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右脳を無視してきた教育のこれから 66

右脳という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
右脳と左脳の機能を知り、右脳のすばらしさを少しでも広げたいと書いています。

名前は何となく聞いたことあるけどよくわからないという方には、以前書いたこちらをご覧ください👇


思考モード

人間の思考モードには二つあるといわれています。
1,言語によるもの
2,イメージによるもの

【言語による思考モード】

これは左脳に働き、抽象的で、分析的

【イメージによる思考モード】

こちらは右脳に働き、言葉よりも具体的で、ホリスティック的であり全体的
そして、時間的であるよりも空間的

イメージは限られた理解を超え、普遍的な知識の領域に触れる力を持っています。本来このような能力は誰もが潜在的に持っている能力ですが、それを伸ばすような教育を受けていないのが事実。
だからこそ、もう一度その大切な能力がつかえるように、イメージによる思考モードを訓練して取り戻すことをしましょう。

ここでは、言葉が大切ではないといっているんではなくて両方を使えるようになれば、自分の持っている100%を使うことができ遥かに能力が上がるということをお伝えしたいのです。
イメージと言葉、どちらも大切にしたいですね。

もったいない話

大脳皮質には140億の脳細胞があり、脳全体では脳細胞の数は1500億にもなるそうです。そして人間は、毎日一生懸命思考し決断しているように思えても、その中のたった3%しか使っていないとウィーン大学のコンスタンチン・フォン・エコノモ博士は言うのです。
脳細胞は外部からの刺激を受けることで、芽を出しそれが伸び枝となり、他の細胞から伸びた枝と繋がってシナプスを形成します。それによって脳細胞同志が互いに連絡しあい、連絡網を発達させることによって情報回路を開いていくという発達の仕方をしています。

カリフォルニア大学のジョージ・E・ボーゲン博士は、
「これまでの教育は、左右ある脳の左脳だけを教育し半分を残したままにしている。」
と右脳の能力を無視していることを指摘しています。
脳の活動を科学証明するPETでも、超能力者の脳では右脳を使っていることがわかりました。天才と凡人の差は、みんなが持っているであろう右脳を眠らせていることの違いだというのです。

右脳の働きは左脳の100倍

右脳と左脳では脳の働きがまるで違います。
左脳は非常にゆっくりしたリズムで動き、右脳は光速のリズムで動き超高速処理する自主性があります。これが創造性です。
つまり創造力は右脳にあります。想像力はスピードに関係し、イメージに関係があるからなのです。

右脳は瞬間に全体が見渡せる脳。
部分でしか見えない左脳では、ひらめきや直感はほとんど働かないのです。
全体を一目で見通すことができれば、直感的に誤りの部分を訂正したり正しく整えることができるようになるのです。
右脳にはイメージ性の記憶があるため、見たものを一瞬で写真のようにぱちりと脳に記憶させ、その写真を見て全体をはっきりと思い出すことができるのです。
またこの右脳は、0~6歳までは優位に働き、6歳からは右脳から左脳に生理的に移り左脳優位になります。
6歳までの子どもなら、簡単に引き出せる能力なのですね。

ならば、6歳過ぎたらダメか… いや、大丈夫です。
右脳が働くようにTrainingをすれば、イメージをちゃんと使えるようになりますから。

右脳の基本の働きはESP

「ESP」とは、感覚で情報を受け取る能力を言います。
この能力を基本として、人間はほかの能力を育てているのです。
1990年、ロシア科学アカデミーのユーリー・フォミンはESPが働く人体的メカニズムを発表しました。
人間の細胞にはIMS(情報管理機構)が働いているというのです。脳細胞に波動で情報を受け取る仕組みがあると発表したのです。
IMSはある状態のもので、距離に関係なく他の意識と瞬間的に連絡を確立できるというものです。
このIMSは胎児期に形成され、超能力やテレパシー、その他の不可能とされていた多くの現象が、IMSの存在によって説明がなされると理解されています。

左脳にはない右脳の機能

1,共振共鳴機能
2,イメージ化機能
3,高速大量記憶機能
4,高速自動処理機能

1は、外部から情報をすべて波動情報として受け取ること
2は、受け取った波動情報をイメージに変換して受け取ること
3は、大量に一度に受け取り記憶すること
4は、情報館に法則や原理を自得して超高速で情報を処理すること

例えばテレビは電波という波動で見ることができているし、世の中はすべて波動で成り立っています。「類は友を呼ぶ」と言いますが、波動の似通った人が自然に親しくなるという言葉。つまり、生活の中に当たり前に波動を使い触れていますね。

また、これ以上細分できないという究極の粒子、量子。
この両氏についてスティーヴン・ホーキング博士の言葉があります。
「量子とはそれ以上分解できない粒子であってそれは単位であって、その中で波動が発せられたり吸収されたりするものである」
全てのものは波動となって情報を伝えているのです。

21世紀は、波動科学の時代になるといわれています。
オックスフォード大学のロジャー・便ローズの言葉。
「心の働きは量子脳の働きによる。量子力学でいう波動の収束現象が脳の基本的活動である。脳を構成するニューロンの中で量子現象がおきている」

心の働きはテレパシーで伝わります。
テレパシーはすべての言語の心的共通原質言語なのです。
このようなエネルギーを自由に意識的にコントロールするようになるために、今までとは全く違った大脳の中枢機能を働かせることになるといわれています。

◆Trainingの一例
・200枚の絵カード記憶
・1000コマ記憶
・100ペグ記憶
・リンク記憶法
などなど

イメージには、映像・聴覚・味覚イメージなど五感の数だけイメージがあります。左脳の発達が悪い人ほど右脳記憶を育てることが楽です。逆に、左脳理論的思考力を高度に発達させた人ほど、右脳のイメージがする能力を損してしまいます。ちなみに、夢は右脳で見ています。夢とイメージは同じものなのですね。まさに右脳が作る映像現象ですね。

右脳教育に遅すぎるということはない

人間には新しい脳と古い脳があります。イメージは古い脳にもいつも豊かに流れますが、通常は新しい脳の抑制が強く表面に現れにくいのです。
表面の脳は左脳と右脳に分かれ、古い脳の働きは右脳に出る仕組みになっています。古い脳は素晴らしいの力を秘めています。
新しいのに働く意識が低下すると、古い脳のイメージが表面に浮かび出て前頭葉で映像化されるのです。
0~6歳までの右脳優位の時に右脳トレーニングを始めるのは、最も容易ですが、いくつになってからでも遅くはありません。
Trainingをして、古い脳が働きやすくすれば右脳がつかえるようになります。

訓練法

いくつかの訓練法を書いておきます。是非一つでもTrainingしてみてください。

1,色を出す訓練

この訓練でイメージが見えるようになる脳を作ります。
・一辺4~5㎝四方の、赤・黄・青の3色のカードを用意します
・赤色からじっと見つめては目を閉じ、残像を見つめます
・残像が消えたらまた目をあけて目をあけて色カードをみます。
 およそ20~30秒見つめてから目を閉じましょう。

ジッと見ていると自然に集中して、脳波がα波になります。すると自然にイメージが出やすい脳の状況が作り出されます。
はじめは残像がすぐ消えるかもしれません。何度もあきらめずに繰り返してください。何度も目を閉じても残像の赤色が消えにくくなったら、次は黄色のカードへと試みましょう。

・3色のカードが終わったら、目を閉じて赤をイメージすると瞼の裏に赤色のカードが出せるようにTrainingをします。

このトレーニングを一週間継続しておこなってみましょう。
すると、きっと自由に色を出すことができるようになってきます。

2,形をイメージで出す訓練

・○、△、□を紙に書きます。
・一つづつの形を20~30秒見続け、目を閉じてその形が残像で残るまで繰り返す。
・すべての形の残像が残るようようになり、イメージもできるようになれば、次に時計・コップなど身近なものを見て、残像Trainingを行います。

このように、1の色、2の形、そして身近なものをそれぞれ1っ週間づつ行えば、自由にイメージできるようになります。

★イメージが出せるようにするコツ

・「できない」という意識を必ずできるという意識に切り替えること
・やる前に冥想をして心を落ち着かせること
・ゆっくり深い呼吸をすること
・イメージをするときに目の前30~40㎝のところにスクリーンをイメージして「そこに出てくる」という意識を使う

こうしてイメージが出せるようになると、右脳記憶が育ちます。
記憶には
1,記銘
2,保持
3,想起
の三つがありますが、イメージ記憶ができるようになるとこの3つが楽になります。
・記銘が写真で写したように一瞬で行われます
・保持はイメージでいつでも再現できるように保存されます
・想起したいときはいつでも写真を見るようにイメージで再現されます

右脳記憶を色と形の残像訓練で引き出せるようになるのです。

3,眼球Training

以下の図1~3を自分で用意して訓練をはじめましょう。


眼球Trainingは眼球筋の働きを良くし、右脳を開くためのTrainingです。
眼球の働きを良くすると視野が拡がり、一目で見たものを網膜に収める範囲が広がります。
目には、上直筋・下直筋・内直筋・外直筋・上斜筋・下斜筋の6つの眼筋があります。
これらの機能をTrainingして写真記憶の力を育てましょう。

1)上下運動
・カード上の線を→に沿って上から下へたどります
・顔は動かさずに視線だけで追ってください。時間は10秒間。
・10秒間で30週できるようにしましょう

2)左右運動
・同じように左右にたどっていきます
・10秒間に30週できるようにしましょう

3)上斜・下斜運動
・同じように①②③④と線上をたどります
・10秒間おこないます

最初は数回かもしれませんが、根気よく繰り返し毎日練習すると30回が急にできるようになります。すると不思議なことがおこりだしますから、あきらめずに繰り返してTrainingしてください。
これが速読の基本となります。

ほんの一部のTraining紹介ですが、とっても大切な基本のTrainingです。是非やってみてくださいね。
風の時代に入ったといわれますが、まさにエネルギーの時代。
こんな右脳を使って、イメージを使って、人生を創造していきたいものです。使わずにしまっておくなってもったいないですからね。
ご自身の能力を存分に発揮して、使ってみてくださいね。

こんな體と心のレッスンをしているイノチの樹です。
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是非一緒に学んでいきましょう。

📍イノチの樹プロフリ
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