【マニピュレーターと映像】SMPTE (LTC)を用いた映像との同期について
おはようございます! いのちんです!
前回の記事では、実際にマニピュレーターとして参加させて頂いたLiveの記事をご紹介させて頂きました。
2020年後半は有客Liveが少なくなり、配信Liveが盛り上がった年でありました。
配信Liveだから臨場感が無い・・・。などと言われないよう、制作側は映像を駆使した演出を取り込んだりなど、Liveのフォーマットが変化してきたように思います。
前回のTHE BINARYのLiveでも、
・バンドとの同期
・照明との同期
・3Dスキンとの同期
・配信上の歌詞データとの同期
など、今まではバンドの音を補う役割としてのマニピュレーターが、配信ライブでの指揮者のような役割へと変化してきました。
イメージとしてはこのような感じで信号のやりとりが行われています。
特に、歌詞の表示や、アバターの同期などは繊細な同期が必要になるため、映像さんとどのように同期を行うのかはリハーサル前に確認する重要な項目になります。
今回は、実際にDigital PerformerにてSMPTE (LTC)信号を用いて同期した前回のLiveの設定を紹介いたします。
実際に同期を行おうとして困った点など、この続きでご紹介させて頂きます。
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