロール、カルシウム、マグネシウム、リン、硫黄、鉄、銅、マンガン、亜鉛、セレン、リチウム、クロム、ヨウ素、モリブデン、バナジウム、コバルト、ニッケル、フッ素、
 
18種類のビタミン
ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3(ナイアシン)、ビタミンB5(パントテン酸)、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、イノシトール、コリン、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンF、ビタミンH(ビオチン)、ビタミンK、ビタミンP(フラボノイド)、その他ビタミン(諸説あり)
 
8種類のアミノ酸
リジン、メチオニン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、スレオニン、トリプトファン
 <医学不要論より抜粋> 
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こちらも参考に↓

三大栄養素に加え、これらの栄養素はもっと重視されるべきでしょう。
なぜなら、三大栄養素は過剰なほどに人間は摂取しているからです。
野菜や果物に沢山ある栄養素、
しかしながら、農法が変わったのか土壌が変わったのか、現代の野菜や果物には栄養が極端に少なくなっているものが多いです。
国産にこだわることが、果たして正解なのかわからなくなってきています。
だからこそ、目に見える生産者とのつながりが益々必要になっていくでしょう。
また、食糧難が来ると言われている昨今、自分の庭先で食べれるものを収穫できるように育てること、プランターでも育てる方法など情報は沢山あふれています。
自分たち家族が補えるだけのものを、可能な限り自分たちの手で供給できるようにしたいものですね。

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